ストライサンド効果とは
ストライサンド効果（streisand effect）は自身にとって都合の悪い情報を隠蔽しようとした結果、その行為が注目を集めてしまい余計に注目を浴びてしまうこと。
特徴
ストライサンド効果はアメリカの女優であるバーブラ・ストライサンドが自宅の画像がインターネット上に公開されたことに対して裁判を起こしたが、その結果より自宅の場所が知れ渡ってしまったという点から、半ばミームのような形に知れ渡ることとなった用語。
ストライサンド効果はインターネット空間で言及されることがしばしばあり、その理由としてインターネット空間ではキャッシングなどの技術により多くの情報が残り続けるという特性から情報を完全に消し去ることが極めて困難である点が考えられる。
そのため、近年では都合の悪い情報に関しては秘匿・隠蔽するのではなく、その行為や慣習などに対して謝罪したり是正することで事態の鎮静化を図ることも多い。