東京スタジアムとは
東京スタジアム(とうきょうすたじあむ)は東京都府中市に位置する多目的型のスタジアム。サッカーだけではなく、ラグビーの国際試合なども開催され、2019年に日本で行われたラグビーW杯では会場として使用されており、日本戦や3位決定戦など多くの試合が行われた。
概説
東京スタジアムはもともと1982年に東京都長期計画で武蔵野の森総合スポーツ施設の建設を発表したことに端を発し、2000年10月11日に竣工、翌2001年3月10日に開場した。サッカーJリーグに所属するFC東京と東京ヴェルディのホームスタジアムになっている。2003年に味の素が命名権を取得し、味の素スタジアムという略称となって以降は同名称で親しまれている。
東京スタジアムは比較的新しい部類に入るスタジアムで、Jリーグクラブが使用していることからそれが目的で建てられたと思いがちだが、当初は2013年に行われた国体の主会場を想定していた。そのため、陸上競技場としての設計になっていたが陸上競技場としても補助グランドの整備が進まなかった。
なお、スタジアムの造りは上層(20,600席)と下層(29,370席)の2層式になっており、合計で49,970席を誇っている。
また、東京スタジアムは、使用目的がスポーツだけに限定されず野外コンサートやフリーマーケットの会場にもなっている。
さらに、ロケーションも良いためドラマやコマーシャルの舞台としても使用され、仮面ライダーシリーズや相棒のロケーションとして同スタジアムが使用された。
交通・アクセス
東京スタジアムの電車での最寄り駅は、京王線の飛田給駅になり、駅からは徒歩5分程度でスタジアムに着く。また試合などのイベント開催時には京王線は特急や急行列車も飛田給駅に臨時停車する場合があり、駅構内や車内でアナウンスがある。
また、スタジアムの目の前にはバス停もあり、バスを利用する際は京王線調布駅北口から乗車し、京王バス東「調33」系統「味の素スタジアム入口」で下車する。
また、西武多摩川線多摩駅から、「飛01」系統で「味の素スタジアム南口」で下車してもアクセスすることが可能。
施設情報
正式名称 | 東京スタジアム |
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住所 | 東京都調布市西町376-3 |
アクセス | 京王線飛田給駅徒歩6分 西武多摩川線多磨駅徒歩20分 |
収容人数 | 48,955人 |