ソフトバンクグループ（企業）

2019年9月28日 2020年8月11日

ソフトバンクグループとは

ソフトバンクグループ株式会社は携帯電話で有名なソフトバンクやインターネット関連会社などの株を保有する持ち株会社である。通信事業やインターネット関連事業のほかに、プロ野球チームのソフトバンクホークスもグループ内の関連会社として保有している。

概説

ソフトバンクグループは孫正義が1981年に日本ソフトバンク株式会社を創業したのが始まりである。
創業当時はパーソナルコンピューター用のソフトの流通業やパソコンの専門雑誌などパソコンに関する情報や流通に関する事業をメインに行なっていたが、1987年に孫正義の出資していた株式会社日本データネットがLCRという最適の通信会社を自動的に選別するシステムを開発したことで、多くの資金が集まりソフトバンクは大きく成長していくことになる。
1996年にはアメリカのYahoo!と共同出資しヤフー株式会社を設立、2003年には通信会社であるソフトバンクBB株式会社、2006年にはボーダフォンを買収して携帯電話事業に参入とインターネットやITの広がりに呼応してどんどん事業を拡大させていった。
またソフトバンクは多数の企業を保有しており、大きく分けてソフトバンク事業、アメリカの通信会社であるスプリント事業、Yahoo!事業などが挙げられる。
その他としてはソフトバンクは投資会社としての側面も強くあり、多様な企業の株式も大量に保有している。保有している株の中でも取り分け中国のアリババはまだ会社が小規模の頃に出資しており、その後同社が大きな成功を掴んだ事もあり、ソフトバンクは大きな利益を得ることに成功している。他ではウーバー、ヤマダ電機や吉本興業といった有力企業の株なども保有している。
ソフトバンクは人々のイメージとしては携帯電話等のIT通信サービスで有名だが、近年では前述した投資会社としての側面を強く打ち出しており、ビジョンファンド、デルタファンドという投資ファンドに大きく関わっており国内外の有力企業への投資を強めている。

展開する主なサービス

ソフトバンク・ビジョン・ファンドおよびデルタ・ファンド事業
ソフトバンク事業
スプリント事業
アーム事業
ブライトスター事業
その他

主な株主

上位株主および株式数（2020年3月末時点）
調査日：2020年8月11日

株主	株式数（比率）
孫正義	439,409株（21.25%）
日本マスタートラスト信託銀行（信託口）	211,993株（10.25%）
日本トラスティ・サービス信託銀行（信託口）	121,332株（5.87%）
JP MORGAN CHASE BANK	58,990株（2.85%）
J.P. MORGAN BANK LUXEMBOURG S.A.	37,678株（1.82%）

会社情報

会社名	ソフトバンクグループ株式会社
設立	1981年9月3日
本社所在地	東京都港区東新橋1-9-1
事業内容	純粋持ち株会社（グループ内事業：ソフトバンク・ビジョン・ファンド等SBIAの運営するファンド事業、ソフトバンク事業、アーム事業、ブライトスター事業、その他）