東京都

東京都とは

東京都(とうきょうと)は日本の首都であり、政治・経済・文化の中心となる都市。区画は中心となる23の特別区とそれ以外の39の市町村から成る。

概説

東京都は2022年7月1日時点でおよそ1403万人もの人口を抱える巨大な都市で、多くの企業、学校、施設、繁華街等が存在している。また鉄道や地下鉄、バスといった公共交通機関も発達しており、特に23区内におけるこれらの交通機関のカバー率は非常に高い。
区画としては山手線の内側に著名な施設が立ち並んでおり、この範囲は地価なども非常に高いエリアになっている。
一方で、特別区である23区外であれば自然あふれる市町村も存在しており、八王子市などは東京都に属しているが住宅や建物が密集する東京中心部とは全く異なる景観を示している。

歴史

東京都が誕生したのは1943年7月からだが、東京という名称は1868年より使用されており、江戸時代の末期に江戸を東京と改名した所から始まった。
当時は現在の名称である東京都ではなく東京府という名称であり、この名称は前述した1943年まで続いた。なお東京府の府庁所在地は、こちらも過去存在していた現東京都東部に位置する東京市で、東京市もまた1943年まで存在していていた。他では1893年に三多摩地域が神奈川県より譲渡され、東京に編入している。
1943年には第二次世界大戦における中核都市としての機能強化を図るために東京府と東京市が合併し現在の東京都が誕生している。

なお、東京都の区は元々1878年には15区6郡として存在しており、その後1932年に35区に再編成し、現在の23区に編成されたのは戦後の1947年になってからになる。
人口に関して言えば東京は2020年まで直近の24年間において連続で人口が増加し続けており、少子高齢化の影響により日本全体で人口の増加が伸び悩む中、東京および周辺都市圏への流入が止まらない事がしばしば問題視されることがある。
また東京には多くの企業・学校が拠点を構えていることもあり、東京への通勤・通学時には電車に多くの人が乗車するため満員電車が常態化しており、こちらも問題視される事がある。

見どころ・観光名所

東京都の主な観光名所は以下の通り

世界遺産

国立西洋美術館
小笠原諸島(父島)

その他

  
アメヤ横丁
井の頭恩賜公園
お台場
上野恩賜公園
上野動物園
歌舞伎座
歌舞伎町
国営昭和記念公園
国技館
国立新美術館
国立競技場
渋谷スクランブル交差点
新宿ゴールデン街
新宿御苑
隅田公園
浅草寺
高尾山
竹下通り
東京スカイツリー
東京スタジアム
東京タワー
東京ドーム
東京都庁
仲見世商店街
日本武道館
三鷹の森ジブリ美術館
明治神宮
明治神宮野球場
森美術館
レインボーブリッジ
六本木ヒルズ
代々木公園
他多数

市区町村

東京都を構成する市区町村は以下の通り(2020年5月時点)

千代田区
中央区
港区
新宿区
文京区
台東区
墨田区
江東区
品川区
目黒区
大田区
世田谷区
渋谷区
中野区
杉並区
豊島区
北区
荒川区
板橋区
練馬区
足立区
葛飾区
江戸川区

八王子市
立川市
武蔵野市
三鷹市
青梅市
府中市
昭島市
調布市
町田市
小金井市
小平市
日野市
東村山市
国分寺市
国立市
福生市
狛江市
東大和市
清瀬市
東久留米市
武蔵村山市
多摩市
稲城市
羽村市
あきる野市
西東京市

瑞穂町
日の出町
檜原村
奥多摩町

村(大島)

大島町
利島村
新島村
神津島村

村(三宅)

三宅村
御蔵島村

村(八丈)

八丈町
青ヶ島村

村(小笠原)

小笠原村

主なデータ

総人口:14,036,078人(2022年7月1日時点)
人口の多い区:世田谷区・939,125人(2022年7月1日時点)
人口の多い市町村:八王子市・580,235人(2022年7月1日時点)
総住宅戸数:7671600(2018年)
土地利用状況:宅地・58.4%、道路等・22%、公園等・6.5%等(区部、2018年5月時点)
平均気温:16.4度(2019年、八丈島・父島は除く)

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