
自作をするのは難しいのですが、楽しいもの。ここではそうしたDIYライフを楽しむ方やこれから始めてみたいと考えている方に向けてDIYに関する用語を集めています。
あ行
アジャスター
机の脚などに取り付けるボルト。高低が一定でない場所などでバランスを取るために取り付ける。
一間(いっけん)
約1.82メートルの長さのことで昔から日本で使われてきたサイズのこと
犬走り(いぬばしり)
建物の周囲に設ける細長い通路のこと。砂利を敷き詰めたりレンガ敷きにしたりお好みでカスタマイズする方も増えている。
イレクター(パイプ)
パイプとジョイント(接合部)の組み合わせで様々な形状の物を組み立てることが出来る素材のこと。パイプは鋼鉄などで作られている物が多い。
ウォールナット
クルミ科に属する落葉樹の一つで美しい肌を見せる事から木材として人気が高い。
ウッドデッキ
木で出来た机と椅子を兼ねたようなスペースのこと。庭のインテリアとして人気。
エアーハンマー
圧縮した空気を動力として動かすドリルで、コンクリートなどを砕いたりするために使う工具。
エナメル
塗料におけるタイプの一種で下地の物に透過せず表面に漂着する仕上がりになる。
塩ビ(えんび)
塩化ビニールのことで、上下水道のパイプから文房用具まで幅広く使用されている。耐久性が高く、接着性も強く、かつ燃えにくいというDIYにはおあつらえ向きの素材。
エンビカッター
塩化ビニールを裁断するために使うカッターのこと。水道用や電気用に使われている塩化ビニールを切るためなどで活用される。
屋内分電盤(おくないぶんでんばん)
漏電を防ぐ遮断機や配電盤などを指す。
か行
片屋根(かたやね)
片流れ屋根のことで、左右均等に下す屋根ではなく、片側一つのみ下ろした屋根のこと。
カンナ
木の表面を削り整える工具
桐(きり)
桐は落葉高木で軽い割に耐久性が高く、インテリアとしても人気の木材
キャスター
家具などに取り付ける足のことで、移動し易くさせるために取り付ける。曲がる角度を固定できるものや、ストッパー付きなど様々な様態のキャスターがある。
杭(くい)
土に打ち込み固定する支柱のこと。フェンスなどを作る際は深く打ち込み簡単には倒れないように固定しなければならない。
クランプ
対象となる材料を台に固定するための工具のこと。
グルーガン
樹脂を溶かして接着剤を作り張り付けるための工具
コーススレッド
主に木工で使われる先端に向かってらせん状にネジ山があるビスのこと。
合板(ごうはん)
複数のベニヤ板を重ねた材料のこと。
さ行
漆喰(しっくい)
消石灰を原料とした壁材の一つで時間をかけながら少しづつ固まっていく性質を持つ。
集成材(しゅうせいざい)
小さな角材を接着し固めた材料のこと。
ジグソー
曲線等を表現できるようにカットする事が出来る電動のこぎりのこと。
下穴(したあな)
ネジ・釘などを通りやすくするために事前に開ける小さい穴のこと。加減が重要であまりにも大きくしてしまうと釘などが入った際に固定する力が弱まってしまう。
振動ドリル(しんどうどりる)
鉄材・木材に加えてコンクリにも穴を開ける事が出来る強力なドライバー
水平器(すいへいき)
傾きをチェックするための工具
スギ
日本で多く植えられている木で、軽く扱いやすい一方耐久性も高い材料のため人気が高い。建築材としても良く使用されている。
すじかい
柱の間に設置する斜めの補強材のこと。耐震能力が上がるなど建物の耐久性に良い効果がある。
ステイン
塗料のタイプの一つで、下地に着色しその色を際立たせる塗料。木材などで使用することが多い。
セメント
水と液剤を組み合わせて作る接着剤のことで、ポルトランドセメントや混合セメントなどに分けられる。
全ネジ
ネジ山が全体にあるビスのタイプのこと。
た行
耐荷重(たいかじゅう)
実際に許容出来る重さのこと。
タイルカーペット
主に正方形上に細切れなっているカーペット素材のこと。様々な組み合わせが楽しめる。
竹(たけ)
硬さに加えて柔軟性も持ち合わせる自然の素材。熱を加えると縮こまるという性質を持つ。
タップ
主に電源タップのことで、近年ではばらして自作する方も増えているが漏電など危険性も伴うため気を付けて行う必要がある。
直尺(ちょくしゃく)
より正確なサイズを測ることができ、かつ目印をつけたり、カットが楽にできるようになっている定規のこと。
デッドスペース
部屋あるいは家の中で使われていない空きスペースのこと
な行
ナラ
ブナ科に属する落葉樹で家具から内装材まで幅広く使われる素材。頑強で接着性も高いため扱いやすい。
納戸(なんど)
衣服などを収納しておくスペースあるいは部屋のこと
膠(にかわ)
動物の皮膚や関節部などから抽出するコラーゲンのことで、接着剤として使う。
ニス
塗料の一種で下地の素材を守ることが目的である一方でニスの光沢を利用して素材を演出することも多い。
日曜大工(にちようだいく)
主に休日や余暇時間に大工仕事を行うこと。大工の仕事に従事している人ではなく、別の仕事に従事している人が行うことを指すことが多い。
ネスティング
複数のものを重ねる事が出来る構造のこと。一つに重ねられる空き箱や、一つにまとめていける椅子など。
ノミ
木や石などを削り形を成形するための工具
は行
ハードボード
木材をはじめ植物繊維の堅い部分と接着剤等を合わせてプレスした混合素材のこと。
バーチ
広葉樹の一種で綺麗な木材として人気が高くフローリング材などで用いられている。
パーゴラ
主に庭などに作られた植物が外観に添えられた吹き抜けのスペースのこと
バール
壁に打ち付けられた釘を抜くための工具。硬くしっかりとした形状のため、あらゆるシーンで活躍出来る。
パイン
ヨーロッパの松のこと。日本のマツとは異なり柔らかく加工し易いのが特徴。
半ネジ
ネジ山がビス全体の内半分程度あるタイプのこと。
ビス
ネジの事を指す。種類が複数あり、様々なシーンで使われる。
ピッチ
間隔のこと
フィニッシュネイラ
仕上げ釘という目立たない釘を打ち込むために使う釘打機
フィラー
フィラーとは詰め物を意味し、何らかの物質を生成する際に主成分に混ぜる充填剤のことを指す。例えばアスファルトなどにフィラーを足す事で強度を高める事が可能になるが、成分の調整により主成分の結合が弱くなりむしろ強度が落ちるという事もあるので、バランスには注意が必要になる。
プライヤー
不要なネジ等細かな物を引っこ抜く際に使う工具の一種
ま行
マスカー
ポリシートが付属しているマスキングテープのこと。テープで張った領域を更に拡張させることが出来るため便利。
マホガニー
センダン科に属する木材の一種で、黄金にも見える美しい見た目と柔らかく加工し易い材質が人気。
丸鋸(まるのこ)
円形の形をしたノコギリで、木材などをラインに沿ってカットする時などに使用する
面取り(めんとり)
材質の尖った部分や角を切ったり削ったり加工すること
木ネジ(もくねじ)
木材に使うためのネジで大きさは25mm前後が多い
モジュール
機能を持つユニット単位のことで、主に組み合わせて使うもの。四角形の箱を単体でも使え、合わせて棚にも出来るように汎用性を持たせる事をモジュール化するという。IT業界などでも用いられる言葉。
モルタル
砂、セメント、水などを混合して作る科学的な素材。コンクリートよりも水はけがよく見た目も美しい事から仕上げ部分をモルタルで作る事が多い。
や行
ユニバーサルデザイン
年齢や障害の有無にかかわらず使いやすい設計のこと。
養生(ようじょう)
塗料をする際の塗る場所と塗らない場所を分けること。スプレーなどで塗る場合は養生のテクニックの違いが完成度の違いにもなる。
横張り(よこばり)
木材などを張る際に、横に伸ばして張り揃えて行くこと。暖かい雰囲気の仕上がりになる。
ら行
ラワン材(らわんざい)
フタバガキ科広葉樹の総称でベニア板に多い材質。軽く柔らかい特徴がある。
リノベーション
修正する事を意味する言葉で主に居宅の内装を変える事を指す事が多い。壁紙を変えるなどのリノベーションであれば自作も可能だが、梁などを入れ替えるなど構造そのものに手を加える場合は専門家に任せる必要がある。
リフォーム
古くなった家屋などを再度綺麗にし建てた頃のような状態に戻す事を指す。リノベーションが大きな工事を伴う事で、リフォームは再びよみがえらせると言うようなニュアンスが強い。
レンチ
ボルト、ナットを締めるための金属製の工具。締め口が開いているものがスパナで閉じているものがレンチとされることが多いが、モンキーレンチのようにスパナのような形状で先が開いているものをレンチと呼ぶこともある。
わ行
ワークトップ
主にキッチンの天台のことを指し、ステンレスや大理石が主流となっている。
ワイヤーメッシュ
金属や細いアルミなどで出来た網のこと。加工することでお好みのインテリアに出来る。
ワンバイ材(わんばいざい)
木材の断片を見た際に一辺の大きさが19mmを基準となった木材のこと。1x1材は19mm四方の正角形となり、以後1x2は19mm x 38mm、 1x3は19mm x 63mm、と増えていく。