トライ(ラグビー)

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トライとは

トライはラグビーにおける得点方法の一つで、対戦相手の陣地におけるインゴールライン内(ゴールライン上も含む)に味方の選手がボール置くことで成立する。由来はtry at goalで現在は略されて使われている。

特徴

トライはラグビーの試合(ラグビーユニオン)において最大の加点が出来るプレーになり、1トライにつき5点が加点される(ラグビーリーグでは4点)。またトライを獲得した位置から延長線上にてコンバージョンキックを行うことが出来る権利を有する。コンバージョンキックも成功させると2点が加点されるため1プレーで合計7点を獲得できる。また大会によっては1試合で4トライ以上を取るとボーナスポイントを獲得することが出来ることがある。

トライが成立する条件は厳密に言えばボールを手か腕で抱えている状態で地面に接すれば良い。またインゴール内にボールが転がっている時などは、そのボールを手・腕・首から腰の間を使って抑えることで認められる。認められるエリアはゴールラインを含むインゴールエリア内だがタッチインゴールラインとデッドボールライン上は含まれない。

またトライを行うプレイヤーに対して守備側がファウルを犯した場合、そのファウルが無ければトライが発生していたと審判が認めた場合は認定トライ(ペナルティトライ)として実際にボールをインゴール内にタッチせずともトライが認められる。またその際にはコンバージョンキックを行う必要がなく7点が加点されるため、守備側としてはピンチの際には相手の認定トライに気を付けるべき状況になる。

なお、トライに際しては慌てて手放してボールが接地してしまうとノックオンを取られてしまうこともあり、サイドライン際のプレーでは相手の体勢を崩すようにタックルし攻撃者に対しボールをホールドさせないように仕向けるディフェンスも見受けられる。

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