農業・園芸用語集
農業・園芸に関する用語を集めています。

あ行

アーチ仕立て

アーチの形で植物を見せる方法。円形のアーチに蔓や茎を絡ませ、枝は外側に伸ばすように垂らす、または固定する。

アール

1辺が10mの正方形のことで花を美しく見せるため様々なアールが販売されている。

青枯病

細菌が要因となって作物が枯れてしまう病気。一度土壌が汚染されると除去することが非常に難しい恐ろしい病害。

アブラムシ

体長2〜4ミリの昆虫。食物の汁を吸ったり、ウイルスを媒介するなど園芸にとっては厄介な昆虫。

雨除け栽培

シートなど雨除けのみを目的とした簡易な設備で行う栽培法のこと

あんどん

苗の周囲を囲い風や寒さから苗を守るためのもの。四隅に支柱を立ててその周りに袋を設置する物が一般的。

一年草

種蒔きから枯れるまでの周期がおよそ1年の草のこと

萎黄病

カビによる土壌被害のこと、葉が黄色変色することが特徴

遺伝子組み換え

害虫や除草剤に強い生物の遺伝子(DNA)の一部を作物に対して導入させて作り出すこと。食物・食品として使用する事に関しては人体への影響について意見が分かれている。

遺伝子組み換え作物

除草剤や害虫等に耐性を持つ、あるいは生産者にとって有益な性質を持つように特定の遺伝情報を操作して生まれた作物のこと。

畝(うね)

畑にタネを巻くために盛り上げた土のこと

疫病

野菜から草花まで、また葉から根まで様々な部位に発祥する病気のこと。多湿状況で発生しやすいとされ、高畝にするなどして対応することがある。

置き肥

土の上に練り肥や固形肥料を置く手法。鉢植えなど

表作

同じ田畑にて1年の間、時期をずらして2種類以上の作物を作る際の最初に作る部分を指す。

親床

移植用などの際に起点となる苗のこと

か行

塊茎

茎が肥大した球根の事

カイガラムシ

野菜から果実まで幅広い幹などに現れ吸汁する虫。

果梗

最上部にある葉から果実までの枝のこと

活着

移植した木が根付く事

カルチ

除草機の一種でトラクタなどに繋ぎ使用する。根元まで刈り切れるように工夫がされており、広く普及している。

潅水

水をやること。大きな農場ではチューブなどを下に這わせ、そこから噴霧する方法も取られる。

甘藷(かんしょ)

さつまいものこと

希釈倍率

主に農薬を薄める割合のことを指す用語

客土

表面から30センチの土を入れ替えること

クレイボール

焼いた小さな粘土のこと

結球

葉が集まって球を作ること

減農薬野菜

農薬・化学肥料の使用回数が50%以下で化学肥料の窒素成分量が50%以下で栽培された農産物の事を指す

さ行

催芽

新しい芽が咲き始めること

挿し木

茎の一部を切り別の芽と根の形成を計ること

シードパン

種を蒔く際に使うことがある専用の鉢のこと

直まき

直接種を蒔き生育を狙うこと

自然農薬

化学肥料ではなく自然から採れる素材で作られた農薬のこと。例えばにんにくなど害虫が嫌がるものを液体にしたもの等

シュート

若い枝のこと

就農

農業に従事する職に就くことを指す用語

シンクイムシ

蛾の幼虫で文字通り苗などの芯を食ってしまう虫

水耕

土を使わずに液体肥料などで栽培すること

筋蒔き

畑に溝を作りそこに一列に種を蒔いていく手法。

剪定

枝や葉を切る、刈り込むこと。

た行

耐寒性

どこまで寒さに耐えれるかの指標

台木

植物を接ぎ木する際の根の部分のこと。

堆肥

わらや落ち葉などを腐らせて作った肥料のこと

多年草

複数年に渡り生息する植物のこと

炭そ病

カビによって起きる病気の一つ。果実などの表面い黒い斑点が出来広がる

窒素

植物の生育に必要な要素の一つ

中耕

水を含んだ土壌を軽く耕し、空気を入りやすくすること。

TPP

TPP(Trans-Pacific Partnership Agreement)は環太平洋パートナーシップ協定の略語で、合意した国々の間での輸入関税の撤廃又は大幅な削減を行い自由に貿易を行えるようにする協定。農作物にも対象品目があり推移が注目されている。

転作

それまで作っていた作物から他に変更すること

天地返し

土が毎年の耕作などで痩せた際に更に下の土を上に盛り返すこと

とう立ち

花が咲くこと。花に栄養を持っていかれおいしさが減ってしまうことから野菜などではとう立ちまでに収穫したいところ。

床土

苗床を育てるための土のこと

な行

苗床

食物を育てる場所のこと

苗物

苗のこと。

二年草

種を蒔いた翌年に花を咲かせる植物

根腐れ

植物の根が腐ってしまうこと

根締め

移植した植物の根元近辺を固めること

ネット栽培

ネットを利用し幹が倒れたり、折れたりすることを防ぐ栽培方法

ネマトーダ

地中に生息する害虫の一種で根にダメージを与える事が多い。

農協

農業協同組合のこと。農家、法人などによって組織されている。全国の農協を束ねる組織がJAである。

は行

灰色かび病(ボトリチス病

糸状菌の植物の病気で放置すると根まで腐ってしまうことも。ほかの植物へも空気感染するため厄介。

培養土

複数の肥料が混じった土のこと

葉変わり

葉の形状が変化すること

半日陰

半日陰(はんひかげ)とは一日のおよそ半分日が射す場所のこと。

ピート

水苔等が長い期間溜め込んだ末に出来た有機物のこと

ひこばえ

蘖(ひこばえ)とは木などの根元から生えて来る若い芽のこと

備蓄米

不作時などに備えて政府が備蓄している米のこと。150万トンを目安に保全されており、超えた分を流通させているが、それでも余りが出てしまい問題となっている。

品種改良

品質を改善するために種に改良を加えること。

腐葉土

多くの落ち葉や枝が落下し時間をかけて土になったものを指す。栄養を多く含んだ土のこと

ヘクタール

土地の面積を表す言葉で10000平方メートルの事。または100アールのこと。

pH

土壌の酸性度合いのこと

ま行

播付け(まきつけ)

作物の種を蒔くことを指す言葉

間引き

植物の生育環境を整えるために生えた芽などを抜き調整すること

水栽培

土を仕様せず水で育てること。水耕栽培。

芽かき

不要な芽を摘むこと

芽接ぎ

新芽を摘み他の木に接ぐこと

や行

野生種

自然のままで存在する草木のこと

誘引

生育過程において好ましい形になるように誘導すること。ツルが棒やネットに絡みついて延びていくようにする等。

有機農法

化学肥料・農薬・遺伝子組み換え技術を利用しない農法のこと

養液栽培

培養液あるいは土に代替する

用土

肥料などを配合した食物の生育に適した土のこと

ら行

罹病性

病気にかかりやすい性質を持つこと

リレー栽培

気候に応じて栽培場所を変え最適な生育環境で栽培すること

りん酸

植物に必要な要素の一つ。

裂果

果物が割れてしまうこと。

ローンレーキ

土を掻く熊手状の箒のこと

LOHAS(ロハス)

Lifestyles of Health and Sustainabilityの頭文字を取った造語で環境を重視して持続可能な生活を送ること。農業においては土地や環境を傷めないような作物の生産を目指すことを指す。

わ行

脇芽

幹の一部から生えてくる芽のこと

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