・あなたは犬派?それとも猫派?
あ行
アーモンドアイ
シャムネコなどに多いアーモンドのような形をした目を持つ猫のこと。目じりがやや釣り上がった形。
アイカラー
猫の目の色のこと。遺伝により様々な色が出る。
愛撫誘発性攻撃行動(あいぶゆうはつせいこうげきこうどう)
撫でられる事に飽きた猫が撫でていた手に噛み付きにいったり、猫パンチをするなど攻撃行動をとること。
アウトブリード
血統が異なる品種同士で生まれた猫のこと。あるいはその組み合わせ。
アグーティ
縞々の柄の毛になっていること。
アビシニアン
細身でエレガントな気風を漂わせた中型クラスの猫。原産国ははっきりしていない。
アメリカンカール
1981年にアメリカで偶然発見された新しいタイプの猫。くるっと後ろに反り返った耳が特徴的で、サイズもやや小柄で飼い易い猫。
アメリカンショートヘア
日本で大人気のアメリカンショートヘアーは意外とガッチリとした体型をしており、病気にも強い。平均寿命も長め。
アログルーミング
2匹の猫同士が互いにグルーミングし合うこと。よほど親しくなければ行わないとされるため、アログルーミングしている猫同士は信頼関係が結ばれていると言える。
威嚇行動(いかくこうどう)
恐怖や縄張りへ入って来た事などが原因となり怒った猫が取るアクションのこと。背中を高く持ち上げるような姿勢で丸めて耳を水平に倒す。そしてうなったり、シャーと威嚇する。それでも収まらない場合は猫パンチになり、最終的には爪を立てて攻撃する。
イカ耳
猫が耳を横に倒している状態のこと。警戒心を高めている状況でもあり、怖がっていたり、ストレスが溜まっている状態。毛を逆立てている時も似たような状況になっていると見られている。
インブリード
同品種同士の交配のこと。
ウィスカ―
猫のほっぺたのヒゲのこと。ヒゲによって様々な状況を確認しており、またヒゲには神経があるため切ったりしてはいけない。
ウィスカ―パッド
猫のほっぺたに見えるヒゲが生えている血管が多く集まり、膨らんでいる部分のこと。
エキゾチックショートヘア
1950年代に繁殖が始まった比較的新しい種の猫。丸い目と低めの鼻に丸い頭が特徴の猫。
オーバーコート
猫の外側の毛のこと。
オッドアイ
左右の目の色が異なること。
か行
カールドイヤー
耳が後方に反り返っているタイプのこと
疥癬(かいせん)
猫小穿孔ヒゼンダニというダニが皮膚に寄生することで引き起こされる痒みを伴った病気のこと。
カギしっぽ
尻尾が途中で折れ曲がっていること。幸せを呼ぶ猫と言われている(?)
鉤爪(かぎづめ)
生え際から爪先にかけて湾曲している爪の形状のこと。猫も鉤爪になっており、爪先にかけて鋭く尖っている。
嚙み癖(かみぐせ)
飼い猫が頻繁に噛んで来ること。どちらかと言えば甘噛みでは無く、ある程度の力が入って噛んでくることを指す。原因としては様々な理由が考えられ一概には言えないが、噛むおもちゃを与えたりして様子を見るのも一つのやり方。
換毛期(かんもうき)
古くなった毛が抜けて新しい毛と入れ替わる時期のこと。1年を通じて2回あると言われ、暖かくなってくる春のはじめの時期と、寒さが本格化する秋の終わり頃に訪れるケースが一般的。
キジトラ
鳥の雉と虎の毛色が混ざったような毛色を持つ猫のこと。
キャットフード
猫用のエサのこと。水分含有量が10%以下のドライタイプ、水分含有量が75%以上のウェットタイプや両方の中間の位置づけとしてセミモイストタイプなどがある。詳細:キャットフード
キャットニップ
キャットニップ(Catnip)とは天然ハーブの一種でマタタビと同じく猫の好物。
クイック
クイックとは猫の2重になっている爪の構造のうち、内側部分を指す。神経や血管があり、爪切りなどで傷つけてはいけない部分。
グルーミング
猫が自身の体を舐める毛づくろいのこと。皮膚病を予防するためや体温を調節するためなど色々な理由がある。猫は関節が柔らかく自身の体のあらゆる場所を毛づくろいすることができる。詳細:グルーミング
香箱座り(こうばこずわり)
足を胸に当てるように畳んで座る猫の姿勢の一つ。すぐには行動できないため、この姿勢を取っている時は安心していると言われている。
混血種(こんけつしゅ)
いわゆる雑種のこと。純血種に比べると体調は良好なネコが多く、遺伝的な病気リスクも低いとされている。
さ行
サビイロネコ
インド南部からスリランカにかけて生息する世界最小とも言われる猫の品種。メスはオスよりもさらに小型で1kg程度しかないと言われる。
しっぽ
猫のしっぽは背骨の一つになり、身体機能を司る中枢神経も多くある事から、安易に引っ張ったりする事はご法度。ピンと垂直に立てている時はご飯のおねだりや甘えのしぐさ。
自動給餌器(じどうきゅうじき)
餌を自動的にセットする機械のこと。餌やりの手間が軽減されるだけではなく、猫の生態に沿った時間にセットすることで猫自身のストレス等も軽減出来る。
シャー
猫が歯を見せて威嚇する際に発する警戒する声のこと。耳を水平にする通称イカ耳にすることが多い。
シャム
タイが原産となる細身の白猫。Ⅴ字の形をした顔ときれいなブルーの色をした目が特徴的。
シャンプータオル
身体の汚れを拭き取り綺麗にするためのウェットシート。
瞬膜
猫の目にある白い薄い膜のこと。乾燥を防いだり、夜でも物を識別するために役立つ。
シンガプーラ
シンガポール原産の猫。純血の猫としては世界一小さいとされる。小型の猫。
シングルコート
1重の構造になっている被毛のこと。必然的に抜け毛が少なくなるが、手入れが少ないと臭いが出やすい。シャム等。
スコティッシュフォールド
丸い目と丸い顔が特徴の日本でも人気の猫。1961年にスコットランドで発見された一匹の猫が起源とされる。
スプレー
マーキングの一つで、濃いおしっこを壁につけることで、縄張りをより強調することが目的。
ソマリ
1950年代頃より広がりを見せたと言われるアビシニアンの一種の猫。小さい頭とアーモンド型の大きな瞳がチャーミング。可愛らしい見た目と裏腹にプライドは高く、しつけ次第で攻撃的にもなる。
た行
タウリン
内臓の機能維持などに必要とされる成分。猫は自分で作り出すことが出来ないため、常に接種する必要がある。
ダブルコート
オーバーコートとアンダーコートの2種の構造になっている被毛のこと。アメリカンショートヘア、スコティッシュフォールド等
タペタム
網膜の後ろについている反射板のこと。夜猫を撮影すると目が光っているように見えるのはこれがあるおかげ。
チンチラペルシャ
猫の種別の一つで特定の毛色を持つチンチラのこと。シェーデッドカラーでゴールドかシルバーの毛色かつ青又は緑色の目の猫のこと。
トイガー
繁殖が始まったのは1980年代と新しいタイプの猫。模様や色味がトラに近く、TOY(おもちゃ)とタイガーを掛け合わせた言葉が名前になっている。
瞳孔(どうこう)
瞳のことで、猫は瞳孔を変えて光の量を調節する。昼間は細くなることが多い。
な行
縄張り(なわばり)
自分の匂いをつけてマーキングし他の猫が入る事を拒絶するエリアのこと。
ノルウェージャンフォレストキャット
北欧のノルウェー発祥とされる猫。体格が良く筋肉質な欧州タイプと愛玩用に可愛らしく繁殖を重ねてきたアメリカタイプが存在する。古くから存在する猫種で、いつから認識されるようになったかはハッキリしていない。
肉球(にくきゅう)
猫の足の裏にある袋のようなもの。高い所からの着地の際はクッションになったり、汗を放出する役割であったり、音を立てずに相手に近寄るためだったりと、様々な役割を果たす重要な部分。
ネギ中毒(ねぎちゅうどく)
ネギ類に含まれるアリルプロピルジスルファイドという成分が猫の赤血球を破壊してしまう事による猫の中毒的な病のこと。猫にネギ類を与えてはいけない。煮込んだ物なども同様のため注意が必要。
猫カフェ(ねこかふぇ)
多頭数の猫を室内で放し飼いにしているカフェのこと。店舗によりスタイルやサービスが異なる。
喉鳴らし(のどならし)
猫がゴロゴロと音を鳴らすことで、意味はリラックスしているためと言われるが鳴らす意味としては解明されていない。ただし母子間でも鳴らすことから何らかのシグナルを発しているのではという意見もある。
は行
薄明薄暮性(はくめいはくぼせい)
明け方、夕暮れなどはっきりとしない時間帯に活動的になる性質のことで猫はこれに該当する。
針(はり)
縫製などで使う針は猫が誤飲した際に非常に危険なため、気をつける必要がある。特に糸を通してある針は遊んでいる際に咥えてしまい怪我を負う可能性があるため要注意。
フィラリア
犬糸状虫と呼ばれる寄生虫で、蚊を媒介して犬・猫の肺や心臓に寄生してダメージを引き起こす。治療法が今の所無いため、予防が重要になる。
ブリティッシュショートヘア
イギリスが起源とされる古い歴史を持つ猫種。全体的に丸みを帯びたシルエットで可愛らしい猫。
ベンガル
大きなアーモンド型でふちに黒くアイラインが引いてあるように見える猫。胴体は長く中型タイプの猫。
ペルシャ
イギリスが原産とされる猫。足が短く、ふさふさの毛に覆われている。種として登録された中でも最古の歴史を持つ。
ホイップテイル
細長く先端に行けば行くほどより細くなっている尻尾のこと。
ま行
マーキング
猫が壁や人などに体などをこすりつけ匂いをつける行為のこと。主に縄張りを示すために行われる。
マイクロチップ
猫の体内に埋め込んで個体識別を行うためのチップのこと。
マタタビ
猫に与えると陶酔したようなしぐさを見せる植物のこと。中枢神経を麻痺させることでハイな状態になる。ストレス軽減に役立つと言われている。
マンチカン
短足が可愛らしいイギリスが原産とされる猫。小柄だが好奇心が強く遊びたがりの猫。
ミヌエット
マンチカンのように足が短く全体的に小柄な猫。短毛も長毛もどちらも存在する。
耳(みみ)
猫は耳で気分を表現するため、どういうサインを見せているか推し量る事が出来る。一般的には耳を大きく使い広げている時は何らかの警戒をしているサインだといわれる。
目(め)
猫の目にはタペタムと呼ばれる反射板が網膜の後ろにあるため少ない光量でも物が見やすくなっている。また、瞳孔の大きさを明るい場所では細く、暗い場所では太く調節することができる。
メインクーン
骨格がしっかりとして、体格も良い大柄の部類に入る猫。ノルウェージャンフォレストキャットとの類似点も多い。
や行
優性遺伝子(ゆうせいいでんし)
子どもなどに遺伝する際に優先されるタイプの遺伝子のこと。毛色などは優性遺伝氏がダイレクトに反映される。
ら行
緑内障(りょくないしょう)
なんらかの理由により眼圧が高くなることがきっかけに引き起こされる病気のこと。放置しておくと失明に繋がる恐れがある。
ロシアンブルー
日本でも大人気のロシアが原産とされる猫。ブリティッシュショートヘアとシャムが交配され誕生した。エメラルドグリーンの大きな目と離れた耳、中型のちょうど良いサイズの体つきを特徴としている。どちらかといえばプライドが高く、しつけの仕方が飼いやすさに関しては重要になってくる。