鳥栖スタジアム
鳥栖スタジアムは佐賀県鳥栖市にあるスタジアムでJリーグクラブチームサガン鳥栖の本拠地として使用されている。
概説
鳥栖スタジアム1996年5月に開場しており、元はJR鳥栖駅の操車場跡地などであったところに建てられた。現在まで数多くの試合が行われており、老朽化している部分を少しずつ改修しながら現在にまで至っている。
スタジアムの改修費用の捻出にはサガン鳥栖のメインスポンサーの一つが地方創生応援税制を利用して、スタジアムを管理する鳥栖市を支援することになったことや、ネーミングライツによって賄われている。
ネーミングライツ自体は2006年から導入されており、現在は駅前不動産スタジアムを略した駅スタという愛称がある。それ以前は、長くベストアメニティスタジアム、略してベススタという愛称で親しまれていた。
また鳥栖スタジアムのメインスタンドとバックスタンドの支柱の形は鳥栖市内で発掘された弥生時代の細形銅剣からヒントを得て作られている。
スタジアムの設備としては2層、3階建ての構造になっておりどこから見てもピッチが良く見えるように考えて造られている。また、スタンドの傾斜は40度ほどもあり、ピッチとの距離感も近く臨場感を感じながら試合を楽しむことが出来る。なお、収容人員は25,000人程。
アクセス
鳥栖スタジアムへのアクセスとしてはJR九州鹿児島本線か、長崎本線の鳥栖駅から徒歩3分。また、新幹線を利用する場合は新鳥栖駅まで新幹線を使い、そこから西鉄バスの鳥栖駅行きに乗れば10分ほどで到着する。
なお、車でも来訪は可能だが、一般用の駐車場には限りがあり、交通渋滞などもあるため、公共交通機関の利用が推奨されている。