補助記憶装置

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補助記憶装置とは

補助記憶装置はデータを保存しておくために使われる記憶領域のことで英語でストレージ(Storage)という用語としても定着している。具体的には端末におけるメインの記憶領域であるメモリを補助するための記憶装置であるHDDSSDなどが該当する。メモリはコンピューターにおける一時的なデータの記憶媒体になり、電源を切ってしまうと内容は消失してしまう。またメモリに保存して置ける領域自体も少ないため、まとまったデータを保存しておくためには別の機器が必要となり、それが補助記憶装置にあたる。

概説

補助記憶装置はパソコンやスマホなどの端末において様々なデータを保存しておく領域で頻繁にアクセスされるため、サイズや性能が重要になっている。特にテキストやエクセルなどのデータファイル、画像や動画、音楽ファイルなど自身で保存した物以外、例えばOSやアプリケーションをインストールする際にも、保存場所は補助記憶媒体になるため、実質的には電子機器を作動させるためには必須の装置になっている。

補助記憶装置の種類としては、PCに内蔵されるハードディスクドライブが主になり、同じく記憶媒体であるフロッピーディスクやUSBメモリなどは単なる記憶装置と呼ばれている。

また補助記憶装置は当初僅かなサイズしか保存できなかったが、携帯電話・スマートフォンの普及で補助記憶装置の需要が大きく高まった事や、それによる開発により進化が加速されたことで、大容量化が実現し現在では一昔前と比べて非常に多くのデータを格納する事が出来るようになっている。さらに現在ではSSDなど当初はメモリとして活用されていた機器も補助記憶装置として活用するケースも増えており、性能の向上によりPCやスマホなどの端末操作は高速化・大容量化が進んでいる。

他では半導体の進化は一方で小型化をもたらし、持ち運びができるポータブルタイプの補助記憶装置も数多く登場するようになった。これにより更に多くの場面で補助記憶装置が活用されるようになっている。

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