
吊り橋効果とは
吊り橋効果(吊り橋理論)とはカナダの心理学者ドナルド・ダットン(Donald Dutton)とアーサー・アロン(Arthur Aron)が行った心理学に関するテストおよびそれによる効果のこと
特徴
吊り橋効果は一般的に恋愛に関する理論としても語られており、この理論によれば危険なシチュエーション、難しい局面を共にすると相手に対しての関心が大きく高まるとされる。
吊り橋効果を測るためのテストは吊り橋の途中に女性を待機させた状態で男性を渡らせ、途中男女が出会った際に女性が質問をして後日連絡があるかを測るものであった。この実験を高く、揺れる橋と頑丈な橋の2つで行われ、結果は高くて揺れる橋の方が電話で連絡することが多かったというもの。
この結果から、何らかの体験を通じて緊張するシーンなどを共にすることで、アドレナリンが出たり、心拍数が上がることにより、脳が身体的な緊張感を魅力的な異性に対する緊張と錯覚することが起こるのではというように考えられる。