SEO用語集

SEO(えすいーおー)とはサーチ・エンジン・オプティマイゼーション(Search engine optimization:検索エンジン最適化)の頭文字を取った略語で、主にGoogleの検索エンジンが評価するようにホームページを改善していく取り組み全般を指す言葉になります。近年では多くの企業・個人が自社サイトや管理運営するサイトの検索順位を上げるために取り組みを行っており、競争も激しくなっています。ここではそのSEOに関する用語を集めています。

あ行

IPアドレス

インターネット上に接続された機器が持つ一意の住所(アドレス)のこと。SEOにおいては被リンクが力を持つ関係から複数サイトを所有する場合はサーバを分散し、異なるIPアドレスにした上で相互にリンクさせるほうが良いのでは?と話題になるが、この施策に効果はない。この点はGoogleのアナリストであるジョンミュラー氏も度々指摘している

RPM

インプレッション収益を参照

アイキャッチ画像(あいきゃっちがぞう)

アイキャッチ(Eye catch)とは記事のトップに位置する目立つ大きな画像のこと。意味としては訪問者の目を惹きつける(キャッチする)ことから。アイキャッチ画像は訪問者がまず最初に目にする画像のため興味を喚起させるような印象的な画像を設定することが重要になってくる。また大きな画像を使用することが多く、サイズなども総じて大きくなりがちのため適切に圧縮する必要がある。

アウトバウンドリンク

発リンクを参照

アクティブユーザー

アクティブユーザー(Active User)とは特定の期間にウェブサイトを訪問した人や実際にコメントしたり、購入した、あるいはログインしたなど、サイトを利用した人を指す用語。AUとも表現される事があり、例えば1ヶ月のAUと設定した場合、同じ人が何度利用したとしてもAUは1になる。ただしSNSなどではAUをログインでカウントするなど成果地点をどこに見るかはそれぞれ媒体によって異なる。

アトリビューション

顧客がコンバージョンに至るまでに経たポイントをそれぞれ細分化し、各ポイントの効果の度合いを可視化したもの。またはそうした分析手法・考え方のこと。SEOにおいては、訪問ユーザーがどういった経路でコンバージョンに至ったかを分かりやすく表現したもの。

アフィリエイト

アフィリエイト(affiliate)とはウェブサイトに掲載した広告経由で広告主のサイトに訪問者が訪れ、その後購入や登録、アカウント作成など設定した結果が出た際に報酬を支払う形の報酬形態のこと。またはそうした仕事のこと。日本語の名称としては成果報酬型広告と呼ばれている。詳細:アフィリエイト

Above the fold

いわゆるファーストビューのことで、ユーザーがページに最初に訪れた際、スクロールをせずに表示される領域のこと。

アルゴリズム

アルゴリズム(algorithm)とは何らかの手順を指し示す意味の言葉だが、SEOにおいては主にグーグル検索エンジンがページを評価する仕組みのことを指して呼ばれている。なおGoogleの検索アルゴリズムは定期的にアップデートされ、進化し続けているため、ある時点において有効と見られたSEOの施策が将来に渡って有効になるとは限らない。

アンカーテキスト

リンクが付与されたテキストのこと。文章の文字色が青になり同じ青色の下線がついた形式で表現されることが多い。

AMP

AMPとは(Accelerated Mobile Pages)の略語で、簡潔にコーディングされた高速なウェブページのHTML仕様のこと。AMP化されたページはGoogle chromeでは検索結果画面に⚡マークが表示される。AMPはAMP HTMLという言語で記入したページ、AMP JSというAMPページで使用可能なJavascriptのライブラリ、AMP Cacheというページをキャッシングする仕組みで成り立っており、簡単に言うと軽いページと軽いプログラムを使いそれをCDNで素早くアクセスさせるという事により高速化を実現している。

E-A-T

Expertise(専門性)Authoritativeness(権威性)Trustworthiness(信頼性)の頭文字を取った用語でGoogle検索エンジンがサイトやページを評価する際に重要視される指標のこと。但しE-A-Tはスコアのような物を持っている訳では無く、あくまでコンテンツ制作における概念としての位置づけになる。詳細:E-A-T

インタースティシャル広告

画面一杯に表示される広告のこと。全てが対象では無いがポップアップなどで画面全部を覆うようなユーザビリティを著しく落とすインタースティシャルは検索ランキングにおいて評価が下がるGoogleコアアルゴリズムアップデートが実施されている。

インデックス

インデックス(Index)とは索引・登録する事を指す言葉で、SEOにおいては主にGoogle検索エンジンにページが登録される(ている)ことを指す。ウェブサイトは新規で作ったページをインデックスさせるためには、サイトマップを送信出来ていれば他のアクションを起こす必要はないが、ページを作成後直ぐにでも登録させたい場合などはGoogleサーチコンソールを通じて登録リクエストを送付することが出来る。ただし、いずれの手法で通知をしても登録されるかどうかは別問題。特に近年ではGoogleにインデックスさせるための基準が高くなっているという話があり、品質が低いページは内容に問題はなくとも、登録されず検索結果に登場しないということが起こっている。

インデックスページ

一般的にはサイトまたはカテゴリーのトップページのことを指す。なお、ブラウザによりファイルは存在するがURLバー上では省略されることがある。Googleのデータベースにサイトやページ情報が登録されることをインデックスされる(た)と言うこともあり、少しややこしい。

インバウンドリンク

被リンクを参照

インプレッション

インプレッション(Impression)は何らかの媒体を通して検索され表示された回数のこと。IMP(インプ)と略して呼ぶことも多い。グーグルサーチコンソールなどでは自身のサイトに対する検索表示数が分かるため、効果的なキーワードを抽出するのに便利。

インプレッション収益

主に広告に関して使われる用語で、表示回数1000回あたりの見込み収益のこと。見込み、であって実際の収益金額とは異なる。

ウェブストーリー

AMP形式で実装されるフルスクリーン型のリッチコンテンツ記事のこと。写真やビデオなどを設定することが可能で、印象的な記事をユーザーに届けることが出来、収益化オプションなども用意されている。インスタグラムのストーリーのように各コンテンツは横にスクロールして構成される。2020年にアメリカ、インド、ブラジルの国で実装が開始されGoogle Discoverにも表示されるようになっている。

HTTPS(えいちてぃーてぃーぴーえす)

ハイパー・テキスト・トランスファー・プロトコルセキュアの略語で暗号化された環境上でのhttp通信のことを指す。昔から存在するhttp通信ではデータ送信時に暗号化が施されず、情報を盗み取られるなど脆弱性があるためそれを改善するために設定する。以前までは個人情報を入力するような応募フォームのみSSL設定を行うウェブサイトが多かったが、現在では全てのページに対してSSLを設定する常時SSL化という設定がウェブサイトでは一般的になっている。

HTTPステータスコード

通信時にWebサーバが返す3つの数字から成るコードのこと。それぞれに意味があり、エラーなどの原因特定に活用されたりする。

H1(えいちわん)

Heading 1(見出し1)の意味でそのページにおける最も主要な見出しのこと。ウェブページにおいては記事のタイトル名をH1に設定することが多い。このページのH1は冒頭のSEO用語集。

エゴベイト

エゴベイト(egobait)とは主にソーシャルメディアなどで多くのフォロワーを抱えるインフルエンサーを取り上げたコンテンツを作成し、彼らにその記事を言及してもらう(ように働きかける)ことで露出や認知を高める手法。取り上げてもらえるかはその人次第(?)

SEM(えすいーえむ)

SEM(Search Engine Marketing)とはサーチ・エンジン・マーケティングの頭文字を取った略語で、SEOだけではなくリスティング広告も含む検索エンジンを経由した全ての訪問者に対するマーケティングの総称。自然検索+有料広告のマーケティング対策となる。

SEO(Search Engine Optimization)

SEOとは検索エンジン最適化を意味する言葉で、主にGoogle検索で特定のキーワードで検索された際に自サイト(あるいはページ)を上位に表示させる取り組みのこと。Googleが検索エンジンの主流となって以降現在に到るまで様々な施策が試され続けている。詳細:SEO(検索エンジン最適化)

SEOツール(えすいーおーつーる)

SEOを行うに当たって必要となるデータなどを収集するためのツールのこと。Googleが提供しているツールだけではなくサードパーティー企業も様々なツールを開発して提供されている。代表的なSEOツールとしてはGoogleアナリティクス・サーチコンソール(サイトアクセス分析ツール)、キーワードプランナー・Googleトレンド・Ubersuggest・ミエルカ(キーワード分析ツール)、シミラーウェブ・ahrefs(競合分析ツール+α)、GRC、Rank Tracker(検索順位チェックツール)などが挙げられる。Googleアナリティクスやサーチコンソールは無償で提供されているが、サードパーティのツールは有償(一部の機能が無償)になっているケースが多い。

SPA

SPA(Single Page Application)とは一つのウェブページでアプリケーションを構成する仕組み・仕様のこと。Javascriptで多くの処理を実行しサーバとの通信量を減らすことで特にページ遷移時などにおける高速化を実現することが出来る。一方でJavascriptの量は増加してしまうため初めに読み込む際に時間を要してしまうことがある。

FID

FID(First Input Delay)とはユーザーがページにてクリックなど最初に反応を行った際にブラウザが反応するまでにかかった時間のこと。コアウェブバイタルズの内の一つの要素。

MEO(Map Engine Optimization)

MEO(えむいーおー)とは地図エンジン最適化と呼ばれる施策で主に地域名などを掛け合わせたキーワードを狙って対策を行うこと。ローカルSEOと同義で広義にはグーグルビジネスプロフィールも含めた戦略になる。グーグルがより地域に特化した形で検索結果を表示するようになったことから生まれた考えだが、一方でこれを対策すると言って営業をかける業者も増えており注意が必要。基本的な考えとして不自然な情報やおおげさ・過剰な内容を掲載する事はマイナスにしか繋がらない。

MAツール

MAツールとはマーケティング・オートメーション(Marketing Automation)ツールの略語で、様々なマーケティング要素を一つのシステムに集約し自動化したツール・サービスのこと。顧客管理のようなCRM機能からウェブサイトまでを連動させることで、各セクションの情報を統合して業務効率を図り成果向上を目指すツールの総称。会社により提供している内容にはバラつきがあり、また契約内容も様々な種類がある。代表的なMAツールとして、Salesforce、Marketo(マルケト)、SATORI(サトリ)、HubSpot(ハブスポット)などがある。

LCP

LCP(Largest Contentful Paint)はGoogleが提唱しているページUXにおける指標であるコアウェブバイタルズの内の一つの要素で、ブラウザに映る範囲における一番大きな画像等が表示されるまでの速度数値のこと。

LP(えるぴー)

ランディングページの略語でウェブサイトに訪問者が最初に訪れたページ(又はそのために誘導したページ)のこと。ただしLPという用語が使われる際には、CVを高めるためにデザインやUIなどに力を入れて作られるクオリティの高い1枚物のページを指すことが殆ど。LPの活用方法としてはCVを獲得するために有料広告の出稿時にリンク先として使用する。ただし、最近ではHP内のサービス紹介ページをLPのように構成する事例が増えており、広告用のページとの境界が曖昧になりつつある。

オーガニック検索(おーがにっくけんさく)

自然検索とも呼ばれ、主にGoogleやYahooで検索した際に表示される検索結果画面における広告枠以外のことを指す。分析にあたりオーガニックからの流入数と言ったりする。

外部から自サイトへ貼られたリンクで、厳密にはaタグにrel="nofollow"という属性の設定が行われていないリンクのことを指す。ナチュラルリンクとも呼ばれ、この数やバリエーションは検索ランキングを決定するにあたり高く評価すると見られている。但し不自然に貼られたリンクなどでは意味が無く、信頼性が高く、権威の高いサイト等から認められた上で自然に貼られたリンクである事が大きな影響力を持つ。

OGP

OGPとはOpen Graph Protocolの頭文字を取った略語で、SNSでシェアされた際にSNS側で表示される画像やタイトル、説明文などのこと。OGPの設定の良し悪しで拡散力に差が出る。

オーソリティサイト

そのキーワードまたは関連するキーワードにおける権威のあるサイトのこと。権威のあるサイトからの被リンクはSEOにおいても大きな影響があると見られている。

オールドドメイン

自分、または他人が過去にサイトなどで使用していた(されていた)ドメインのこと。中古ドメインとも呼ばれる。ドメインには一定のパワーがあり、過去の影響力を受け継ぐ事があると見られているため、仮に会社などでサービスが終了しドメインが不要になったとしても、他者による悪用を防ぐためにドメインを放棄(契約更新しない等)せず、自社などでそのまま保持した方が良いとされている。

オウンドメディア

企業などが自社サービスの宣伝や顧客・見込み客獲得のために作るウェブサイトまたはブログのこと。自社HPだけではカバー出来ないクエリでの検索結果における上位表示を目的とする。近年では広報だけではなく営業戦略上でもWebやSNSの力が大きくなってきたことから多くの会社が行っている。オウンドメディアは自社紹介が目的として活用されることが目的になるが、メディアであることには代わりがないため編集者やライター、分析者などが体制として整っていなければ成果を出す事は難しく、中途半端になってしまう事も少なくない。

オフページSEO

ウェブなどのインターネット外(オフライン)での宣伝・広報活動のこと。オフラインSEOとも呼ばれる。イベントやミーティング開催、チラシなどの販促物の配布や駅などへのポスター掲出といったリアルな施策だけでは無く、SNSでの活動や広告掲出、他プラットフォーム(ブログ等)での投稿もオフページSEOに含まれる。オフラインでの活動を増やすことでSNSブログなどで言及およびシェアされやすくなり、結果的にリンクなどが集まる効果も期待できる。またファンとなった人たちはコンバージョンが高く、自社の情報を積極的に発信してくれる可能性も高いため、いかにファンベースを作成するかは重要な課題になる。

オリジナルコンテンツ

他には無い、あるいは希少性がとても高い情報がある記事やデータ等のこと。他が関与できない1次情報だけではなく、文体や言い回しなどに特徴があるコンテンツも含まれる。SEOのみならずビジネスにおいてもオリジナルコンテンツは競合が少なく市場において大きな存在感を発揮する事が出来るため非常に重要。

オルタナティブテキスト(Alt)

画像が何らかの理由で表示されない場合に、その位置に元々何があるか知らせるためのテキストのこと。主にページ内にある画像にAlt属性として指定する。

音声検索(おんせいけんさく)

Google Home、Amazon Alexa、Siriなどの音声アシスタント機能を使った検索のこと。若者を中心に検索手法の一つとして広まっており、SEOの点からも注目が集まっている。特にGoogle検索アルゴリズムにBERTが導入されて以降は自然言語処理の精度が向上しており、検索クエリの幅も大きく広がっている。なお、音声検索への最適化施策のことをVSO(Voice Search Optimization)と呼んだりしている。

か行

海外SEO(かいがいえすいーおー)

他国における検索順位を向上させる施策のこと。アメリカなど英語圏で言えばそもそも競争が激しく、韓国で言えば検索エンジンとしてNaverが強い、中国で言えばGoogleおよび関連サービスがブロッキングされていて、そもそも使用が出来ず百度(バイドゥ)の検索エンジン対策になる等、国によってSEOの事情が異なっており難易度は非常に高い。やりがいはある。

外部リンク(がいぶりんく)

他のドメインなどから自サイトへ向けられたリンクのこと。厳密には外部からの被リンク、になるが略されて使われる事が多い。

隠しテキスト・リンク(かくしてきすと・りんく)

検索エンジンにテキストボリュームがあるように見せかけるために行う欺く行為のこと。キーワードとなるテキストを背景色と同じ色のフォントカラーで表示したり、あるいは極端に文字を小さくするなどしユーザーには目立たせないなど。Googleのウェブマスター向けガイドライン(品質に関するガイドライン)への違反行為にあたる。過去に横行していたため、現在では行ったサイトは大きなペナルティを受けるようになっており、効果は全く無く、ペナルティのリスクのみ残るため行ってはならない。

カスタマージャーニー

顧客が対象を認知してから購買や予約などの契約(コンバージョン)に至るまでの一連のプロセスのこと。段階分けされ、それぞれのフェーズにおいて施策を考案して実行していく。マーケティング用語として知られているが、SEOにおいても顧客からの視点として意識する必要がある項目。

画像SEO(がぞうえすいーおー)

画像SEO(またはイメージSEO)はウェブページにて使用する画像を最適化してコンテンツの評価を高める手法のこと。詳細:画像SEO

カニバリゼーション

共食いの意味の言葉で、SEOにおいては似た内容のページが複数ある際に検索エンジンはどちらのページを特定のクエリに紐づけてよいか判別が出来ず、ページが十分な評価が受けられなくなることを指す。共起語などから着想を得て似た内容のページを大量に作る際には陥る危険性があり、記事作成にあたりテーマの住み分けが必要になる。SEOに限らずマーケティングの領域などで使われる言葉。

canonical(カノニカル)

カノニカルは検索エンジンに対して正規のURLを知らせるためのlinkタグの属性のこと。検索エンジンが重複コンテンツと認識することを避けるためや、2つの別ページがあると認識されて、パワーが分散してしまうことなどを回避するために設定する。また、ドメインの引っ越しなどを行った際にも元のサイトに対してオリジナルはこちらと案内することで、新しいサイトにも古いサイトが持っていたパワーを引き継がせることが出来ると見られている。設置する場所としてはhead内にリンクタグ内の属性値として「rel=”canonical”」と指定する。

カルーセル

Googleにおいてスマホなどで検索した際に検索結果に表示される横スライド型の画像およびタイトルなどのメタ情報群のこと。ニュースや動画などが表示されることが多く、SERP上で面としても大きいためカルーセル領域に表示させられるか否かでトラフィックは大きく変わってくる。

キーワードスタッフィング

キーワードスタッフィング(Keyword stuffing)はページ内やタイトル、ディスクリプションなどにあらゆるキーワードを詰め込む行為のこと。現在では効果は無いとされており、また不自然なタイトルやページ内容はCTRやユーザビリティを下げる事にも繋がるためコンテンツの品質も損なってしまう。さらに極端なキーワードスタッフィングによりペナルティを受ける可能性もあるためキーワードスタッフィングを行うメリットはない。詳細:キーワードスタッフィング

キーワードプランナー

Google広告上で使用可能なキーワードの調査・分析ツール。検索ボリュームや競合性などクエリに関するデータが確認出来る。キーワード分析を行うにあたり必須となるツール。

キュレーションメディア

いわゆるまとめサイトのことで、何らかのトピックに対して複数の媒体に掲載されている情報をまとめたウェブサイトのこと。

共起語(きょうきご)

特定のキーワードに対して関連すると思われるキーワード、あるいは意味が同じだが異なった言葉・表現のこと。同じ事物を対象とした言葉でもユーザーにより異なるクエリで検索している事があるため、共起語までフォローできればSEOとしても厚みのあるサイトになる。また人々が多く検索するキーワードは競争率が高いため、あえて共起語を狙いに行くというニッチ戦略もある。

強調スニペット(きょうちょうスニペット)

主にGoogle検索結果画面の最上部に大きく表示されるコンテンツ(スニペット)のこと。自然検索順位としては一番重要な位置に大きなスペースを確保するため強調スニペット表示されると非常に有効的。検索順位が一位よりも上位に表示されるため、0位と呼ぶ人もいる。

グーグルアナリティクス

グーグルアナリティクス(Google Analytics)はGoogleが無償で提供しているウェブサイトの成果を測るデータ分析ツール。リアルタイムのアクセス状況から訪問者の状態まで様々な指標が確認・分析出来る。詳細:Googleアナリティクス

グーグルが掲げる10の事実

Googleが定義している理念・骨子のこと。Googleがサービスをどのように考えて作成・運営しているかが明示されており、SEOに限らずビジネスにおいて参考になる点が多い。詳細:グーグルが掲げる10の事実

グーグル広告(旧グーグルアドワーズ)

グーグル広告はGoogleが無償で提供するGoogle媒体上で行う広告の配信・管理ツール。広告主は予算の大小に関わらず広告をGoogle媒体上に出稿する事が可能で取りやめる事もすぐに出来る。

グーグルサーチコンソール

グーグルサーチコンソール(Google Search Console)はGoogleが無償で提供するウェブサイトの外的状況(検索順位やリンク数)を測るための分析ツール。新規にページを作成した際などはここよりGoogleに認識してくれとリクエストを送る事が出来る。またページの削除やキャッシュのクリアなどの申請も出来るようになった。略してサチコと呼ばれることがある。詳細:Googleサーチコンソール

グーグルディスカバー

グーグルディスカバー(Google Discover)はGoogleの検索ボックス下部に表示されるユーザーが興味関心を持ちそうなコンテンツを検索履歴や場所、端末の種類などの情報を元にカード型にして表示するサービスのこと。表示されるコンテンツとしてはニュースページが多いがそれ以外のジャンルでも表示される。自身のコンテンツが採用され表示された場合、短期間で大きなトラフィックが期待出来る。またこのディスカバーに取り上げられたことで集まったトラフィックのことを界隈ではGoogle砲と呼んだりしている。キーワードを指定しない検索(サーチレス検索)であり注目が集まっている。詳細:Google Discover

グーグルトレンド

グーグルトレンド(Google Trends)はGoogle検索における世界中のトレンドを調べられるサイトで国別に絞り込んで調査をすることも可能。SEOにおいてはキーワードの選定(特にニュースなどの即効性の高いジャンル)において役に立つツール。旬のキーワードを確認するために有効なツール。

グーグルマイビジネス

Googleが無償で提供している自社あるいは自身のビジネス情報を公開、管理する機能のこと。2021年11月4日にGoogleビジネスプロフィールに名称が変更された。頭文字を取ってGMBと表現する人もいる。住所や電話番号などCVに繋がりやすい情報を検索結果画面の右側にナレッジパネルとして表示させる事が出来る(競合KWの場合を除く)ためSEO戦略上でも重要な項目。設定時に誤った情報で登録してしまうと間違った内容がナレッジパネルに一定期間掲載され続ける危険性があるため、各種の情報を登録する際は注意しながら行う必要がある。MEO対策と言われた場合、強化点の多くはGoogleマイビジネスでの設定になる。詳細:Googleビジネスプロフィール

クエリ

クエリ(Query)はいわゆる検索キーワードのことを指す用語。正式には検索クエリと言う用語だが、略してクエリと言われることが多い。

QDF(Query Deserves Freshness)

Google検索アルゴリズムの一つで速報性・話題性を重視したページを上位に表示させる仕組み。一定の時間を過ぎると効果が切れて順位は一気に下落すると見られている。ニュース記事など。

QDD(Query Deserves Diversity)

Google検索アルゴリズムの一つで、一つのクエリ(キーワード)に対して複数の意味付けがある(と思われる)場合に備えて多様なコンテンツを検索結果に表示させる仕様のこと。

クリックベイト

クリックベイト(Click bait)とは過剰な見出しを付けた中身が薄い記事、またはアクセス稼ぎのために過剰なタイトルをつけること。いわゆる釣りの事で、古くからアクセスを稼ぐために行われる手法の一つ。Google検索エンジン上で対策が進んでおり、この手法を用いてサイトコンテンツを制作していく事は今後はリスクが高い。詳細:クリックベイト

グレーハットSEO

ホワイトとブラックの中間に位置するSEO対策のこと。完全にアウトでは無いが、正しくも無い、中間領域を攻める手法。例えばnofollowが設定されていないブログなどからの「やり過ぎない」発リンクや営業に対するサービスとしての被リンクの獲得など。基本的にコンテンツの内容の向上に寄与することは少なくペナルティのリスクもあるため推奨されない。

クローキング

スパム行為の一つでGoogle検索エンジンへ認識させるページとページに実際に訪れるユーザーとで別々のページを表示させること。Googleのウェブマスター向けガイドライン違反となり、ペナルティが課される可能性が高い。プログラムの不良などで意図せず起こる可能性もあり注意が必要。

グローバルナビゲーション

ウェブサイトの上部に配置される事が多い、各カテゴリーへのリンクボタン群のこと。ナビゲーションやグローバルメニューと表現されることもある。

クローラー

Googleがウェブサイトや画像などの情報を確認・取得するためのプログラムの総称。複数に別れておりメインとなるクローラーはGooglebotと呼ばれる。クローラーがウェブサイトや画像などの情報をデータベースに登録することで検索結果ページに反映される。なおクローラーは訪れた際に必ずしもサイト内の全てのページをクローリングするわけではないため、場合によりサイトマップやrobots.txtなどで調整して重要なページを知らせる事も施策の一つとしてある。

クローラビリティ

検索エンジンがWebページの情報を集めるために使っているクローラーと呼ばれるロボットがサイト内を効率よくクロール出来るようにすること。またはそのためにWebサイト全体を整理整頓すること。クローラビリティを高める事で、新しく作成したページや更新した記事が検索エンジンに認識されやすくなる。

クロール

Googleがそれぞれのウェブサイトの情報を確認・取得するために用意されたプログラムが実行されることを指す。クロールは過去取得したウェブサイトのアドレスとサイトマップに記載されているリストをもとにサイトにアクセスし、新しいリンクがあるか探す。

KPI(けーぴーあい)

KPIはKey Performance Indicatorの略語で、目標に対しての達成具合を数値化あるいは明示化したもの。またはそうした目標設定を指す。期間としては比較的短期間に設定し、進捗状況や達成具合に問題が無いか確認する。SEOにおいてはGoogleプラットフォームの情勢に左右されるためKPIの目標設定を立てることは難しく、UUやPVなどのトラフィックを対象にするケース、検索順位を対象とするケース、コンバージョンを対象とするケースなどサイトにより様々なKPI設定が想定される。

権威性(けんいせい)

権威性(Authoritativeness)とはGoogleの検索ランキングを決定する際に大きく影響を与えるE-A-Tと呼ばれる指標の項目の一つ。文章からその価値を判断する事はウェブに限らずとも非常に難しい行為になる。そのためランキングの決定においては権威性の高いページはより確度の高い情報源と見ることができ、SEOにおいても同様に有利になると考えられている。

検索クエリ(けんさくくえり)

クエリを参照

検索ボリューム(けんさくぼりゅーむ)

キーワードがどの程度検索されているか判断するための指標のこと。機関としては月間の数字を指標とすることが多い。Googleキーワードプランナーなどを活用して調べられる他、Ubersuggestなど、調べる機能を提供しているサードパーティーのサイト・サービスもある。

CTA(Call To Action)

CTAとはコールトゥアクションの略語でページ下部などに設置する誘導用ブロックのこと。あるいはテキストリンク付きのボタン自体を指すこともある。CTAの構成としてはページ内のサマリーや自己紹介のテキストとボタンがある事が多く、ユーザーが何かアクションを起こすための最後の後押しのためのコンテンツという位置づけである。

コアアップデート

Googleの検索エンジンが定期的に行うアルゴリズム変更の中でも大規模な変更のこと。変更前後でそれまでとは検索順位が大きく変動する事があり、Web担当者は戦々恐々。詳細:Googleコアアップデート

コア・ウェブ・バイタルズ

コア・ウェブ・バイタルズ(Core Web Vitals)はウェブサイト・ページの表示速度や反応・応答性などユーザーが使いやすいとする指標のことで、2020年5月に導入が発表された検索ランキングに影響を与える項目。指標は時間の経過と共に進化していくとされており、発表時点の要素としては前述した、読み込み速度、対話性、視覚的な安定性の3つになっている。詳細:Web Vitals

更新日(こうしんび)

ページが最後に更新された日付のこと。キーワードに対し時間軸が重要な場合は更新頻度はユーザービリティ上で重要な要素になり、そもそもユーザーは新しい情報を好む性質がある。ただし、Google検索結果のスニペットに望んだ日付を反映させることはユーザー側からは出来ない。

構成案(こうせいあん)

記事の全体の構成を大まかに割り出しまとめて配置したもの。主にタイトルとディスクリプション、見出し・小見出しの数とその各見出しの文章、画像等の有無や配置などを書き出した資料のこと。記事を作成するにあたり、辻褄や流れが不自然な展開にならないように予め作成する。記事に限らず、ウェブサイトや動画作成などでも活用されることがある。

構造化データ(こうぞうかでーた)

Googleがコンテンツ(サイトあるいはページのこと)内の構成要素を認識しやすくするために作成するデータのこと。サイト運営において構造化データの作成は必須ではないが、データがあると検索結果画面上において様々な形式で表示させることが出来るようになるため、ユーザビリティを高めることが出来る。なお、構造化データがあるか無いかは検索順位には影響を与えない。

コンサルティング

調査・分析を行うこと、またはそれを行う人のこと。第三者の目線を入れることで自身では気づけなかった間違い等を把握する事が出来、改善に繋げることができる。また、自社では常識であったり、中々言及しづらい点も代弁してもらえる事があるため、会社のWeb担当者にとってはコンサルの存在が役に立つ事がある。ただし、SEOにおいては良い業者だけではなく、悪質な業者も多く存在するため、選定に当たってはそのSEO会社にとって必要と思われるクエリでその会社が何位なのかを調べる事が最高のフィルタリングになる。

コンテンツSEO(こんてんつえすいーおー)

良質な記事を増やす事でGoogle検索エンジンの順位を上げ、流入者数を増やす施策のこと。詳細:コンテンツSEO

コンテンツマーケティング

質の高いコンテンツを増やし顧客を獲得する手法の総称。施策としてはSEOで言えばテキストの内容やページの見栄えだけではなく、投稿者のプロフィール、または画像・動画なども適切に織り込んだリッチな記事を増やすWEBマーケティング手法。Google検索エンジンの精度の向上と共に、それまでのキーワードを詰め込んだだけの小手先のテクニックでは上位表示が狙えなくなったため、質の高い記事を増やすことで訪問者を増やす施策。コンテンツSEOと同義。

コンバージョン(CV)

成果を表す用語で、ウェブサイトにおける目標のことで業態により異なる。例としては応募送信完了、商品購入完了、お問合せ受付完了等

CRO(Conversion Rate Optimization)

コンバージョン率最適化のこと。ウェブサイトにおいてユーザーは増加しているものの、コンバージョンに繋がらないという場合にコンバージョンまでの導線を工夫したり、デザインを変更したり、LPページのABテストを行ってみたり、CTAを改善したり、など施策は様々。流入数や順位を目的としたSEOに比べ、より購買(あるいは何らかの成果)に繋げるための対策になるため、幅広い仮説と検証が必要になる作業。

さ行

SERP(Search Engine Result Pages)

SERP(サープ)とは検索結果画面全般を指す用語。GoogleはSERPを近年大きく変化させており、以前までのタイトルと説明文が羅列されていた検索結果からグラフや地図、あるいはリアルタイムでの指標表示まで、様々なデータが検索結果画面に表示されるようになっている。そのため、SEOの施策としては検索順位以外にも施策が必要になって来ている。

最終更新日(さいしゅうこうしんび)

Googleの検索結果画面に表示されるスニペット内部に記載される最終更新日付のこと。SERPにおいてスニペットの内部に表示させるかさせないか、または指定した日付を表示させるなどは不可能で、Google側で判断されるデータ。

サイテーション

サイテーション(citation)とは引用を意味する言葉で、SEOにおいては他者に言及されたり引用される事を指す。引用元が必ずしも被リンクを貼ってある必要は無く、ブログSNSなどで(ポジティブな意味で)自サイト・サービスが取り上げられる事が検索ランキングに良い影響を与えるという見方がある。これはSNSなどでシェアされた記事を見た人がブログなどでリンクを貼る副次的な効果が働くということが要因だとする考えがある。

site:

特定のサイトに限定し検索を行うクエリのこと。コロンの後に調べたいURLを打ち検索を行う。

サイトマップ

ウェブサイトの各ページの構成を把握し易くするための構成図のこと。近年ではXMLファイルで作られる事が多く、XMLサイトマップと称されることがある。サイトマップに情報を記述する事でGoogle検索エンジンのクローラーが正しくページを認識しやすくなりクローラビリティの向上が期待出来る。企業サイトなど更新するページがそこまで多くない場合はホームページ内のコンテンツの一つとしてhtmlファイルなどで用意することもある。

SXG

Signed Exchangeの略語でAMPページのURLをドメインのURLで表示させることが出来る技術。Web Packagingと呼ばれる記事を高速で表示させる技術の内の一つ。

サジェスト

サジェスト(Suggest)とは提案の意味で、ウェブマーケティングの世界では検索ボックスに入力した際に表示される予測キーワードのことを指す。人々の興味関心がサジェスト結果に反映されると考えられるためキーワードを選定する際の指標として分析する人も多い。詳細:サジェスト

サテライトサイト

メインサイトではカバー出来ない(ブランディングやサイトの分かりやすさを阻害するため等)領域のキーワードを獲得するために作られる別サイトのこと。企業サイトだけでは獲得したいキーワードを網羅出来ない場合に作成するオウンドメディアもサテライトサイトの一つと言える。

サブスクリプションモデル

サブスクリプション(subscription)とは月額課金制のビジネスモデルのこと。Webにおいては事業会社であれば購入や応募あるいは予約などWebサイトを通じて売上を得ることは可能だが、メディアなどの媒体においては広告収入によるものが主になっている。そのため新たな収益源としてサブスクリプションモデルが注目されており、有料コンテンツの提供など各社が様々な施策をチャレンジしている。

サブディレクトリ

ルートドメイン(abc.comなど)の配下に新たに文字を付与した形で構成するディレクトリ(フォルダ)のこと。

サブドメイン

ルートドメイン(abc.comなど)の先頭に新たに文字を付与した形で構成するドメインのこと。既存のサイトとは別のテーマで他のコンテンツを作りたい場合に既存ドメインを利用して作りたい場合などに設けられる事が多い。例としてはヤフージャパンなどがサブドメイン運用を行っている。以下の例で言えば、news.がサブになる。
(ヤフージャパントップページ)https://www.yahoo.co.jp/
(ヤフーニュース)https://news.yahoo.co.jp/

301リダイレクト

訪問者を新しく作成したページへ転送し、検索エンジンには完全に転送させることを伝えるhttpステータスコード。ウェブサイトの引越し時などに設定する。

302リダイレクト

訪問者を新しく作成したページへ転送し、検索エンジンには一時的に転送させることを伝えるhttpステータスコード。エラー発生時に一時的に見せるページやシステムメンテナンス時に一時的に見せるページなどに設定する。

GRC(じーあーるしー)

自サイトのページが検索キーワードで何位か順位を調べるために用いられるサードパーティー製ツール。キーワードを予め設定しておき、実行を押すだけで調査を開始してくれるが、順位を一つずつオンラインで取得していくため実行中はパソコンの電源をつけておく必要がある。静岡の企業シェルウェアが開発・提供している。

CSS(しーえすえす)

カスケードスタイルシートの略語で、ウェブページのサイズや色味など主にデザインを設定指示書にあたるファイルのこと。詳細:CSS

CMS(しーえむえす)

コンテンツ・マネジメント・システムの頭文字を取った略語で、ブログ形式のオープンソースパッケージのこと。代表的なCMSとしてワードプレス、Movable typeなどがある。詳細:CMS

CLS

CLS(Cumulative Layout Shift)はユーザーがページにおいて予期しないレイアウトのずれがどの程度発生しているかを測った指標。コアウェブバイタルズの内の一つ。

CGM(しーじーえむ)

CGMとはConsumer Generated Mediaの略語で、ユーザーが投稿やレビューなど何らかのアクションを行う事でコンテンツが生成され、サイトがブラッシュアップされていくウェブメディアの事を指す。代表的なメディアとしては、はてなやアメブロ、noteなどのブログサービスや食べログなどのグルメ評価サイト、あるいはTwitterなどのSNSが挙げられる。近年では多くのウェブサイトにおいてレビュー機能やコメント機能を実装しているが、一方で管理の点でトラブルになることも少なくない。CGMと似た言葉でUGC(User Generated Content)という名称があるが、これはユーザーが投稿する記事単位を表す言葉。

CTR(しーてぃーあーる)

Click Through Rateの頭文字を取った略語でクリック率のことを指す用語。何らかの媒体に記事が表示され、実際にクリックされた割合を指す。

CPM(しーぴーえむ)

Cost Per Milleの頭文字を取った略語で、1000回表示された際に費用が発生する形式のこと。またはその際にかかった費用を指す。Milleとは1000の意。

CPC(しーぴーしー)

CPC(Cost Per Click)とはクリック単価のことで、1クリックした際にかかる費用のこと

自然検索(オーガニック検索)

Googleなどの検索エンジンでキーワードを入力しヒットした検索結果画面から直接訪問することを指す。なお広告出稿している場合は、重複して上部に表示されることがあるが、広告経由での流入はカウントされない。

自然言語処理(しぜんげんごしょり)

何らかの単語だけではなく、機械が文章として意味を理解する能力のこと。BERTの導入により、自然言語処理の能力が上昇したため、それまでなかなかキャッチアップ出来なかった会話のような文章も検索エンジンはクエリとして認識できるようになった。

常時SSL(じょうじえすえすえる)

ウェブサイト上の全ての通信をSSL化する施策。サイト内全ページのURLをhttps化すること。GoogleのランキングシグナルにHTTPSを使用すると過去発表があり、現在は常時SSL化したウェブサイトが増えている。

Similar web(しみらーうぇぶ)

シミラーウェブはイスラエルの企業(SimilarWeb株式会社、現在はNYとロンドンに本社がある)が開発しているウェブサイトの分析ツール。自社だけではなく競合サイトのアクセス数や検索語句など多くの指標を視覚的に確認できる。サブスクリプションサービスとなる。

指名検索(しめいけんさく)

特定の会社名またはサービスの名称を含めた検索クエリのこと。CVRが高かったり、滞在時間が長かったたりと指名検索でサイトに訪れた訪問者はそのサービスのファンであるため運営側から見た場合、死守しなくてはならない優良顧客にあたる。なおリスティング広告で自社のクエリや自社が展開するサービスのクエリに出稿する施策は有効。Googleのサーチエンジンの進化と共に検索結果ランキングも大きく変動を受ける事があるため、指名検索数をどこまで増やすかは非常に重要。

手動による対策(しゅどうによるたいさく)

Googleが行ういわゆるペナルティの一種で、目視により不適切なコンテンツに対して手動で対策が実施される。内容としてはサイトの一部あるいは全体がGoogle検索結果におけるランキングの大幅な下落や表示結果からの削除などが挙げられる。サーチコンソールの手動による対策レポート項目より現在適用中かは確認が可能。

ジョン・ミュラー

ジョン・ミュラー氏はGoogle社のトレンドアナリスト・ウェブマスター。Twitterで定期的にwebに関する情報を発信しており、SEOに関するツイートも多い。アカウントはこちら

Squoosh

SquooshはGoogle Chrome Labが開発している画像が圧縮出来るウェブアプリケーション。圧縮前後の見栄えやサイズが簡単に確認出来るために大きなサイズの画像の圧縮に便利。詳細:Squoosh

スニペット

検索結果画面におけるタイトル以外に付加して表示されるページ情報のこと。ディスクリプションの下部に青く表示されるページ内リンク等。

スパムリンク

違法なサイトなどから貼られたリンクのこと。ブラックハットSEOの手法の一つとして危険なサイトを作り特定のサイトにリンクを貼ることでリンク先のサイト・ページの評価を下げるという事例があったが、現在ではGoogleエンジンはスパムリンクを割り出す精度が飛躍的に向上しており、それらのリンクを無効化しているため、いくらスパムリンクを貼っても意味はないものになっている。

スピードアップデート

2018年7月に実施されたページの速度がスマホなどモバイルでの検索ランキングを決定する要素になるというアップデート。スマホによる検索需要の高まりを受けて、アルゴリズムをよりUXを重視する仕様にするアップデート。

スモールキーワード

検索数が少ないキーワードのことで、厳密な定義はないが、ニッチな用語、または3つ以上のキーワードの掛け合わせなどがスモールキーワードになる事が多い。検索ボリュームは少ないがBtoBのビジネスをしている場合などは、1CVあたりの単価がBtoCに比べ高くなることが多いため、少ないからといって無視出来ないキーワード群。

3C

主にマーケティング戦略を立てる際の分析手法の一つで顧客(Customer)、競合(Competitor)、自社(Company)の3つのCを対象とする。顧客(市場)分析→競合調査→自社分析の順番で行う事が一般的な方法。

静的なページ(せいてきなぺーじ)

ファイルが実際に存在するページのことを指す。HPでプログラムエラーなどが発生した場合でも静的なページの場合はアドレスが変わらなければ表示はされるため、リスク回避にはなる。一方で全体に一括で同じ変更や修正を加えたい場合などは不便。⇔動的なページ

セッション

訪問者がサイトに訪れてから離脱するまでの行動のこと。サイト内で行動が止まり30分を経過した時や回遊中に日付が変わった時、または一旦離脱した後で再訪問する際の参照元が外部サイトだった時などはそれまでのセッションは途切れ、新たに1セッションにカウントされる。

セマンテック検索(せまんてぃっくけんさく)

入力されたキーワードに含まれる意図や目的を理解して、検索者の求めているものに近いコンテンツを提示するという技術・概念のこと。Google検索結果画面は進化しており、単純なリンク集だけではなく、現在ではアンサーボックスや電卓、時間、サマリー情報など入力されたキーワードに対して有用なコンテンツが検索結果上位に表示されるようになっている。

ゼロクリック

ゼロクリック(検索)とはGoogle検索結果ページにおいて表示される情報でユーザーが満足することで、検索結果で表示されたリンク先をクリックしないことを意味する言葉。近年Google検索エンジンは強調スニペットやナレッジパネルの充実を図っており、これらの部分に掲載される情報で知りたい情報はカバーされてしまうため、サイトには遷移しないという事象。詳細:ゼロクリック検索

ソーシャルシグナル

フェイスブックやツイッターなどに設定されている、リツイートやいいねなどSNS上での評価のこと。評価を多く集めたページなどはGoogleの検索エンジンに良い影響を与えているのではという見方をする人もいるが、グーグルはこれを否定している。ただしSNSなどで広く周知されることにより認知度が向上し被リンクが貼られたり、権威者に言及して貰えたりなど副次的な効果が期待出来、最終的にトラフィックが増加する可能性がある。

ソーシャルメディアSEO

ソーシャルメディアを活用してSEOを進める手法のこと。ソーシャルメディアを活用することで新規層へ向けたブランド認知の拡大やリンク構築が期待できるだけではなく、SNSのページは多くのケースで自社名キーワード検索結果においてHPの直下、あるいはすぐ近くに表示されることが多いため、面を獲得するという意味においても意味がある。ただし、運用を適切に行っていかなければ効果はない。

相互リンク(そうごりんく)

一昔前に流行った複数のサイト間で互いに相手サイトへ向けたURLリンクを張り合うこと。過去SEO目的で流行った時期があったが現在では自然なリンクではない過剰なSEO目的のリンクはペナルティ対象となるため避けた方が良い。

た行

代替テキスト(だいたいてきすと)

オルタナティブテキスト参照

タイトル

タイトルは主にメタタイトルの事を指し、ページの表題の文でSERPでは上部に強調表示される箇所。ちなみにSERPでタイトル下部に表示されるのはディスクリプション。タイトル次第でヒットする検索キーワードが変わったり、クリック率が変わったりとSEOにおいてもタイトルの設定は重要な項目になるためクリックしたくなるようなタイトルになるようコンテンツ提供者が日々奮闘している。

ダイバーシティーアップデート

Google検索エンジンの精度の向上を図るために実装したアップデートの名称。内容としてルートドメインから検索結果画面に表示されるコンテンツは2つ、または多くても3つ程度になっている。このアップデートにより特定のドメインが検索クエリの上位の殆どを占めるという状況が改善された。なお、ナレッジパネルや強調スニペット部はカウントされない。

W3C(World Wide Web Consortium)

W3Cはウェブ技術の標準化を図る非営利団体。規格を定義し互換性が担保される事で無駄な調整やトラブルを避けることが狙い。

重複コンテンツ(ちょうふくこんてんつ)

全く同じまたは酷似した内容の記事のことで、前者の場合はペナルティ対象となり、後者の場合は検索エンジンからの評価が分散されるため、キーワードに対してページの本来の力が発揮出来ない状態になってしまう。自社サイト内で重複コンテンツが乱立して特定のキーワードの評価を食い合う状況をカニバリズム(共食い)と表現したりもする。整理整頓せずにコンテンツ制作を進め続けると気づかない内に陥ってたりする。

長文SEO(ちょうぶんえすいーおー)

1ページに載せる文章を多くすることで上位表示を図ろうとする手法。効果に関しては賛否両論があるが、Googleは長文にする効果を否定している。ただし、一方ではユーザーにとって良い内容を届けるために情報を増やした結果、長文になるという意見もあるため、コンテンツのテーマに応じて内容を充実させることが間違っている訳ではない。

著者情報(ちょしゃじょうほう)

記事を執筆した人の情報のこと、あるいはそれをまとめたスペースのこと。記事の冒頭または最後に氏名、所属、簡単なプロフィール、SNSや著者の詳細リンクなどを掲載するケースが多い。SEOにおいて権威性や信頼性が高い記事が評価されるようになり、著者情報の項目を記事中に設けるケースが増加している。

直帰率(ちょっきりつ)

訪問者がページに訪れた際に他のページなどに移動せず、そのまま去ること。直帰率のデータはGoogleアナリティクス上で確認することが出来る。

DNS(どめいんねーむしすてむ)

DNS(Domain Name System)とはサイト等があるアドレスをドメインと紐づけるシステムのこと。このシステムにより、IPアドレスなどを打ち込まなくてもドメイン名を含んだURLを入力する事でウェブサイトにアクセスが出来る。詳細:DNS

TDH1

TDH1とはTitle、Description、H1の頭文字をまとめた略語で、いずれも主にCTRに影響を及ぼす項目のこと。手が抜かれやすい項目だが非常に重要。

ディスクリプション

ディスクリプション(Description)とは主にメタディスクリプションの事を指し、ページの詳細内容を表した文でSERPではタイトルの下部に表示される。上部に強調表示されるのはタイトルになり、このタイトルとディスクリプションの記述次第でクリック率が大きく変わるため、タイトルに次いでディスクリプションもSEOにおいては重要な項目となる。

テクニカルSEO

タイトル・説明文・見出し・文章・画像配置等のコンテンツの核となる中身以外の最適化施策のこと。ページ読み込み・表示スピードの改善や構造化データの追加、画像(軽量化などの改善)修正、サイト構造の見直し(クローラビリティの向上目的等)、サイトマップの作成、使用プログラムの改善など項目は多岐に渡る。分析ツールであるAhrefsを使えばサイトの技術的な問題点などをスコアとして表示することが可能。

動的なページ(どうてきなぺーじ)

特定のテンプレートファイルのみが存在し、そのテンプレートをベースにリクエストに合わせて様々なケースのページcgi等プログラムを用いて出力する、その出力されたページのこと。実際にファイルを用意する訳では無いため、例えば何万ページのあるサイトでもファイルは基本的に一つで足りる。ダイナミックページとも言われる事もある。⇔静的なページ

トピッククラスター

一つの記事に対して複数の関連ページを用意すること。または、そうしたまとまりのことを指す用語。上位表示を行いたい記事に対してサブとなるテーマの記事を複数個用意しそれぞれにリンクを張ることで、トピック記事を柱として周辺のキーワードも含めて内容を充実させる手法。トピッククラスタリングとも呼ばれる。

ドメイン

ドメイン(domain)はインターネット上における場所のことで、URLそのものを指す事が殆ど。ドメインの名称は早い物勝ちであり、現在では「.com」ドメインに関しては主要なキーワードは軒並み誰かに抑えられてしまっている。なお、インターネット以外にも、例えば事業ドメインといったようにビジネス・経営で使われる言葉でもある。

ドメイン貸し

SEOにおいて強いと見られるドメイン保持者(あるいは組織)がそのドメインの配下にコンテンツを製作することをサービスとすること。ホスト貸しとも呼ばれ、最近ではサブディレクリーを貸すようなケースもある。Googleは2019年時点ではガイドラインに違反しないものの、システムの進化と共に異なるコンテンツだと認識出来るようになると公式ツイッター上で声明を出している。

ドメイン(URL)正規化

Google検索エンジンに対しどのURLを正とするか伝えること。開設まもないウェブサイトに対しグーグルは情報を持たないため、例えばwwwをURLに含めるか否か、やルートドメイン直後のindex.htmlやindex.phpといったファイル名を表示するか否かなど判別がつかない。その状態を解消するために行う施策。詳細:URL正規化

ドメインパワー

そのドメインが持つと考えられているパワーのこと。ドメインパワーが強いサイトは似た内容の記事が多数出た場合に上位で表示され、また仮に分野外の内容のページだとしても一定の評価が受けられると見られている。具体的な情報は一切公表されていないためパワーを明示的に測る事は出来ず、また数値化されているかも不明だが、ウェブサイトの分析ツールであるMOZではDA(Domain Authority)という独自の指標が確認出来るため参考にする人もいる。

ドメイン名(どめいんめい)

urlのこと。例:yougoshu.com、google.com等。ドメイン名によるSEOの効果は無いと見られているが、長すぎるドメイン名や読みにくいドメイン名はユーザーが識別しづらいため、使い勝手という意味では推奨しづらい。なお、ドメイン名は早い者勝ちになっており、現在では主要なキーワードのドメイン名、特に.comドメインは軒並み誰かに抑えられているのが現状。

トラフィック

トラフィック(traffic)英語では交通や交通量を意味する言葉だが、ITにおいてはネットワーク上に流れる情報を指しており、SEOの分野においては主にPVやユーザー数など流入者を指す際の総称として使われることが多い。

な行

内部施策(ないぶしさく)

ウェブサイト内を整理・改善することでウェブサイトの評価を高める手法。ウェブサイトを長く運用するとテーマや改装などがバラバラになったり統一性を欠く事が往々にしてあり、それらの点を包括的に修正するSEO対策。

内部マーケティング

SEOの価値を社内の他部門・部署や上長などに説明して理解してもらうこと。他部門も含めて何らかの気づきが生まれる可能性があるほか、単純に予算として承認してもらいやすくすること期待出来る。これが最大のSEOと考えている人も少なからず存在している。

内部リンク(ないぶりんく)

ウェブサイト内にあるそれぞれのページに設定された同一サイト内の他ページへのURLリンクのこと。適切なリンク設定はユーザビリティに優れるだけではなくクローラーの回遊性も高める事に繋がる。

ナチュラルリンク

オーガニックリンクを参照

NAP

Name(氏名)、Adress(住所)、Phone(電話番号)それぞれの頭文字を取った略語でローカルSEOを進める場合に入れることが推奨される要素のこと。

ナレッジパネル

Google検索を行った際に結果画面の右側(PCの場合)に表示される、キーワードに該当する内容の簡単なサマリー情報のブロックのこと。ナレッジグラフと呼ばれたりもする。検索ランキングとは関係が無いが訪問者数などに影響を与えるため注目されている領域。

ニーズメット(Needs Met)

直訳するとニーズを満たすという意味の言葉で、Google検索品質評価ガイドラインにて記載されているページの品質を見る上での評価項目。Fully meets(完全に満たす)、Highly meets(多くを満たす)、Moderately meets(適度に満たす)、Slightly meets(わずかに満たす)、Fails to meet(満たすことが出来ない)の5段階で評価される。

ニッチ

ニッチ(niche)とはその市場における隙間を指す言葉で、ビジネスでも広く用いられている用語。SEOにおいては多くの人が検索する主要なキーワードでは無く、多くは検索されないものの有効的だと見られるキーワードのこと。ロングテール戦略もニッチな戦略だと見ることが出来る。ITに限らず世の中全般的に使われる言葉。

日本語ドメイン(にほんごどめいん)

日本語ドメインとは、日本語が含まれるドメイン名のこと。例、野球.com、サッカー.net等。

ネガティブSEO(ねがてぃぶえすいーおー)

相手サイトのGoogleからの評価を陥れるための手法の一つで、Googleからペナルティを受けるような行為(コピーページを大量に用意する、スパムコンテンツを大量に作成する等)を行い、そのサイトから攻撃対象サイトへ大量にリンクを張るなどする。これによりGoogleは危険なサイトの仲間であると誤認し相手サイトの評価を下げる事に繋がる事がある。現在ではこうした嫌がらせに対してもGoogleは対処しており、実際には殆ど影響が無いとされている上、行ったサイトに対してペナルティが課せられる事がある。

noindex属性(のーいんでっくすぞくせい)

noindex属性はタグとして記入することで、記入されたページをGoogleにインデックスしないでくれとメッセージを伝えるタグ。作成中のページやプライバシーポリシーや利用規約など余り情報の価値が無いページに設定する事が多い。基本的にはタグは尊重され検索結果には表示されないようになるが、必ず表示しないという訳では無いためその点は留意する必要がある。

nofollow属性(のーふぉろーぞくせい)

nofollow属性はタグとして記入する事でリンクジュースを渡さないようにするための指定のこと。他のウェブサイトなどへリンクを張る際に指定する事が多い。元々はスパムを防ぐための施策であったが、近年では有用なリンクすらもnofollowにするケースが相次いでいるため、2019年9月にリンクの有用性を見極めヒントとして見ると発表している。但し、ヒントになるからと言って以前のように大量に発リンクを張り付けるなどしても意味は無い。設定方法としてはaタグ内にrel="nofollow"の属性を指定し行う。

は行

パーソナライズド検索(ぱーそならいずどけんさく)

Googleが得た情報に応じて、検索結果が変わるGoogle検索結果画面の仕様のこと。この機能により一瞬検索順位が上がったように見えても、実際は変化なしだったという事でがっかりする人が後を絶たない。

BERT(ばーと)

BERT(Bidirectional Encoder Representations from Transformers)とは自然言語処理技術の一つで2019年10月にGoogleの検索アルゴリズムに採用された。米国から順を追って組み込まれていき、日本でも2019年12月に導入されている。BERTに用いられる技術には単語を左右の文脈から予測・判断し学習するというロジックが組まれており、この技術の導入により検索エンジンがページの評価・判断する際の精度の向上が期待されている。

パーマリンク

作成したページに付与するURLの末尾のこと。自由に指定する形式、自動的に連番で指定される形式等様々なタイプが主にCMSなど動的なページを生み出すシステムで用いられている。静的なページで更新する場合はファイル名を変更する事でパーマリンクの設定が変わる。効果としては大きくないものの、ユーザーが現在何のページにいるのか理解し易いパーマリンク名が望ましいとされる。

ハイパーローカル

市区町村よりも更に限定されたエリアのこと、およびその内容を記載したコンテンツのこと。必然的にオリジナリティが高くなりローカルSEO対策として有効な施策とされる。

発リンク(はつりんく)

自分のウェブサイトから他のサイトへ向けたリンクのこと。

ハミングバードアップデート

Googleの検索アルゴリズムに関する大幅な変更のこと。このアップデートによりそれまではGoogleの検索結果はキーワード単位で返していたのに対し、前後の文脈まで理解した形で検索結果を返すようになったと言われている。2013年に実装されたとされている。

パンくずリスト

自分がウェブサイト内のどこにいるか理解しやすくサポートするためのもの。多くはページのグローバルナビゲーション下あたりに設置されている。サーチコンソール上において項目としてリストアップされている。

パンダアップデート

Googleの検索アルゴリズムに関する大幅な変更の一つで、高品質のページの検索順位を高くするためのアップデート。この導入によりコピーコンテンツやプログラムで自動に生成されるようなページよりも独自のページの評価が高くなったとされている。2011年頃よりテストが開始され、2016年にはアルゴリズムに組み込まれることが発表された。

bing(ビーイング)

アメリカのマイクロソフト社が開発している独自の検索エンジン。Internet ExplorerやEdgeといった同社の開発するブラウザに標準で搭載されている。検索エンジンのシェアはGoogleが圧倒的だが、Windows OSを搭載するパソコンの普及率が非常に高いため、bingも少なからず利用されている。SEOにおいて意識する事は少ないが、海外での使用率はそれなりにあるため、インバウンドなどの事業においては重要な検索エンジンになる。なお、bingもアナリティクスを用意しており、サイトの分析を行うことが可能。設定はGoogleアナリティクス同様に認証を行なった上で登録する。

ヒートマップ

訪問者がページ内のどの位置を注視しているか、どのボタンをクリックしているかなど、行動履歴を赤色から青色までの色付けで確認出来るツールのこと。多くの企業が開発しており、有償・無償問わず様々なヒートマップツールが提供されている。bingが提供しているClarityが有名なツール。ウェブサイトの問題点などを洗い出すために有効なツールで、特にサイトリニューアルなどを行う際には現状のウェブサイトの改善点を把握するために非常に役立つツール。

Visual Site Mapper

Visual Site Mapper(ビジュアル・サイト・マッパー)はイスラエルの企業Alentum Software社が開発したウェブサイトのコンテンツをマッピングする事が出来る無料のウェブサイト。コンテンツの現状を可視化して把握するのに役立つ他、説明資料などにも活用できる。

ビッグキーワード

ユーザーが多く検索しているキーワードのことを指す用語。ビッグキーワードに対してコンテンツを制作する場合は競合も多く激しい争いになるが、上位表示を獲得できた場合は大きなユーザーの流入が期待出来る。ビックキーワードの明確な定義は無いが1単語(固有名詞等)を指すことが多い。

被リンク(ひりんく)

他のサイト等から自身のサイトへ向けられたURLリンクのこと。Googleの検索結果ランキングの決定における重要な要素。より権威が高く、信頼性のある所から自サイトまで被リンクが貼られると順位に大きな影響があると見られている。一方で、過去この被リンクを販売するなどしたスパム行為が横行したため、現在ではスパム的なリンクは価値がつかず評価されない。また被リンクは数は関係がなく、リンクの質が大事になる。

ファーストビュー

ファーストビュー(First View)とはサイトを訪れた人の目に最初に飛び込んでくる画面領域のこと。ファーストビューはその後の可読率を高めるために重要な要素で離脱率や直帰率にも影響がある。なおウェブとスマホのディスプレイの大きさの違いなどからファーストビューの領域は端末により変動する。

ファビコン

ファビコンとはGoogle chromeで言えばタブの左側に小さく表示されるアイコンのこと。フェイバリットアイコンの略語。SEOだけではなくブランディングとしても、こうした点はぬかりなく設定したい。

ブラウザ

ホームページなどを閲覧するためのソフトウェアのこと。代表的なブラウザにGoogle chromeやEdge、Safari等がある。ブラウザによりWebサイトで活用されている技術の対応状況が異なるため、多くのサイト運営者の頭を悩ましている。

ブラックハットSEO(ぶらっくはっとえすいーおー)

中身の無いページを大量に作成し、そのページから目的のページに向けてリンク張る等、ページの評価を上げようとするために行われる行為全般を指す。ペナルティの対象となり、ペナルティを受けてしまうと順位が大きく下落してしまうなどサイト運営は極めて困難な状況に陥るためご法度。

ブランドキーワード

会社または会社が保持するサービスなどのブランド名を含む検索キーワードのこと。CTR・CVRが高くSEOにおいても重要なキーワードになるためブランドキーワードと掛け合わせたクエリは抑えにいくことが定石とされる。

プレスリリース

外部機関を利用してニュースを発信すること。またはそうした広告手法のこと。イベント集客やサービスの認知向上のために行われる手段であり、実施会社からの外部リンク獲得を目指してやるものではない。なお、殆どのPR会社記事のリンクにはnofollow属性が指定されており、幾つリンクを作成してもSEOとしての効果はない。ただし、PR記事の中身の評価が高く、多くの人がシェアをするなどした場合はその限りではない。

フレッシュネスアルゴリズム

Google検索エンジンがアルゴリズムとして導入している最新の情報が求められていると判断されるクエリには鮮度の高い情報を検索結果の上位に表示させるという仕組み。2010年6月8日に完成したCaffeine(カフェイン)というインデックスシステムがベースとなっている。

ブログ

ブログはウェブサイトの一種で日記などをウェブページとして投稿出来るように設定されているもの。無料ブログ、有料ブログ、個人ブログといった形態があり以前までは趣味としての側面が強い媒体であったが、インターネット環境が普及するにつれ、多くのトラフィックを獲得するブログが現れてきている。現在では多くの企業が影響力の大きさを無視出来なくなり、企業自身もオウンドメディアを立ち上げブログ領域に進出している所が多くなってきている。詳細:ブログ

PWA(プログレッシブ・ウェブ・アプリケーション)

PWA(Progressive Web Apps)はウェブサイト上でアプリに似た機能を提供できるようにする仕様のこと。簡単に言うとWebサイト自体をアプリ化すること。詳細:PWA

ブランディング

ブランド化のことで、対象を権威化すること、させること。上手くブランド化が出来ると指名検索が増加し安定的な集客やコンバージョンの増加が期待出来るようになる。ブランドを生み出すことはSEOに限らずビジネスにおける一つの目標点と言える。

FAQ(えふえーきゅー)

FAQ(Frequently Asked Questions)は、よくある質問のことで、該当のサイト・サービスにおいて多く発生するユーザーからの問い合わせとその内容をまとめたもの。Question(質問)とAnswer(答え)の形で作られる事が多い。SERPにおいてリッチリザルトコンテンツとして大きく表示される事があり、SEO戦略上特に面を取りにいく際には非常に大きな武器になる項目だが、同様の施策が多くのサイトでなされたため、複数ページにおいて同様のFAQ項目がある場合はサイトにつき一つまでが表示される仕様になっている。

ページスピードインサイト

ページスピードインサイト(PageSpeed Insights)とはGoogleが提供しているウェブページ等の表示スピードを調査するツール。無償で利用することが可能でURLを打ち込むだけで改善案も含めた改善レポートを入手することが出来る。表示スピードが遅いとそれだけで訪問者は離脱する可能性が高まってしまうため、こまめにチェックし、サイトが遅くなっていると感じた際には対策が必要になる。

ページビュー(PV)

ページビューとはユーザーの数は問わず、単純にそのページが何回表示されたかを表す数値。例として1000人のユーザーが特定のウェブサイトにおいて1ページを見た場合と1人のユーザーが1000ページを見た場合、どちらも1000pvになる。ピーブイと略して呼ばれる事が多い。

平均セッション時間(へいきんせっしょんじかん)

サイトに訪れたユーザーがそのサイト自体から離脱するまでの時間のこと。似た指標として存在する平均ページ滞在時間では直帰した場合など、滞在時間が計測出来なかった場合は0秒に設定され数値に反映されないが、平均セッション時間では直帰した際の0秒も含まれてカウントされる。

平均ページ滞在時間(へいきんぺーじたいざいじかん)

訪問者が対象となるページにどの期間滞在したかを図る指標でGoogleアナリティクスなどで確認することが出来る。ページを開いたタイミングからサイト内の別のページに遷移するまでの時間が滞在時間として記録されるため、訪問者が直帰したり、ブラウザを閉じたりすると時間が測れず滞在時間は0秒となる。

ペイドリンク

ペイドリンク(paid link)は金銭を支払うなどしリンクを張って貰う行為を指す。ペナルティの対象となり、また過去こうした行為が増加した事もあり検索エンジン側でも対策が取られている。

ペナルティ

Googleが行う不正な行いをしているウェブサイトに対する罰則のことで、ペナルティを受けると順位が大幅に下がるだけではなく、最悪検索結果にも表示されなくなる可能性がある。サイトの運営にとっては致命的なダメージとなるため、サイト作成・運営のポリシーとしては基本的にユーザーを欺くようなウェブサイトやページの作成は行わず、SEO対策の点でもユーザーファーストで作ることが重要になる。

ペルソナ

人を意味する言葉で、SEOにおいてはコンテンツを届けたい人のイメージのこと。ペルソナの設定はコンバージョンに大きく関わってくるため重要で、例えばto Bなのかto Cなのかでは作成する記事の質が大きく異なってしまう事がある。ある程度まで記事の作成を進めてしまうと、ペルソナの設定がごちゃごちゃになり混乱してしまう危険性もあるため、可能な限り初めの段階で適切に考慮しておきたい項目。

ペンギンアップデート

Googleの検索アルゴリズムに対する大幅な変更の一つで、外部からのリンクの購入や隠しテキストなどで不正に順位を上げようとしているページの評価を下げるためのアップデート。

ポイズニング

ランキング上位に表示されているウェブサイトに不正なプログラムを仕込み、訪問者に対して不利益となる行為を行うこと。サイト運営者自身が行う場合とハッカーなどが行う場合の2種類がある。

他の人はこちらも質問

特定のクエリで検索した場合にGoogleのSERP上に現れる項目。検索ユーザーのニーズを反映している要素としてコンテンツ構成作成時に考慮されることが多い。英語ではPeople Also Askという名称になっており、略してPAAと呼ばれることもある。

ホワイトハットSEO

Googleが推奨するやり方・方法を用いてページを作り評価を高めていく方法のこと。シンプルに良いコンテンツを作っていくこと。

ポッドキャスト

ポッドキャストとはインターネット上に動画や音声ファイルを配置して公開する行為、あるいはそうしたメディアのことを指す用語。動画を音声で流し聞きするユーザーも多くSEOにおいても、BERTなどが導入された事で会話系のクエリを補足しやすくなっているため注目を集めている領域。

ま行

マークアップ言語(まーくあっぷげんご)

文章を構造化しコンピューターに伝えるための言語。HTMLが代表的なマークアップ言語になり、同じようにウェブサイトで使用される頻度の多いphpはプログラミング言語になる。

ミドルキーワード

大規模では無いものの、それなりに検索数が多いキーワードのこと。マイナーな単語や「ラーメン屋 新宿」などのように複合キーワードかつボリュームが多いと推定されるキーワードが対象。

目次(もくじ)

1つのウェブページにおける索引のことで、訪問者に対して大枠の内容を示す項目。ブログを中心に目次を設定するサイトが増加し、Googleも検索結果上で強調表示されることがあるなど、ユーザービリティだけではなく、面を取る戦略においても目次の作成は有効だと言える。自動で生成するにはプログラムの開発が必要になってくるが、ワードプレスなどではTable of Contents PlusやEasy Table of Contentsなど、目次が自動生成されるプラグインツールも外部開発者が提供していたりするため簡単に実装できる。

モバイルファーストインデックス(MFI)

ウェブサイトや作成されたページの検索順位を決定する際にパソコン版のサイト・ページを基準にするのではなく、スマホページを基準にランク付けする仕様のこと。Googleの検索エンジンはモバイルファーストインデックスを導入しているため、検索順位にはスマホページの影響が大きく反映されている。なお2019年7月1日より新しく作成されたサイトに対してはMFIで評価する事がデフォルトになっており、2020年9月から全てのサイト・ページに対してMFIが適用されることになっている。詳細:MFI

モバイルフレンドリー

スマホでウェブページを見た際にサイズや表示速度、操作性などがスマホの画面に最適化されている事を指す用語。Googleが検索ランキングの順位にモバイルファーストインデックスを採用している事からもモバイルフレンドリーはSEOにとって重要な要素と一つと言え、UXの点からもモバイルフレンドリーページの作成は必須だと言える。また管理の面からも一つのソースファイルを扱うだけで良いため運用が楽になる。

モバイルフレンドリーテスト

ウェブページがモバイルフレンドリー(スマホ検索者に対して見やすい設計になっているか)かを調べるためにGoogleが用意しているウェブツール。Googleはモバイルファーストインデックスを始め、検索順位の決定の多くをモバイルを基準としているため、モバイルフレンドリーなサイト作りはSEOを行う際においても必須。

や行

Yahoo検索エンジン(やふーけんさくえんじん)

Yahooの検索エンジンはGoogleの技術を利用しているため、一部独自で設定されたスニペットを除き、Yahooの検索結果はGoogleの結果とほぼ同じ順位となる。そのためWebのSEO担当者は基本的にGoogle検索順位を基準に対策を考えれば良く、Yahooのために特殊な対策を行う必要はない。

Yahoo!プロモーション広告(やふーぷろもーしょんこうこく)

Yahoo Japanが手掛ける広告サービスの名称。検索結果画面に表示されるリスティング広告やディスプレイニュース内広告などが該当する。

UI(ゆーあい)

ユーザーインターフェイスの略語で、ウェブサイトにおいては画面の造り全般を指す。UI次第で使用感が大きく変わるため重要な項目。一方で定量化が難しい分野でもあり、ヒートマップなどを活用して構成を考えることも出来なくはないが上手くいくかは不明瞭。

URL(ゆーあーるえる)

Uniform Resource Locatorの頭文字を取った略語でインターネット上でのページの場所を示す。詳細:URL

UX(ゆーえっくす)

ユーザーエクスペリエンスの略語で、ウェブサイトにおいては画面の見やすさや使いやすさ、出来る機能などそのサイトで体験する(出来る)全般を指す。UXの向上がサイトの評価に繋がるとして従来のCVRのみならずSEOの点でも注目されている。

ユーザビリティ

使いやすさ、使用感の良さを指す言葉で、SEOにおいては異なるブラウザで正しく表示され、使用に差異がないか、PC、スマホ、タブレットなど複数のデバイスにおいて最適な表示・閲覧・使用が可能か、回線接続速度が遅い状況下でもページはストレスなく快適に閲覧・操作可能かなどが評価される。

YMYL

Your Money Your Lifeの略語でGoogleが検索順位を決定する際により信頼性を重視している分野・ジャンルのこと。但し、YMYLはあくまでも概念として存在しており、YMYLスコアのようなものがある訳では無い。詳細:YMYL

ら行

Lighthouse(らいとはうす)

Googleが提供している拡張機能の一つで、Webサイト・ページのパフォーマンスやアクセシビリティ、SEOなどの修正・課題点がスコアとして確認出来るツールのこと。

ランキング

主にSERP画面での検索順位のことを指す用語。ランキングは数多くのアルゴリズムによって決定され、またその内容も定期的に変更が加えられるため、自社名のクエリなど極一部を除き確実に上位表示を行うという事は事実上不可能。

ランクブレイン

ランクブレイン(RankBrain)はGoogleが2015年に導入した検索アルゴリズムの一つで、クエリの内容に単に一致するページではなく、様々な指標から判断し適切なページを検索結果に表示させることに繋げている。詳細:RankBrain

リード文(りーどぶん)

コンテンツの内容を掘り下げる前の前置き文のこと。ユーザーが本文を読みたくなるよう仕掛ける文章。

リスティング広告(りすてぃんぐこうこく)

検索結果画面の上部または下部などに表示される広告のこと。Google広告やYahoo!プロモーション広告が代表的な広告で総称してPPC(Pay Per Click:クリック課金型)広告とも呼ばれている。

リダイレクト

あるページに訪れた際に自動的に他のページへ遷移すること。ウェブサイトの引っ越し時などに旧ウェブサイトに設定しておくことで、旧ページが元々持っていたパワーを新ページに移転させ、結果的に訪問者の減少を減らす。漏れや間違いなど煩雑になりがちだがキチンと適切に行う事が重要。詳細:リダイレクト

リッチコンテンツ

主にリッチなページを指す用語で、テキストだけのページでは無く、画像や動画、背景や見出しの装飾、SNSの埋め込みなど複数のアイテムが存在するページのこと。

リッチリザルト

一般的な検索結果画面とは異なり、質問に対する答えや場所情報、商品情報、予約の状況、求人情報などが検索結果画面の目立つ位置に表示される、検索結果画面のこと。Googleはこのリッチリザルトを多くのクエリで表示するようにしており、これによりユーザーは表示されたページに遷移せずとも答えを知ることが出来るようになっている。一方で単純なクエリに関してはリッチリザルトで検索者が満足してしまいページに遷移しない事象(ゼロクリック検索)も起きており、SEOにおいても戦略の見直しが急務となっている。

リライト

リライト(rewrite)は再度記述するという意味で使われ、主に記事の内容や古くなった情報を削除して新しい情報を付加すること。ブラッシュアップと言われることもある。情報が古くなった記事自体の削除はせずに、あくまでも文を追記・修正し更新することになる。SEOに限らず記事の鮮度を保つことは重要になるため、定期的な更新がトラフィック増に繋がるケースも多い。

リンク切れ(りんくぎれ)

リンク先のページが何らかの理由で無くなる、またはアクセス出来なくなってしまった状態のこと。サイト内に多くの発リンクを設置している場合はどのリンクが切れているか把握を行う事が大変なためツールを用いて確認する事が多い。もちろん切れているリンクをそのままにしておくことはユーザービリティの観点から好ましくない。

リンクジュース

リンクジュースとはリンクを外部に送ることで送り先のページに対し何らかの価値が渡される事を意味する用語。

ルートドメイン

ドメインの起点となるurlのこと。当サイトで言えばhttps://yougoshu.comになる。

レイジーロード(Lazy Load)

画像を表示する際にページを開いた際に全て表示させるのではなく、スクロールするなどし画像の領域に近づいた際に表示させるプログラムのこと。これにより訪問者がページを開く際の読み込みスピードを短縮する事ができる。

レスポンシブ

一つのウェブページにおいてPCで閲覧した時にはパソコンに適したサイズで表示され、スマホで見た場合はスマホに適したサイズに変換されること。ソースが一本化されることで管理・運用が楽になるため、現在では多くのサイトがレスポンシブに対応したウェブサイトづくりを行なっている。

レンタルサーバー

自前ではなく外部のサーバー提供業者に借りること、またはサーバーを提供する事業者のことを指す。IT環境の整備、または管理ツールの機能の質が向上したことにより、現在では個人・法人問わず多くのウェブサイトがレンタルサーバー上で運営されている。また近年ではサーバーの事業者はただウェブサーバーを提供するだけではなく、スピードアップを実現する機能を提供したり、セキュリティを強化したりと様々な対策を取っており、より快適なウェブサイトを簡単に構築出来るようになっている。詳細:レンタルサーバー

ローカルSEO

地域名と掛け合わせたキーワードで検索上位表示を目指す施策のこと。ウェブサイトだけではなく、ローカルの情報が表示されるGoogleマイビジネス上での情報も充実させることも重要。特に近年では地域名との掛け合わせたクエリではGoogleマップが最上位に表示されることも多く、Googleマイビジネスの成果が検索エンジン対策とも密接に関わっている。

robots.txt

グーグル検索エンジンのクローラーにアクセスさせるか、させないかの指示を記述するテキストのこと。Google検索エンジンのクローラーに対して、サイト内を効率良く訪問してもらうために設定する。

ロングテールワード

ロングテール(long tail)は主に複数のキーワードを含んだ検索キーワードのこと。厳密な定義は無いが3つ以上がロングテールとされることが多い。例:「コンビニ バイト 1000円以上」等。競争率は単独キーワードなどと比べて低くなるが、検索ボリュームも低くなるためロングテールを取りに行く場合は幅広く、多くのロングテールキーワードを狙いに行く事が多い。

わ行

ワードプレス

ワードプレス(Wordpress)はブログ形式のオープンソースプラットフォームで誰でも自由に利用でき、改変も自由に行えるブログベースのプログラムのこと。個人ブログなどの利用者が急増した事もあり、世界的に多くのユーザーを抱えるCMS詳細:ワードプレス

ワイヤーフレーム

サイトやページの枠組みのみを書き出した仕様書のこと。ワイヤーフレームの時点からUIやUXを落とし込んで作る事がウェブサイト制作においては理想形。

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マイクロソフトが提供している検索エンジンであるBingに指定されているリンクカラー(RGB)。UI/UXを研究しているチームがテストを重ねた結果クリック数が増加したとされている。設定して上手くいくかはサイト次第。

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