ウェブブラウザ
ウェブブラウザとはウェブサイトを閲覧するために使用するアプリケーションのこと。パソコンやスマホには予めプリインストールされていることが殆どで、代表的なウェブブラウザにGoogle ChromeやEdge、Safariなどがある。
概説
ブラウザは世界初のウェブブラウザであるワールドワイドウェブを発端とし、その後Netscape Navigator、Internet Explorer、Google Chromeといった具合にトレンドが移り変わっている。
とりわけInternet ExplorerはWindows OSを開発したマイクロソフト社がPCにプリインストールさせることで、パソコンの標準的なブラウザとして多くの利用者を獲得し1990年代以降にインターネットが世界的に普及していく中で大きな影響を及ぼした。
その後、2000年代以降では検索エンジンとしてGoogleが台頭し、彼らが開発したGoogle Chromeの普及が進んだことによりInternet Explorerのシェアは減少していく。またスマホが大きく普及するとiPhoneに搭載されているSafariやGoogle Chromeの勢いは顕著に表れInternet Explorerのシェアを大きく奪うようになった。
2020年4月現在ではGoogle Chromeのブラウザシェアが他を大きく引き離しているが、一方で個人情報やセキュリティが世界的に重視されるようになり、ブラウザとしてもその分野に注力していく流れがある。
特徴
ウェブブラウザの主な機能はオンラインに接続されたウェブページの情報の取得および表示で、バー等にURLを入力することで該当のページからソース(HTMLファイル、画像ファイルなど)を取得し、それらを解析した上で記述されている情報を画面に表示させる。
また、URLを都度入力しなくてもアクセスが行えるようにしたブックマーク機能を始めとして様々な副次的機能を有しているものが多い。
近年ではブラウザの機能改善が進んでおり、httpsでの閲覧が可能になり、キャッシュやCookieの機能を活用した自動入力などの入力を簡略する機能に対応するなど、ウェブサイトのニーズに即した形で進化するケースが多い。
またGoogle Chromeなどではブラウザ本来の機能改善に加えて独自のブラウザアプリケーションを拡張機能という形で導入する事が可能で、多くのプログラムが開発・提供されている。
代表的なブラウザ
現在多くの端末で利用されているブラウザは以下の通り
Google Chrome
Safari
Firefox
Microsoft Edge
Internet Explorer
Opera
DuckDuckGo
Brave