ユニチカ
ユニチカは、本社を大阪と東京に構える高分子、繊維、無機材料技術を中心に開発を行う繊維メーカーである。設立は綿花の栽培地でもあった兵庫県の尼崎になる。
概説
ユニチカは、1889年に創業した『尼崎紡績』がはじまりである。1918年以降は日本における三大紡績のひとつと呼ばれるようになり、社名も『大日本紡績株式会社』に改名される。その後、ナイロン繊維やガラス繊維の生産も行うようになり、1964年に社名を『ニチボー』に改称される。1969年に日本レイヨン株式会社と合併し、『ユニチカ株式会社』が発足される。
80年代に入ると、ポリエステルフィルムの『エンブレット』の生産や、オレフィン系スパンボンド不織布『エルベス』の開発を行うようになる。90年代には、コットンスパンレース不織布『コットエース』の生産や、ナイロン系複層フィルム『エンブロン』の生産・販売を開始する。2010年には、世界最高レベルの性能の耐熱ポリアミド『XecoT/ゼコット』の開発に成功し、現在も開発に力を入れている。
ユニチカは、暮らしと技術を結ぶことによって、社会に貢献することを経営理念に掲げており、未来に選ばれ続ける企業となることが目標である。そして、『機能素材メーカーとしての基盤強化』、『企業体質・株主資本の強化』を経営方針に掲げており、企業価値を高めることで人々の生活に貢献している。
展開する主なサービス
高分子事業
機能材事業
繊維事業
関連会社等
商社
ユニチカトレーディング(株)
高分子事業
日本エステル(株)
テラボウ(株)
(株)コソフ
ユーシーエス(株)
ユニチカグラスファイバー(株)
(株)ユニオン
ユニチカスパークライト(株)
(株)アドール
繊維事業
大阪染工(株)
ユニチカスピニング(株)
ユニチカメイト(株)
(株)上條精機
ユニチカガーメンテック(株)
ユニチカテキスタイル(株)
その他事業
ユニチカ設備技術(株)
(株)ユニチカテクノス
会社情報
会社名 | ユニチカ株式会社 |
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設立 | 1889年6月19日 |
本社所在地 | (大阪本社)大阪府大阪市中央区久太郎町4-1-3 大阪センタービル、(東京本社)東京都中央区日本橋本石町4-6-7 日本橋日銀通りビル |
事業内容 | 高分子事業(フィルム、樹脂、生分解材料)、機能資材事業(機能材、不織布)、繊維事業(繊維)、その他事業(プラント・技術輸出) |