ワイン用語集
ワインはその種類や飲み方など世界各地で愛用されまた長い歴史を誇るだけあって様々なキーワードが登場します。そのためここではワインに関する用語を集めています。

あ行

アイスワイン

凍ったブドウから作られるワイン。オーストリア、ドイツ、カナダの3国で生産されたワインのみが名乗ることができる。スッキリとした甘さが特徴的。

赤ワイン

黒ブドウから作られたワインのことでブドウを皮、種ごと絞って作られる。

アタック

テイスティングの時に用いられる言葉で、ワインを口に含んだ最初の印象のこと。

アッサンブラージュ

フランス語でブレンドを指す言葉で、複数のブドウを使用して作られたワインのことを指す言葉。

アペリティフ

食前酒のこと。食欲増進や食事を共にする人たちとの会話などを進めるために飲まれるワインで、アルコールは低く、すっきりしたものが選ばれやすい。

アントシアニン

植物や果実に含まれる色素の成分の一種で、青や赤の要素を持つ成分を指す。

ABV

ABVとはAlcohol By Volumeの略語でアルコール度数のこと。ワインボトルに貼ってあるラベルに記載されている。

エステル

アルコールと酸が組み合わさった際に産まれる化合物のこと。香りに影響する物質。

エチケット

フランス語で荷札を表す言葉で、ワインにおけるボトルに張られてあるラベルのこと。

オフ・フレーバー

何らかの影響により味が変化すること。主に品質が悪くなることを指す

オリ

長い期間熟成させたワインに見られる、沈殿物のこと。

オレンジワイン

白ブドウを使い、皮や種などを含んで製造されるワイン。白ワインの香りに苦味や渋みが足された赤ワインとの中間のようなワイン。

か行

格付け

フランスで定められるAOP法によるワインの格付けのこと

果実酒

果汁から作られるお酒全般のことを指す

辛口

糖分の多くがアルコールになっており、甘味が殆ど残っていないワインのことを指す。

キール

白ワインにカシスのリキュールを少しブレンドして作られるカクテルのこと

黄色ワイン

白ワインの一種でフランスのジュラで生産されている

貴腐ワイン

貴腐(きふ)ワインとは貴腐菌と言う特殊な菌が付いた完熟したブドウによって作られるワインのことで、香りや味わいが評価され高い人気を誇るワイン。

キュヴェ

発酵槽を意味する言葉だが、特別な、という意味でも用いられ、人の名前と併せて使われる事が多い。

クラレット

クラレット(Claret)は南仏のボルドーで製造される赤ワインを指す。

グランクリュ

フランスにおけるワインの産地毎の格付けのことを指す用語。または評価の高い良い畑のこと。

グレープマスト

ブドウの種や茎、皮などをそのまま使用した搾りたてのジュースのこと。

さ行

酸化

物質が酸素と化合することを指す言葉でワインにおいては開栓後に酸化することを指す。

サングリア

赤ワインに果物や砂糖、さらにブランデーなどを少量入れて作るワイン。

シェリー

スペインのアンダルシア地方で作られるワインのこと。白ワイン。

シャトー

フランス語で城を意味する言葉で、ワインにおいては生産者のことを指すことが多い。

シャルドネ

白ワイン用の葡萄のこと

シャンパン

フランスのシャンパーニュ地方で生産されるワインのこと

白ワイン

皮を取り除いた果肉部分を使って作るワインのこと。

スパークリングワイン

二酸化炭素が多く溶け込んだワインのこと。フランスのシャンパン、スペインのカバなどが有名。

た行

タンク

ワインを熟成させたり保存して置くために使う容器のこと。コンクリート製から木樽まで様々な種類のタンクが存在する。

タンニン

ポリフェノールの一種でワインにある様々な成分と結合して複合体を作り出す特徴を持つ。

テーブルワイン

食前酒として飲むワインや安価なワインのことを指す

テイスティング

ワインを試飲すること

手摘み

ブドウを手で摘むこと。品質のチェックをその場で行える反面数に限りがあり大量生産には余り向かない。

テロワール

フランス語で土地・環境などに該当する言葉で、ワインにおける生育から生産されるまでの管理など環境のことを指す。

ドゥ

ドゥ(Doux)とはフランス語で甘いを意味し、そのまま甘いワインとして使われる。

トスカーナ

イタリアの中部にあるワインの生産で有名な州。赤ワインが有名。

トロンテス

アルゼンチンの伝統的な白ワインのこと。

な行

ナチュラルワイン

化学物質などを使わない、天然の酵母菌を使う、環境にも配慮して作られた、等極力自然な形で作られたワインのこと。

乳酸菌

ワインの生産工程においてリンゴ酸を和らげる目的で乳酸を用いて発酵させる。

ニューワールド

ワイン生産において歴史を持たない新しい生産国のことを指す。チリ、オーストラリア、アメリカ等

ヌーヴォー

フランス語で新しいを意味する言葉。ワインにおいてはそのまま新酒の事を指す。

は行

バルタザール

12リットルのワインボトルのこと。

瓶熟

瓶に詰めたワインを寝かせて熟成させること。ワインを空気に出来るだけ触れさせないために行う手法の一つ

ブールブーラン

フランスの南東部で採れる白ブドウのこと。

フィネス

フランス語でFinesse、洗練されたものを意味する言葉でワインの質が高い事を表す表現。

ブルゴーニュ

フランス東部にある都市のこと。世界的に有名なブルゴーニュワインを生産している。

ポートワイン

ポルトガルにあるポルト港から出荷される酒精を加えたアルコール分を強化したワインのこと。

ボジョレー

フランスのワインの一つで新酒を11月の第3木曜日に解禁する事が名物となっている。

ボディ

赤ワインの味を表現する用語で、濃厚で深いといったようなニュアンスの意味。

ま行

マグナムボトル

1500mlと比較的大きい容量を持つワインボトルのこと。

緑ワイン

ヴィーニョ・ヴェルデと呼ばれるポルトガル生産のワイン。色が緑がかっているという訳ではなく、ポルトガル語で新鮮なを意味するヴェルデという言葉からも新鮮なワインを表している。

ミュスカデ

フランスのナント、ロワール川の河口付近で作られる白ワインのことを指す

ムニエ

フランスのシャンパーニュ地方において生産されている赤ワイン用のブドウのこと。

メンドーサ

アルゼンチン西部のチリとの国境にそびえるアンデス山脈のふもとにある町。ワインの生産で有名でアルゼンチンのワインの生産量の半分以上を占めている。

や行

余市

北海道にあるウイスキーの生産で有名な町。ワインの生産にも力を入れておりワイナリーも存在する。

ら行

ライトボディ

赤ワインにおける区別のこと。フルボディが濃厚で濃い色をしているのに比べて、ライトボディは薄い色味や渋みが少ない味わいが特徴。

リオハワイン

スペインのリオハ州で産まれるワインのこと。異なるタイプのワインをブレンドして作られたワインは複雑さを産み独特の味わいのあるワインとなる

ロゼ・ダンジュ

フランスのロワール地方アンジュ地区で生産されるロゼワインのこと。

ロゼワイン

すっきりとした味わいの赤ワインで、フランス語でバラ色(ロゼ)を表す言葉の通り透き通った色をしている。

わ行

ワイナリー

ワイナリー(Winery)はワインを生産する醸造所のこと

ワイングラス

ワインを楽しむためのグラスで現在では形状、材質ともに様々なタイプのグラスが存在する。見慣れたグラスではなく特徴的な形をしたグラスだといつもとは違った味になる(かも)。グラスを製造しているメーカーとしてはペルル(Perle)、ロブマイヤー(LOBMEYR)、ザルト(Zalto)、リーデル(RIEDEL)、リヴェレット(RIVERET)他。

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