Tile

Tileとは

Tile(タイル)は落とし物などを探すために持ち物に取り付ける追跡タグ製品。アメリカのカリフォルニア州サンマテオにある会社Tile社が開発した。

概説

TileはGreen Hills Softwareで同僚だったマイク・ファーリー氏とニック・エヴァンス氏が共同で2012年に立ち上げた会社。もともとはサイドプロジェクト的な形で開発は進んでいたが、両者が所属会社を退職して独立すると、クラウドファンディング「Selfstarter」で260万ドルを調達し事業を軌道に乗せた。

クラウドファンディングは大きな反響を呼び、続いてVCなどからも出資を受けて資金を集め、開発を進めることが出来るようになった。製品の開発が進んだことで事業規模は更に拡大し、2018年には元GoProエグゼクティブのCJ ProberがCEOに就いている。なお同社は2021年10月にアメリカのIT企業であるLife360に買収されている。

特徴

Tileの特徴はアプリとタグを紐づけて管理することが出来る点になる。また、通信にはBluetooth 4.0を使用しており、GPSを使うことでタグの位置情報を取得し紛失した場所を特定出来るようになる。

さらにタグに付いているスピーカーから音を出すことも可能で、近距離の場合は便利。また、Tileを複数で管理することも可能で、誰か一人だけではなく複数人で確認することができる。
Tileは小規模事業者であるがゆえに複数の企業とのTile内蔵製品を開発している。日本においては三井住友カード Tileが開発されており、これはTileの機能を併せ持つクレジットカードとなる。

通常提供されている製品は以下の通り

・Mate(2022)サイズ:38mmx38mmx7.2mm
・Pro(2022)サイズ:59mmx34mmx7.7mm
・Slim(2022)サイズ:54mmx86mmx2.5mm
・Sticker(2022)サイズ:27mmx8.2mm

免責事項

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