古文用語集
古文は現代の言葉にも被りながらも意味が異なるという点が曲者です。そのため、一つずつ覚えながら、多様な設問に対応できるようになりたい所です。ここではその古文に関する用語を集めています。

あ行

あいなし

つまらない

あえか

繊細な

あかず

満足しない

あからさまなり

ほんのちょっと

あく

満足する、いやになる

あさまし

情けない、興ざめだ。

あざる

ふざける、くつろぐ

あし

悪い

あした

あそぶ

歌を楽しむ、演奏する

遊びをせんとや生まれけむ

遊ぶために生まれてきたのだろうか

あだ

無駄なこと・もの

あだなる

空虚なもの・こと

あぢきなし

つまらない

あな

ああ

あはれ

しみじみとした、尊い、愛しい

あやし

不思議、珍しい、卑しい

あらまほし

そうでありたい

あり

存在する

ありがたし

めったにない。

いかで

なぜ?

いたづら

役に立たない

いづ

出る

いつく

大切にする

いづれ

どちら

いと

とても

いとど

いよいよ

いとほし

気の毒

いぬ

死ぬ

いまはむかし

今となっては昔のことだが

いみじ

普通ではない、良い、大変だ

いらふ

答える、返答する

うし

つらい

うしろめたし

心配だ

うす

消える

うたてし

なさけない

うつくし

愛らしい、綺麗、立派

うとし

無関心である

うれふ

心配する

~できない

おきつ

命令する

おきな

老人

おくる

生き残る

おこたる

病気が治る

おどろく

目覚める、気づく

おのづから

自然に

おはす

いらっしゃる

おほかた

一般的に

おぼしめす

お思いになる

おほす

おっしゃる

おぼゆ

思われる

か行

かかる

このような

かぎりなし

この上ない

かく

このように、担ぐ、規則・決まり、走る、かける、掻く

かげ

かしこし

おそれおおい

かしづく

大切に育てる

かた

方向・方法

かたし

難しい

かたへ

片方

かたみに

互いに

かづく

褒美を頂く・与える

かど

才能

かなし

かわいい、悲しい、情け

~がり

~のところへ

かる

離れる

~た。

きこしめす

お聞きになる

きこゆ

申し上げる

ぐす

連れて行く

くだる

都から地方へ行くこと

くちをし

残念だ

けう

珍しい

けしき

様子や態度

げに

なるほど、本当に

けむ

~ただろう

けり

~た

これ

ここち

気持ち

こころうし

つらい、不愉快

こころなし

思いやりがない

こちなし

無作法だ

こちふかば

東風(こち)が吹いたならば

こと

言葉

ごとし

~ようだ

ことわり

筋道

さ行

そう

さうざうし

物足りない

さうなし

素晴らしい

さぶらふ

あります、おります、ございます

さがなし

たちが悪い

さとし

賢い

さらなり

言うまでもない

さらに

絶対に

さらば

それならば

さる

そのような、来る

~しないつもり

しのぶ

我慢する

しばし

しばらく

しるし

証拠

する

~ない

すさまじ

興ざめ

すずろなり

思いがけない、無関係だ

すなはち

すぐに

せうそこ

手紙

そこら

たくさん

た行

たいだいし

面倒だ

たがふ

違う

たぐひ

同類

たてまつる

さしあげる、お~申しあげる

~だに

せめて~だけでも。

たのむ

信頼する

たまはる

いただく

たまふ

お与えになる

ためし

たり

~た、~である、~ている

ちぎり

約束

ちご

幼児

ちはやぶる

荒々しい

~た

つきづきし

ふさわしい

つごもり

月末

つつむ

遠慮する

つとめて

早朝

つゆ

少しも

つれづれ

退屈だ

つれなし

平気だ

~で

~ないで

とかく

とにかく

とし

早い

としごろ

長年

~とて

~と言って

とみ

急ぎ

ども

けれども

な行

なかなか

かえって

ながむ

ぼんやりと見る

な~そ

~するな

など

なぜ

なにがし

なほ

いっそう

なほざり

いいかげん

なり

~だ

なんぢ

おまえ

~にあらず

~ではない

にはか

急に

~た

ねんごろなり

親切だ

ねんず

我慢

~が

ののしる

大騒ぎをする、大きな声で悪く言う

は行

もし~ならば、~ので、~ところ

ばかり

ぐらい

はしたなし

中途半端

はた

やはり、あるいは

はづかし

立派

はべり

~です、~ます

~ばや

~したい

ひねもす

一日中

ふみ

書物

べし

~にちがいない

ほい

本来の目的

ほど

身分

ま行

まうく

準備する

まうづ

お参りする

まし

~だろう

まじ

~しないつもりだ

まほし

~たい

~ままに

~の通りに

まめなり

まじめ

まらうと

まゐる

参上する

みかど

天皇

みゆ

見える、思われる

~だろう

むげなり

ひどい

むつかし

不快だ

めでたし

すばらしい

ものぐるほし

気が狂いそうな

ものす

ある・いる・行く・来る

や行

やうやう

だんだんと

やがて

すぐに

やまぎは

山の一部分

やむごとなし

大切だ、特別だ

ゆかし

~たい

ゆゑ

したがって

よし

手段・理由・方法(名詞)、仕方ない・仮に(副詞)

よしなし

くだらない

よすが

手段・方法

よむ

歌を作る

~より

~によって

よろづ

すべて

ら行

らうたし

愛おしい、かわいい

~た

れい

普段

わ行

わざ

行為

わびし

つらい、つまらない

わらは

子供のこと

われ

わたくし

わろし

良くない、みっともない、上手くない

ゐる

座る

をかし

変、面白い、趣がある、見事

をし

かわいい

をりふし

季節

だろう

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