筋力トレーニング

筋トレとは

筋トレは筋力トレーニングの略称でウェイトトレーニングとも言う。体の筋肉を増強するために行われる運動のことである。運動のタイプとしてはジョギングや水泳などのように、体を長時間動かす運動とは違い、筋肉に強めの負荷をかけて行われる場合が多い。

特徴

筋トレでは1回の負荷に対して、短時間で終了するやり方がよく利用される。数回反復したものを1セットと数え、休憩を挟んで2セット、3セットと行われるケースの他、1回の負荷を長めにキープし、休憩を挟んで再び負荷をかけるケース、1回のみで終了するケースなど、様々な種類・タイプが存在する。負荷のかけ方として、自重と道具を使った2種類の方法が一般的。自重は自分自身の体重を利用して筋肉に負荷をかける方法で、道具を用意する必要がない。道具を使う場合には、ダンベルやバーベル、トレーニングマシンが用いられる。鍛える筋肉は、速筋と遅筋に分別される。速筋は瞬発力をもたらし、筋肉を太くするのに向く。遅筋は太くなりにくいが、持久力を鍛える。それぞれの特性を知った上で、運動パフォーマンスの向上や理想とする体型に近づけるため、健康のためなど、目的に合わせながら本人の現在の筋力・体力レベルを考慮しつつ実施する。

種類・タイプ

前述した速筋と遅筋の鍛え方として、反復回数の違いがある。速筋は回数を少なめにし、高い負荷をかけるタイプのトレーニングが有効とされ10回以下で限界を感じるような方法の他、15回以下で限界を感じる中程度の負荷も速筋向けのトレーニングである。

一方の遅筋は低負荷のトレーニングが有効とされており、20回以上反復できる程度の負荷が適している。ダンベルやバーベル、トレーニングマシンなど重い道具、反発力の強い道具を使った無酸素運動で速筋を鍛える。体に素早く負荷をかけることができ、瞬間的に筋肉の力を引き出せる効果を持つ。大胸筋を鍛えるダンベルプレス、バーベルベントアームプルオーバー、背筋を鍛えるダンベルデッドリフト、バーベルベントオーバーロー、三角筋を鍛えるダンベルショルダープレスなどの種類がある。自重で速筋を鍛える場合、ジャンピングスクワット、バウンディングなどが有効。遅筋のトレーニングはヒップロールやフロントブリッジ、バックエクステンションなど、自重を使ったものが有効だが、道具を使っても構わない。この場合には、20回以上の反復ができる程度の重さのダンベル、負荷の弱いトレーニングマシンを使うようにする。

免責事項

用語集ドットコムでは記事の内容が正確であるように努めておりますが、掲載されている情報はその内容を保障するものではありません。そのため当サイトの情報やその利用によって発生する損害・損失に対しては一切の責任を負いかねます。また、利用に際してはこの免責事項に同意するものとみなしますのでご理解ください。

コメントを残す