東京タワー

東京タワーとは

東京タワー(Tokyo Tower)は東京都港区芝公園に建つ総合電波塔のことで、東京屈指の観光スポットの一つ。なお、正式名称は日本電波塔になり東京タワーは愛称になる。運営・管理は株式会社TOKYO TOWERが行なっている。

概説

東京タワーが建設されたのは1958年12月になり、目的としては当時行われていたテレビ放送の電波の乱れを解消するために、電波塔を一元化して管理することが求められそれに応える形で建設が決定している。なお、建設にかかった期間は1年半と驚異的なペースで行われ、12月23日に竣工式が行われた。

愛称に関しては1958年10月9日に東京タワーの愛称が決定しているが、公募によるものであり、全部で8万6269通の応募があった。中でも数が多かったものは「昭和塔」、その他には「日本塔」や「平和塔」、「宇宙塔」や「プリンス塔」などの応募もあった。時代を反映した名称が多く寄せられており、決定した東京タワーの応募は223通であった。

なお、東京タワーの設計者は内藤多仲で建築設計事務所は日建設計。内藤多仲は建築構造技術者・建築構造学者で、当時数多くの鉄塔の設計を手掛けており、塔博士と呼ばれている。

東京タワーの特徴

東京タワーの特徴としてあげられるのは高さで333メートルの高さを誇り、地上16階、地下2階である。なお、人が立入れるエリアの高さとしては地上150mにあるメインデッキ、250mの高さにあるトップデッキがそれぞれ設置されている。

メインデッキには、カフェやグッズを販売するショップがある。またメインデッキ1階部分には、スカイウォークウィンドウ、カフェ、クラブ、エレベーターがあり、そのスカイウォークウインドウに床部分がガラスになっている箇所があり、地上を眺めることができるようになっている。

メインデッキ2階部分には、東京タワーのオフィシャルショップ、タワー大神宮、東京タワーデザインポスト、トップデッキゲート、エレベーターがある。ちなみに東京タワーデザインポストに投函をすると、東京タワー風景入日付印が押印される。切手やポストカードはオフィシャルショップで販売されている。

一方の250mにあるトップデッキに登るためには、予約制のトップデッキツアーに参加する必要がありもし参加希望の場合はあらかじめ予約しておくと良い。トップデッキからは風景の他にジオメトリックミラーという、鏡を幾何学的に組み合わせたインテリアがあり、あらゆる方向の景色を映し出していることなどが見所になる。その他にもツアー参加者へのドリンクサービス、音声ガイド、写真撮影、レンタルスコープなども用意されている。

なお、同施設にはフットタウンと呼ばれるお土産ショップがあり、ここには、チケットカウンター、アトラクションテーマパーク、東京タワーオフィシャルショップなどがある。メインデッキから帰る際にフットタウンに立ち寄ることができるためここでお土産を買う人も多い。

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