吉野家(飲食店)

吉野家とは

吉野家は株式会社吉野家ホールディングスの子会社である株式会社吉野家が運営する外食チェーン店。株式会社吉野家ホールディングス自体は、牛丼事業を中心にしつつ、他の外食産業も展開している企業になる。飲食事業会社・関連会社としては、ステーキのどん、ピーターパン、一口茶屋、京樽、海鮮三崎港などがある。

概説

吉野家は1899年創業と長い歴史を持つ企業で、当時は東京の日本橋にある魚市場に店を構えていた。戦後は東京の大空襲により店舗を焼失したものの、屋台から再び営業を再開させ、1952年頃には24時間営業を開始させていた。その後1958年に株式会社吉野家が設立され、1968年には多店舗展開を図っていく。ただし吉野家は店舗が順調に拡大する一方で負債も抱えるようになり、1980年7月には会社更生法を申請し、セゾングループの支援の元で再建を目指すことになる。
その後、1990年代以降は牛肉の輸入自由化やデフレの影響もあり、低価格路線に舵を切った吉野家は時代背景も後押しし順調に店舗をさらに拡大させていくことになる。
なお、2003年に米国でBSEに感染した疑いがある牛が発見され、吉野家も一時は牛丼の販売を自粛するなどの対応を取ったが、その後、販売を再開させ店舗も通常営業を行っていった。
なお、吉野家は現在では国内のみならず国外にも多数店舗を出店しており、国外ではフィリピン、中国、台湾、アメリカ、マレーシア、インドネシア、カンボジアなどにも店舗を展開している。

特徴

吉野家の最大の特徴は低価格の牛丼になるが、牛丼以外にも鍋膳、から揚げ、ミックスフライ、定食、鰻重、カレー、豚丼、ベジメニューなどが用意されている。

また近年では高たんぱく・低糖質を売りにしたライザップ牛丼や血糖値に着目したサラシア牛丼など、健康志向のメニューが登場している。
牛丼のサイズは、小盛、並盛、アタマの大盛、大盛、特盛、超特盛があり、超特盛牛丼1杯のカロリーは1169calとなっている。また朝4時から昼11時までは朝ごはんメニューが販売されている。朝ごはんメニューは、白米・味噌汁・のりがどのセットにも含まれており、焼き鮭、しらすおろし、納豆など各定食を選べるようになっている。サイドメニューとして、納豆、鮭、のり、塩鯖がある。

また、吉野家ではテイクアウトも行っており、スマホや電話から予約をすれば待ち時間なしで商品を受け取ることができる。
その他では、UberEats出前館を利用してデリバリー注文をすることができ、フードデリバリーサービスで自宅やオフィスなどに配達してもらう事が可能になっている。

会社情報

会社名 株式会社吉野家
設立 2013年12月26日
本社所在地 東京都中央区日本橋箱崎町36番2号 Daiwaリバーゲート18階
事業内容 国内外の吉野家のチェーン展開
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