ズーム

Zoomとは

Zoom(ズーム)はアメリカのZoom Video Communicationsが開発・提供しているビデオ会議用のアプリケーションで、インターネット環境を活用してオンラインビデオ通信が出来る。

概説

Zoomは2011年にシスコシステムズに買収されたWebExのチームのメンバーであったエリックユアン氏により設立され、サービス自体は2013年より開始されている。
その後Zoomは様々な企業とパートナシップを結びながら機能を拡張させ、利用者を増やしていった。また成長の過程において資金調達も順調に進み、2019年3月にはNASDAQに上場を果たすことになる。

さらに2020年に入るとコロナウイルス感染症(COVID-19)の世界的な流行によって多くの企業が自宅待機およびリモートワークを推進するようになり、オンライン業務におけるビデオ会議の需要が急増したことにより、世界各地でZoomに注目が集まり、多くの企業が採用したことで一気に普及が進んでいる。
また、急増するトラフィックに対して環境面を強化させるため、Zoomは米オラクル社のクラウド基盤を利用することを発表している。

特徴

Zoomの特徴はビデオ会議を行う際にアカウントが無くても参加できる(※自身が主催となって会議を開く場合はログインが必要)という簡便さが挙げられる。通常のビデオ通信においては予めアカウントを作成した上でIDなど共有しURLを管理者が送り、そのURLをクリックすることでビデオ会議に参加出来る仕組みが多い。一方、ZoomではURLを設定した人間が送るだけで参加者はそれをクリックするだけ(参加者もZoomアプリの事前インストールは必要)で参加が可能になっている。
Zoomには録画機能があり会議自体を録画しておくことで、議事録が不要で、後から振り返ることも容易になり、また欠席者にもフォローすることが簡単になった。

また、ZoomはWeb会議へ同時に100人(オプションにより1000人まで参加可能)まで参加することが可能で、画面上にてテキストや画像、なども共有が可能。かつ、データ通信量も低いためコストも低く、回線も安定している。
他ではブレークアウトルームという会議参加者をグループごとに一旦分けて個別のミーティングルームにすることが可能な機能がある。これにより話の展開によって、個別に相談したい時などでも対応が可能になる。

Zoomはビジネスシーンにおいて様々な機能拡張や改善を行ってきたという歴史もあって、よりビジネスで活用するシステムとして最適化しており、この点も企業において導入が積極的に進んでいる理由として挙げられる。
他ではパソコンに限らずiOSやAndroidにも対応しているためスマホからの発信や参加も可能。

注意点としては、無料のプランでは会議の時間が40分に限られているため、長時間の会議を多く行う場合などは有料のプランに加入した方がスムーズにミーティングを行うことができる。

プラン

2020年3月時点におけるZoomの料金プランは以下の通り

無料版(基本機能)

会議参加者100人まで可能
無制限の1対1ミーティング
40分までのグループミーティング時間
ミーティング数は制限なし
オンラインサポート
ビデオ会議機能
MP4またはM4Aローカル記録

プロ版(1ホスト月額2000円)

基本機能に加え以下の機能が含まれる
24時間のミーティング時間
ユーザー管理
管理者機能コントロール
レポーティング
カスタムパーソナルミーティングID
スケジューラーの指定
1GBのMP4/M4Aクラウド記録
REST API

ビジネス版(1ホスト月額2700円)

10名~のホスト
プロ版機能に加え以下の機能が含まれる
300名の参加者
専用電話サポート(英語のみ)
管理用ダッシュボード
バニティURL
シングルサインオン

企業版(1ホスト月額2700円)

50名~のホスト
全てのビジネス機能に加え以下の機能が含まれる
500名の参加者
エンタープライズプラス版は1000人の参加者
無制限のクラウド保存
専用のカスタマーサクセスマネージャー
エグゼクティブ事業レビュー

なお、同時参加人数に関しては追加オプションにてプランごとに参加者を増やす事が可能となり、プロ版は500名の場合8700円、1000名の場合は14100円、ビジネスとエンタープライズ版の場合は500名の場合9400円、1000名の場合14800円となっている(いずれも月額1ホストにつき)。またプランは年間契約をした場合、割引が適用できる。

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