バン

バンとは

バン(Van)という車の名称の由来は英語のキャラバンからきており、輸送中に盗賊から品物守る組織という意味がある。バンはそこから「安全に品物を運ぶ車」という意味に転じている。他にはルーフ(屋根)つきの車という意味もある。

バンの概要

自動車のカテゴリーの一つであるバンはキャラバンより自動車になりワンボックスカーとして発展する。ワンボックスカーから、さらに乗員の移動や快適性に特化した乗用車がワゴンになり、荷物の移動に特化した商用貨物車がバンになる。なおアメリカでは、大型のトレーラーや鉄道でも、荷物を運ぶ箱型の車であれば総じてバンと呼ばれている。
日本で初めてのバンの登場は、1960年に日野自動車が発売したコンマースといわれている。その後、1966年小型ワンボックスバンとしてマツダから発売されたボンゴが大ヒットする。これにより「バン」という自動車のカテゴリーが一般に浸透するきっかけになる。翌年、現在のバンの代名詞ともいうべきトヨタハイエースが発売される。さらに1973年には日産キャラバンが発売される。これにより日本が世界に誇る二大バンが遂に出揃うことになる。
この2モデルはグローバルでも現在人気を競っている。

バンの特徴

現在では商用貨物車として位置づけられているバンだが興味深い様々な特徴を持っている。バンの大きな特徴は、車内が広く容積量が高いことから、多くの荷物を運ぶことができる。座席はフロントシートとリアシートが搭載されているが、リアシートを折り畳むことで荷室を完全にフラットにすることができる。またバンは、軽自動車バン、ライトバン、普通車バン、ワイドバンなど小型から大型まで幅広いラインナップがそろっている。

さらにバンは応用性が高く、様々な用途に多目的に使うことができる。
例えば救急車、小型バス、キャンピングカー、店舗型カーなどにリフォームが自由自在にできる。またプライベートユースとしても使い勝手が良く、キャンプ、サーフィン、サイクリング、レジャーなどのアウトドアに関して高い利便性を発揮する。バンの駆動装置は、ガソリンエンジン、ディーゼルエンジン、電気モーターなどバリエーションに富んでいる。ただし現在のところハイブリッドカーは発売されていない。

さらにバンは商用貨物車であることから車体の耐久性が高く、一般的な乗用車よりも総走行距離が長く走れるように設計されている。またバンは中古車市場で人気があり、トヨタハイエースは中古でも高く売ることができる。ただしバンは貨物車であることから、一般的な乗用車と比べると燃費は良くない傾向にある。さらに車高が高いことから、背の低い人や小さな子どもは乗り降りに不便な車と言える。

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