
ビジネス上で使われる用語は業態によっても様々で、しかも数多くあり慣れないうちは混乱する事も少なくありません。そのためここでは学生または新社会人になったばかりの方からすでにバリバリ働かれている方までビジネスに関する用語を幅広く集め掲載しています。ぜひ参考にして頂ければ幸いです。
一番うざいビジネス用語はどれ?
あ行
RPA(あーるぴーえー)
RPAとはRobotic Process Automationの頭文字を取った略語で、主にPCで行う作業を人に代わり実行するソフトウェアのこと。詳細:RPA
アイスブレイク
話の前のちょっとした雑談のこと。商談などの際に緊張感を緩和させるために行う。
あいみつ
あいみつとは相見積もりの略語。何かを外部に発注する際に複数の会社から見積もりを取り価格を比較すること。使用例:あいみつ取っておいて、等。
アウトソーシング
アウトソーシング(outsourcing)は一部(又は大部分)の業務を外部の会社に委託すること。経理部門などの固定業務が対象となることが多い。詳細:アウトソーシング
アウトバウンド
アウトバウンドとは内から外へ出ていく事を指す言葉で、用いられるシーンとしては電話やメール営業など外へ向けての営業行為を指す事が多い。
アグリー
agree(同意する)のことで、そのまま同意するか(したか)のような意味で使われる。会社内で余り使われる用語では無いが、~アグリーメント等、海外との契約書などでは見かける事の多い単語。
アサーション
アサーション(assertion)とは自分の意見を我慢することなく表明出来、かつ相手の意見にも耳を傾けることができる、互いに尊重し合うコミュニケーション能力のこと。空気も読むけれど主張もするし、人の話も聞くということ。
朝一(あさいち)
朝の一番最初を略した言葉。朝一でやる、ミーティングは朝一で、今日はもう遅いんで朝一で、等。
アサイン
アサイン(assign)は英語で割り当てる、任命する、組み込むことを意味する言葉。主にチームメンバーや仕事の割り振りなどを伝える際に使う人がいる。
アジェンダ
アジェンダ(agenda)とは議題、予定などを意味する言葉で、ビジネスにおいては主にミーティング資料やその中にある目次のことを指す機会が多い。
アジャイル
アジャイル(agile)とは素早くを意味する英語で、完成に時間をかけるよりもまず先にリリースして、問題点を修正・改善しながら進める方法のこと。主に最低限のものをとっととリリースしてしまって、開発しながらゴールを目指す手法の事をアジャイル開発と呼んだりする。
ASAP(As soon as possible)
英語のメールなどでしばしば使われるASAPはなるべく早く、急いでという意味。英語を使う環境でのビジネス用語。
アセット
アセット(asset)とは資産のこと。会社の資本などを指す事もあれば、人材なども含めた総称としてアセットという言葉を使う事もある。
アテンド
顧客などを案内したり同行することを指す。展示会などの際にはアテンド能力は重要で、商談あるいは購買・契約に結び付けられるかの分かれ目。
アポイント
アポイントは英語のアポイントメント(appointment)の略語で、相手との面会などの約束を取ることを指す。電話営業での基本目標。アポと略して呼ぶことも多い。
アライアンス
アライアンス(alliance)とは、他の企業と同盟を組むことを指す用語。例としては共通のサービス・規格を合わすためにアライアンスを締結した等。
粗利益(あらりえき)
売り上げから原価を差し引いた額で純粋に儲けた金額のこと。粗利(あらり)と略して呼ぶ事が多い。例えば100円で商品を仕入れて1000円で売った際の粗利は900円になる。
アンテナショップ
商品やサービスなどを提示し紹介するための店舗・区画のこと。都道府県など各自治体が都心に開いているショップなどを指す事が多い。
案分(あんぶん)
案分(または按分)とは分配するものを数や規模などによって差をつけて振り分けること。
以下(いか)
該当する値を含むその値より下の値全部を指す表現。例として、20歳以下という表現は20歳を含んだ少ない年齢のこと。なお、20歳未満という表現の場合は20歳は含まれない。
育休(いくきゅう)
育児休業とは1歳未満の子どもを養育するために会社に申し出て、子どもが1歳になるまでの間育児のために取る休業のこと。
意思決定権者(いしけっていけんじゃ)
プロジェクトにおいて提案などに対して判断をし決定出来る人のこと。社長が行う会社もあれば、部署の上長やPMが決定出来る所もある。営業において意志決定権者にアプローチする手法が手っ取り早いとされるがアクセスが困難であったり、多くの場合はその前に部門の担当者が話を聞くことになるためその人を上手く納得させられるかが鍵となる。
以上(いじょう)
該当する値を含むその値より上の値全部を指す表現。例として、20km以上という表現は20kmを含んだ大きい数値のこと。なお、20km超え(る)という表現の場合は20kmは含まれない。
イニシャルコスト
イニシャルコストとは何らかの事業・プロジェクトを始める際に必要になる初期費用のこと。実際に運用が開始されるまでかかる費用全体を指す。⇔ランニングコスト
一両日中(いちりょうじつちゅう)
1〜2日の間のこと。明日まで、明後日までと言いづらい時(?)に覚えておくと便利な言葉。
イノベーション
イノベーション(innovation)は革新を意味する言葉で、何かを変革するようなサービスや製品などを指す際に使われる事が多い言葉。
イニシアチブ
イニシアチブ(initiative)とは主導を意味しそのまま主導権の意味で使われる用語。
今今(いまいま)
今のことを指す。今をより強調したい時などに用いられる不思議な言葉。
IAC(In any case)
ビジネス英語、メールなどでたまに見られるIACは、とにかく、取り急ぎという意味。
インセンティブ
インセンティブ(incentive)とは成績に応じて払われる報奨金のこと。ビジネスにおいては社内の成績に応じた給料とは別の報奨金のことを指す事がほとんど。一般社会でも使われる言葉。
インターフェース
インターフェイス(interface)は接点を意味する用語で、ビジネスとしては主に顧客との接点を指す言葉。またはWEBサイトやアプリにおける画面設計のことを指す事も多い。
インタラクティブ
インタラクティブ(interactive)とは主に対話型サービスのことを指す。一方通行で届けるサービスというよりはユーザー側からもアクションが起こせるのが特徴。
インバウンド
インバウンドは外から内へやってくるという意味だが、海外から日本にやってくる観光客のことを指す事が多い。LCCの発達や中国・東南アジア市場の成長などにより日本への韓国客は年々増加している。
インフルエンサー
インフルエンサーとは影響力の大きい人を指す言葉で、主にウェブやSNSなどインターネット上での存在感が大きい人やアカウントを指す事が多い。インフルエンサーは芸能人よりも親近感があるため宣伝など近年ではマーケティングにおいて注目されている。詳細:インフルエンサー
ウィンウィン(winwin)
ウィンウィン(win-win)とは双方にメリットがあること。ウィンウィンの関係、等。
Web会議(うぇぶかいぎ)
ITサービスを活用した会議のことでウェブミ(ウェブミーティング)と言われることもある。Web会議を行うために使われる代表的なソリューションとしてGoogleハングアウトやマイクロソフトのteams、Zoomなどがあり、それぞれのサービスを利用するとオンライン上で同時で多人数参加型のビデオ通話が行える。
打ち手(うちて)
現状を打破するために行う施策のこと。どちらかと言えば営業・マーケティングなどの戦略において使われることが多い用語。
裏紙(うらがみ)
半面を印刷済みの紙のこと。紙の節約のために社内で使われる資料は裏紙に印刷するなど工夫する会社が多い。複合機などにセットして使用するため裏紙を複合機のそばに積み上げているような現場もあり、その場合プライバシーやセキュリティの点からは非推奨になる。
売上高(うりあげだか)
企業がメインとして取り扱う商品やサービスなどの営業によって得た代金の総額を指す。
運用(うんよう)
実際に事業やプロジェクトなど仕事を行っていくことを指す。
営業利益(えいぎょうりえき)
企業が本業で得た利益のこと。売上の総利益から販管費を引いた金額が営業利益に該当する。
えいや
思い切って、を意味する不思議用語。よくわからないため躊躇している状況などで使われることが多い。例としてえいやで決めましたが、等。
エクスキューズ
言い訳のこと。どちらかというと意識が高い人が発する言葉に分類される。
エクセル(Excel)
マイクロソフトが開発・提供する表計算ツールで、社会人になると使う場面が多くなるツール。以前まではインストール型のアプリケーションとしてパッケージで買い切りで提供されていたが、近年ではOffice365のようにサブスクリプション型のサービスとしても提供され、こちらを導入している企業も増えている。
エコシステム
循環する生態系を表す言葉で主に自然環境などに使われる事が多い言葉だが、ビジネスシーンでも使われる事が多い。詳細:エコシステム
エスカレーション
引継ぎのこと。または内容を共有すること。内容は上位者への伝達になるが、相互の認識合わせの意味で使用しているケースもある。
NDA(秘密保持契約)
NDA(Non-Disclosure Agreement)とは企業が外部の組織へ業務を依頼する際、または外部の組織と協業して業務を行う際に、自社が開示した機密情報や業務で知り得た情報を第三者などの外部に漏らさないようにするために交わす契約のこと。
エビデンス
証拠、証跡のこと。キャプチャ画像や議事録のことを指すことが多いが主張を裏付けるためのデータのことを指すこともある。トラブってる状況を伝える際にはエビデンスを添付すると解決は早い(はず)
OEM
OEM(Original Equipment Manufacturer)は他社のブランドを製造すること、またはそうした受託業務のこと。詳細:OEM
OCR
OCRとは文字認識技術のことで、画像などに記された文字を識別しテキストに起こす技術を指す。複合機などでスキャンした文字データをエクセルやスプレッドシートに起こす試みが続いているがまだ精度が追いついておらず、むしろOCR機能を使って起こされたテキストの誤変換を探す手間が発生したりする。
オウンドメディア
自社の情報を発信するために公式のホームページとは別に設けた(主に)ブログ形式のウェブサイトのこと。インターネットで情報を集める人が増えており、集客チャネルとしても有効な施策だが、片手間など軽い気持ちで始めて成果が出ず、途中で頓挫するものも少なくない。
卸売(おろしうり)
メーカーや同事業者から商品を仕入れ、小売業者や準ずる販売会社に販売すること。またはそうした業者を指す。
OJT(On the Job Training)
OJT(おーじぇいてぃー)とはオン・ザ・ジョブ・トレーニングの頭文字を取った略語で、働きながら仕事を覚えることを指す。主に新入社員が研修のために様々な現場で働く事が該当する。
おしり
終わりの時間やタイミングを指す用語。時間軸を伝える際などに使われる。
オブザーバー
オブザーバー(observer)は観察や立ち合いを意味する言葉で、ビジネスにおいては決定権がない第三者として内容を把握して意見を言う人のことを指す。
オムニチャネル
店舗、HP、SNSなど単独では無く、複数のチャネルで販促広告を展開しそれぞれにシナジーを持たせて宣伝を行う戦略。
御社(おんしゃ)
あなたの会社を意味する言葉。同じ意味である貴社という言葉を使う所もある。⇔弊社
オンスケジュール
定時を意味する言葉で、予定が恙なく進行していることを意味する用語。オンスケと略して使ったりする。
か行
片手間(かたてま)
何らかの仕事をしながら他のことを行うこと。片手間になりますが、と一言断りを入れる事も。
ガッチャンコ
すべてを合体させること、まとめることを指す用語。
ガバナンス
管理・統治を意味する言葉で自社の管理体制、プロセスのこと。会社外においても団体や組織に対して用いられる用語で、会社においてはコーポレート・ガバナンスという呼び名が一般的。
鑑みる(かんがみる)
他と照らし合わせて考えると、を意味する言葉。便利な言葉かどうかは使い方次第。
閑散期(かんさんき)
業務や事業が忙しくない時期のこと。観光業など季節により需要と供給にバラつきがある業種で使われることが多い用語。⇔繁忙期
機会損失(きかいそんしつ)
チャンスなのにも関わらずリソースが足りず、その機会を逃してしまうこと。例としては客が来ているのに売る物が無い等。ビジネスに関わらず投資などの分野でも使われる言葉。
季節性(要因)
時期によって売り上げ等に影響が出る要素・要因のこと。
キックオフ
何らかのプロジェクトを始動させる時に用いられる事の多い言葉。キックオフミーティング等
競合(きょうごう)
市場において自社のライバルとなる対象(会社等)のこと。営業上で似たレベルの競合ということもあれば、存在感として競合するということもある。分析を行う際など競合調査をする機会は多い。
口利き(くちきき)
主に会社において役職の高い人の推薦のことを指す用語で、プロジェクトにおいて事業者などを選定する際に提案されることが多い。一般的にも使われる言葉で総じて決定権などを持つ有力な人が業者なども選定する時に使われることがある。結果が上手く運ぶかはケースバイケース。
クライアント
クライアント(client)とは顧客、お得意先のこと。クライアントから受けた仕事を行うことをクライアントワークと呼ぶことがある。
クラウドサービス
オンライン(インターネット)を通じたサービスの総称。GmailなどのGsuiteやDropboxなどグループウェアからLINEやSlackなどのSNS・コミュニティチャットツールまで。
グループウェア
グループウェアとはグーグル社が提供しているGoogle Workspaceやマイクロソフト社が提供しているOffice365、サイボウズ社が提供しているサイボウズOfficeなど、複数のアプリケーションをセキュア(高セキュリティ)な環境で使う事が出来る企業向け複合アプリケーションサービスの総称。
クロージング
クロージング(closing)とは(主に仕事・タスクを)終わらせること。または終わらせる方向に持っていくこと。
グロースハック
サービスを向上させるために開発を重ねて改善していくこと。改善に際してはユーザーの反応などを調べて最適化を図る。
グロス
グロスとは全体を表す用語で、いわゆるコミコミ、のこと。マーケティングなどの業界で用いられることが多い。
クロスセル
最初に商品を購入した方に続けて次の商品を購入してもらうように働きかけて売ること。マーケティング業界の用語。
KPI(ケーピーアイ)
Key Performance Indicatorの略語で直訳すると重要業績評価指標となる。短期間における数値化された目標設定のこと。
経常利益(けいじょうりえき)
企業が通常業務の中で稼いだ利益の事を指す。本業以外の収入であってもそれが毎年発生するような性質の収入であれば経常利益に合算される。
削り合い(けずりあい)
消耗戦のことで、低価格競争などが代表的な事象になる。何かを競いあっている者同士が質で競うのではなく、現状の蓄えをバックとして体力勝負に挑むこと。
ケツ
終わりの時間、タイミングのこと。おしりと同義。主に仕事の終わり時間(タイミング)などを表す際に使う事が多い。
コアコンピタンス
自社が持つ他社と差別化出来る独自のモノや技術のこと。
コアタイム
勤務時間をフレックスにしている会社において、最低限この時間には居て(または働いて)下さいという時間帯のこと。
語彙力(ごいりょく)
言葉の豊富さのこと。言葉やそれを活用した説明力を沢山持っていること。
子会社(こがいしゃ)
特定の企業に自社株式の50%以上を保有されている会社のこと。保有企業はその会社の議決権を50%以上有しているため意思決定を行うことが可能で、親会社と呼ばれる。なお子会社が株式を100%他企業に保有されている場合、その企業は完全子会社と呼ばれる。
午後一(ごごいち)
午後1時のこと。ミーティング時間等を提案する際に使いやすい言葉。
5W1H
Who(誰が)・When(いつ)・Where(どこで)・What(何を)・Why(何故)・How(どうやって)を表した標語で、何かを伝える際に伝わりやすくするために明確にすべき項目のこと。詳細:5W1H
骨子
骨子(こっし)とは、その対象の構造・仕組みのこと。骨組み、座組みといった言い方をする人もいる。言い方。
コミット
コミットメント(Commitment)の略語で積極的に関わることを指す言葉。パワーワードとしてフルコミットなどがある。
コモディティー化
コモディティー(commodity)化はブランドなど付加価値を持っていた商品の価値が薄れ、他の多くの類似した商品と大差のない商品になること。コモディティー化が進むと差別化が難しくなり低価格競争になる。
コンサバティブ
コンサバティブ(conservative)はコンサバと略して用いられることが多い言葉で、保守的な、という意味。守りに入っているというニュアンスで使われる。
コンシューマー
コンシューマー(consumer)とは消費者・購入者を指す言葉。頭文字のCを取って、トゥーシー(To C:対消費者)などと言うように使われる事もある。
コンセッション
コンセッション(Concession)とは大型施設などにおける店舗などの運営権を施設の管理会社とは別の会社が持つことを指す。
コンセンサス
コンセンサス(consensus)とは意見が一致して合意すること。例:コンセンサスを得るのが難しい等。
コンテンツ
情報の内容のこと。またはそれを表現した成果物のこと。動画コンテンツやウェブコンテンツなどのように使われる。
コンバージョン
成果を上げた数のこと、あるいは成果そのものを指す。購入や応募、申し込みなど使われる用途は業種により様々。ウェブなどの媒体ではCVと略して呼ぶことが多い。
コンペティター
コンペティター(competitor)は英語で競合、競争相手のことを指す言葉。
コンプライアンス
コンプライアンス(compliance)は法律、制度を守ることを指す言葉で、場合によりモラルを指すこともある。コンプラと略して呼ぶことも多い。法律を守ることだけに捉えている会社も少なくないが、意味としてはそれだけではなく社会の中で活動する上で守るべき倫理や道徳なども含まれる。
コンフリクト
コンフリクト(conflict)とは衝突や対立などを意味する言葉で、会社においてはそのまま部署・部門間の、または社員同士などの衝突を指す言葉。
さ行
サイロ化(さいろか)
サイロ化(silos)とは主に企業において他の部門との連携が無く業務が遂行されている部署・部門のことを指す。有用な情報が社内で共有されなかったり、特定の部門が力を持ってしまうなど経営層からすれば厄介な事象。他ではシステムの融通が効かず特定の業務しか行えない状態のことを指すこともある。似た表現として縦割りやタコツボ化、セクショナリズムがある。
昨対(さくたい)
昨対は昨年対比の略語で、そのまま昨年の実績と今年の成績を比較した数値のこと。
座組み(ざぐみ)
仕組みのこと。どちらかといえば単一のものではなく、複合的な要素が絡み形成されるものを指すことが多い。スキームとほぼ同じ意味。
刺さる(ささる)
対象者に対して十分に納得または理解してもらうこと。広告などマーケティング領域の人が使う事が多い。例:どういうコンテンツが刺さるか、等。
査収(さしゅう)
確認して受け取ること。何かを添付して送付する際にご査収くださいという表現で使うことが多い。
サステナビリティ
サステナビリティ(sustainability)は持続可能性のこと。例えばITサービスにおいては殆どのケースで時間と共に無料サービスに向かっていくが、その中でもサステナビリティを見出すことが重要とされる。サービスとして無償で行うと無理が蓄積してしまい、いつか金属疲労を起こしてしまうことから持続的なビジネスモデルを作るにはある程度金銭的なインセンティブを付与する事が重要とされる。
早急(さっきゅう)
すぐに、を意味する言葉で、そうきゅうではなくさっきゅうと読むが、どちらでも違和感なく伝わる。
ざっくり
おおよそ、大雑把に、などを意味する言葉。例としては、ざっくりいくら?等
サブスクリプションモデル
月額課金制ビジネスのこと。近年増加しているモデルでサブスクと略して呼ばれることも多い。初期投資を抑えられる点や契約期間中は最新版を使用出来る点、製品の買い切りではないため固定資産にならず経費扱いに出来るなど経理上のメリットもある。詳細:サブスクリプション
五月雨(さみだれ)
複数項目の順序を考慮しないこと。何かを伝える際には順序立てた方が相手に伝わりやすいが、順番を待っていては時間を要してしまったり、整えるために時間がかかってしまう際などには五月雨式に送ることがある。使い方の例としては、資料を五月雨式に送ります等
サマリー
サマリー(summary)は英語でまとめの意味。ビジネスでもそのままの意味で使われる。要点をまとめた資料のことを指すことが多い。
産休(さんきゅう)
産前休業と産後休業を合わせた用語。産前休業は出産予定日の6週間前(双子以上の場合は14週間前)から請求する事で取得出来る。産後休業は出産の翌日から8週間の間の就業できない期間のことで6週間(約1か月半)経過後は医師が認めた場合は就業可能になる。
サンクコスト
サンクコスト(sunk cost)は費やした金額や期間、労働などのうちに取り戻せない分のことを指す。サンクコストが障壁となって向上がこれ以上見込めない(と予想される)ものに執着してしまい、よりコストが積算されてしまうということが起こりやすい。ただし何を持って改善が見込めないと判断するかは非常に難しい点がこの事象を解決することの難しさになる。詳細:サンクコスト
参入障壁(さんにゅうしょうへき)
その事業に対し参入する際のハードルの高さのこと。参入障壁が高い場合は競争率が高くならず事業が安定し、逆に低い場合は他社が参戦しやすく競争率が高まることで利益を激しく奪い合うことになるため、結果的に事業は不安定になる。
CRM
CRM(Customer Relationship Management)は顧客管理のための手法のことだが、多くの場合それらを統括して管理できるITツール・サービスのことを指す。CRM単体を提供しているサービスもあれば、より広域なサービスの一部分としてCRM機能を提供するものもある。
CEO(シーイーオー)
chief executive officerの略語で最高経営責任者(実質的な社長)のこと。
COO(シーオーオー)
chief operating officerの略語で最高執行責任者のこと。自社の事業運営に関する決定権を持つ役職
G Suite(じーすいーと)
グーグルが開発しているコミュニケーションツールを始めとするグループウェアサービスのこと。Gmail、Googleカレンダー、ハングアウト、スプレッドシート、ドキュメントなど一般アカウントでも使用できるクラウドアプリを企業向けに提供するサービス。なお、G SuiteはGoogle Workspaceに名称が変更されている。
C to C(シートゥーシー)
Consumer to Consumerのことで消費者から消費者に対して販売すること。メルカリやヤフオクなど企業が直接関係しない一般の人同士のビジネスのこと。
GPS(ジーピーエス)
global positioning systemの略語で人工衛星を活用した位置情報測定システムのこと。営業には煙たがれることの多い技術。
シェア
Share、共有すること。
閾値(しきいち)
段階が変わる基準となる値のことを指す用語。
施策(しさく)
対策のこと。何らかの事象に対して対応する方法、やり方。せさくという呼び方が慣習として存在し、実際にせさくという言い方をする人もいるが誤り。
下請け(したうけ)
何らかの仕事の一部または全部を元請けの会社から請けること。下請け会社はその仕事を更に下請けに発注することも多く、その受けた会社は二次受けや孫請けと呼ばれる。
時短(じたん)
時間短縮の略語。育児などで時間を短縮し勤務する形式を時短勤務と呼んだりする。
失念(しつねん)
忘れること。または忘れてしまっていたこと、を意味する言葉。失念しておりました、は頻出語(?)
失礼させて頂いております
電話などで対象の社員が業務を終え帰宅したことを相手方に伝える際に使われることが多い言葉。一方で、この使い方は間違っており、退社という表現が正しいという意見もある。
シナジー
シナジー(synergy)は英語で相乗効果のことを指す用語。そのままの意味で使われる。
四半期(しはんき)
1年を3か月単位のに切り分けた場合の一つの期間のこと。第一四半期は最初の四半期、第二四半期はその次といった具合に第四四半期まで分類する。
島(しま)
部や課などを固めて机を配置している場合のその固まったエリアのこと。島単位で部署の位置が形成されているオフィスを島型オフィスと呼ぶこともある。
射幸心(しゃこうしん)
思いがけない利益など幸運を願う気持ちのこと。射幸心を煽る用語は飲食物などの製品パッケージからスパムメールまで様々な場面で確認することができる。
社内営業(しゃないえいぎょう)
社内の上司や同僚、場合により役員までに対して働きかけを行い周囲の自分に対する心証を良くすること。またはそうした行為のこと。
社内SNS(しゃないえすえぬえす)
企業が会社内での円滑なコミュニケーションの実現を目指して使用する事があるSNS型のオンラインツール。サービスは月額課金型の製品が多い。LineやFacebook、Twitterなどに似せた画面をベースとしたプロダクトが多いが、一方でLineをそのまま使用する企業やLine自体がエンタープライズ向けの製品をリリースするなど市場は混沌としている。
什器(じゅうき)
デスクや椅子、キャビネット(棚)などオフィス用の家具のことを指す。
週休3日制(しゅうきゅうみっかせい)
導入して欲しいもの。
宿題(しゅくだい)
持ち帰って検討したいことを指す言葉。またはミーティングなどで出たアイデアや、課題を修正する際の内容を指す。例:前回の宿題としては〜、等
シュリンク
シュリンク(shrink)は英語で縮小を意味し、使いかたも同様に小さくなる事を指す。例:市場がシュリンクしている等。
純利益(じゅんりえき)
経常利益から本業以外で得た一時的な利益や損失、または発生した税金などを全て差し引いたあとで最終的に手元に残った利益のこと。純利(じゅんり)と呼ばれる事も多い。
ジョイントベンチャー
複数企業による合弁会社のこと。主に2社がそれぞれ資金を出し合って会社を設立させ、共同経営を行う事が多い。どちらかの会社、または両社から出向で出向く社員がいる事が多く、それがどういう意味かは分からない。
ジョブ型雇用(じょぶがたこよう)
仕事に対して人を雇用するという考え方、またはそうした雇用形態のこと。何らかの仕事が生まれ、それに対して人を雇用するという方式。⇔メンバーシップ型雇用
進捗(しんちょく)
物事の進行状況のこと。項目で見る場合もあれば、%で表す事もある。社会人になるとかなりの頻度で使う事になる頻出用語。
スキーム
スキーム(scheme)は仕組み・枠組みという意味の言葉。座組みという言い方をする人もいる。
スケール
スケールは規模、大きさのことだが、何かを大きくさせることをスケールさせると言ったりもする。
スコープ
スコープ(scope)は範囲を意味する言葉で、そのまま範囲(内か・外か)という意味で使われる。IT系では珠に使っている人がいる。
ステークホルダー
利害関係者のこと。多くのステークホルダーが存在するプロジェクトにおいては、一見不要と見られるやり取りや調整なども重要になっていたりする。
スプレッドシート
スプレッドシート(Spread Sheet)はGoogleが提供している表計算アプリケーションでGoogle版エクセル。共有や他のGoogleサービスとの連携が容易で、またエクセルとの互換性も高く導入企業が増えてきている。オンライン環境下であれば他人と同時にシートが編集できるため、初めはビビる事が多い。
寸志(すんし)
少しの金銭や贈り物などのこと。お世話になった人や退職・異動される方に向け贈られることが多い。あるいは少ない給料やボーナスなどを嘆いて自虐的に表現する時にも使われる。
精査(せいさ)
詳細まで調べることを指す言葉。調べます、だと軽い時に使うと何かと便利な言葉。
成約(せいやく)
実際に購買や契約、応募など自社で設定した効果が発生すること。ウェブなどで使われる用語であるコンバージョンのこと。
セキュア
安全な、を意味する英語でそのまま安全なこと・もの・環境のこと。社内のネットワークなどを指す時に使われたり、ASPが売り文句としてセキュアな環境を構築しているといったように使われることが多い。
セクショナリズム
セクショナリズム(sectionalism)は社員が自身の所属するセクション(部門)ごとに固まってしまい、他の部門に対して関心が薄れる、または場合によって敵対するような状況になること。会社内における縄張り意識のこと。
セグメント
セグメント(segment)とはまとまり、かたまりのことを指す言葉。何らかの対象を特徴ごとに区分けしたもの。
折衝(せっしょう)
他の企業の相手との交渉を行い折り合いをつける事を指す用語。折衝能力というように使われる事もある。
潜在顧客(せんざいこきゃく)
自社のサービスの存在を知らない顧客層のことで見込み客の一つ手前の状態。厳密な定義は無いが潜在顧客の対象としては全く関係の無い(と思われる)人々ではなく、職業や立場などサービスに何らかの関連がある人たちが対象となる。
先方(せんぽう)
相手先、相手方という意味で使われる言葉。取引先を指すことが多い。
ソート
ソート(Sort)とは、データを何らかの規則性で並べ替えること。エクセルデータなど表計算ソフトを使った資料で用いられる事が多い言葉。
訴求力(そきゅうりょく)
相手に訴える力、表現力のこと。言葉や資料など営業から社内プレゼンまであらゆるシーンで使える言葉。
ソリューション
意味としては問題解決をすることになるが、それを行うシステムなどサービスのこともソリューションとして表現することが多い。
忖度(そんたく)
相手の状態や立場を勘案して配慮すること。基本的に立場が上の人に対して行われる。多いし辛いこと。
た行
大企業病(だいきぎょうびょう)
決定プロセスにやたら時間がかかる、与えられた仕事に執着し新しいことをチャレンジすることがない、ミスが問い詰められる、部署・部門単位でまとまり横の繋がりが少ないなど。ただし、明確な定義はなく組織が肥大化する中で多くのステークホルダーが生まれることが一つの要因と考えられる。
代替(だいたい)
変えること、差し替えることの意。だいがえと読む人もいるが正しくはだいたい。ただしだいがえも間違いではない。
ダイバーシティ
ダイバーシティ(Diversity)は英語で多様性を指す言葉で、主に雇用における機会均等を指す言葉として使われている。あるいは様々なタイプの人材を活用して会社の成長に繋げようとする考えのこと。働き方改革の話になると多く登場するキーワード。
ダイレクトマーケティング
電話やメール、またはFAXなどを使用して直接顧客に対して訴求すること。略してDMと表現することもあるがメールのことをDM(ダイレクトメール)と略して使うことも多くややこしい。
タスク
タスク(Task)とは割り振られた仕事のこと。複数の仕事を同時進行で行う形式をマルチタスクと呼んだりする。
叩き(たたき)
草案、ある程度形作った最初の企画のこと。叩き台にする物のこと。草案をある程度作り込むか大雑把に作るかはケースバイケースだが、総じて直しは嫌われることが多いため、自分の意見を大きく反映させた叩きを作れれば主張を強引に通しやすいかもしれない。
縦割り(たてわり)
上下に連携されていて横の繋がりが無い状態のことを指す言葉。例えば営業は営業チームで固まり、経理は経理で固まるなどし、かつそれぞれのセクションにおいてヒエラルキーが形成されることが多い。セクショナリズムという風にも言われ、それぞれの部門の利益最大化に動くようになり会社全体の意思決定の遅れなどをもたらしたりもする。
力技(ちからわざ)
頭を使わずに強引に行うこと。例として膨大な量の入力業務をひたすら手で打ち込む等。解決策がすぐにパッと思い浮かばない時などに行われる事が多い。
着地(ちゃくち)
最終的な結果を表す表現。着地見込みと言ったりする。
重複(ちょうふく、じゅうふく)
対象となるものが被ること、二重に存在する(してしまう)こと。読み方としてちょうふくなのかじゅうふくなのかしばしば論争になるが、現在ではどちらでも構わないという事になっているなんとも不思議な言葉。
直帰(ちょっき)
外出先から会社に帰社せずそのまま帰宅すること。何時に帰ってるかは分からない事が多い。
直行(ちょっこう)
会社へ出社せずに仕事現場へ自宅から直接向かうこと。何時に着いてるかは分からない事が多い。
TOB
TOB(Take Over Bid)は株式公開買付けと言われ、株式市場外にて不特定多数の株主から株を買い集めること、およびその制度を指す言葉。買い取り期間と株数、価格を広告して買い付ける。企業買収のため、MBOを行い非上場化するため等のために行われる事が多い。詳細:TOB
D2C
D2CはDirect to Consumerの略語で、生産者・提供者が直接消費者などに届けることを指す言葉。仲介が存在しないため手数料などがほとんど発生しないため利益率が高い。
ディスラプション
ディスラプション(Disruption)は破壊を意味する言葉で、口語としては余り使われずビジネス記事などで見かける表現。新しく登場した特定の企業や業界が、古く凝り固まった慣習や業界地図を塗り替えていくことを表現する時に使われる言葉。
定時(ていじ)
労働契約を結んだ際に設定した労働時間の終了時刻のこと。17時や18時などが慣例的に多い時間になる。
定性(ていせい)
数字で測れない物のこと。信頼等。
定量(ていりょう)
数字で測れる物のこと。データ等。
DX
デジタルトランスフォーメーション(Digital Transformation)のことで、既存のサービスや製品などをデジタルに変換させること。簡単に言えばIT化。頭文字を取るとDTになるが、英語圏ではTransをXと表現する習慣があることからDXという名称になっている。詳細:DX
デッドライン
デッドライン(Dead Line)締め切りの時間のことを指す。英語でも同様にdead lineと言われる。終わらせてくださいよという含みが混じる言葉なのは万国共通。
テレカン
テレカンはテレフォンカンファレンス(telephone conference)の略語で電話会議のこと。テレカンでは電話回線を使用して複数拠点を繋ぎミーティングを行う。現在ではWEB会議が主流になりつつあるが、映像をオフにした状態など実質的にテレカンのような状態でWEB会議を行うことも多い。
テレワーク
テレワーク(telework)は情報通信機器やサービスを活用することを指す言葉の一つで、自宅やサテライトオフィスなど場所を問わず柔軟に働くことを指す。働き方改革の一種として語られる事が多いが、セキュリティや労務管理の観点から導入に抵抗する人も多い。同義語としてリモートワークなどがある。
ドアトゥドア
ドアトゥドア(Door to Door)は家の玄関を出てから会社に入るまでの時間のこと。家から駅までの時間と駅から会社までの時間がかかる人も多く、仕事においては通勤時間を伝えるために、電車に乗っている時間ではなくドアトゥドアで表現する事も多い。ドアドアと略して言うことも多い。
取り急ぎ(とりいそぎ)
とりあえず、の意。とりあえず、だと失礼な(と考えられる)場面で多用される言葉。
トップダウン
上層部が考えた指令を下が実行すること。ボトムアップとどちらが良いかは常に対比される。
トンマナ
トーンアンドマナーのこと。テイストを合わせること。デザインのイメージを合わせる時などに使用する事が多い。
な行
ナレッジ
ナレッジ(knowledge)は知識の意味だが、使われる用途としてはその情報を皆で共有することを指す用語。主に良い情報を社内で共有することを指して使われるケースが多い用語。
なるはや
なるべく早く、の略語。英語ではASAP(as soon as possible)と略して使う事が多い。頻出語。例:なるはやでお願いしても良いですか?等
ニッチ
ニッチは隙間の事を指す言葉で、余り人気の無い領域のこと、又はまだそこまで注目が集まっていない小さな領域のことを指す。例:ニッチな作業。ニッチな商売。
人月(にんげつ)
一人が一か月働いたとして必要な工数のこと。主に営業日単位で計算する。
ネゴシエーション
ネゴシエーション(negotiation)は交渉のことを指す用語。ネゴると言ったりもする。
根回し(ねまわし)
何かを実行する際に上司・重役などに事前に周知しコンセンサスを取ること。プロジェクトに関係無いが影響力を持つ人に対して行う事を指し、話を伝えておかなかったために後々誤解などが生じないようにするための行為。
は行
バーンレート
バーンレート(Burn Rate)は会社が運営するために必要な1ヶ月の金額のこと。
働き方改革(はたらきかたかいかく)
ITを活用して効率的な働き方を推進していくこと。インターネットで会議を行ったり、自宅やサテライトオフィスで業務を行ったり、あるいはフレキシブルな出退勤制度を取り入れたりなど。
ハック
ハック(Hack)とは内容を知る人が行う改変のことを指す言葉。いわゆるハッキングと呼ばれる言葉から連想される、他のコンピューターを乗っ取る行為は正しくはクラッキングと言う。特にIT・マーケティングの領域においてよく見かける用語。
バックキャスティング
バックキャスティング(Backcasting)は未来のある地点において成し遂げたい目標を設定して、その目標のために今何をするかを逆算する手法、あるいはそうした考え方のこと。⇔フォアキャスティング
バックトラッキング
営業において相手の話す内容に対して上手く相槌を打つこと。オウム返しに近いが悟られないテクニックが腕の見せ所。
バッファ
バッファ(buffer)とは予備期間のこと。主にプロジェクトの進捗がトラブルなどによって遅れる事をあらかじめ想定して設けられる事が多い。
パブリッシャー
パブリッシャー(Publisher)は出版社や発行社を意味する言葉で、書籍などを発行する事業社のことを指す。現在ではWEBを活用した媒体が多くなって来ているため、その場合はサイトを運営する企業のこと。
ハレーション
ハレーション(halation)とは周囲へ及ぼす悪影響のこと。例、**が原因でハレーションを起こしている。
パワーバランス
力関係のこと。他との関係性において使われることが多い。
繁忙期(はんぼうき)
業務や事業が忙しくなる時期のこと。⇔閑散期
汎用的(はんようてき)
様々な用途に幅広く使えること。適用範囲が広いことを指す言葉。
PM(ピーエム)
プロジェクトマネージャーのこと。そのプロジェクトにおける統括責任者のこと。
PJ(ピージェイ)
プロジェクトの略語。
PDCA(ピーディーシーエー)
Plan, Do, Check, Actionのそれぞれの頭文字を取った言葉で業務改善のサイクルのこと。Planは計画、Doは実行、Checkは確認・評価、Actionは改善にあたりこれを順番に行っていく。詳細:PDCA
B to C(ビートゥーシー)
Business to Consumerのことで企業から消費者に対して販売する一般的なビジネスのことでB2Cと表現することもある。またはトゥーシーと略して言う事もある。
B to B(ビートゥービー)
Business to Businessのことで企業から企業に対して販売すること。企業向けのビジネスのことでB2Bと表現することもある。またはトゥービーと略して言う事もある。
ビジネスモデル
対象となる商売を成立させる型のこと。似た言葉にスキーム(枠組み)がありビジネススキームと呼んだりもする。
雛形(ひながた)
たたき台のこと。雛形を良い物で作ると評価が上がる(?)
ファクト
ファクト(fact)は事実のことで、そのままの意味で使われる。事実確認をすることをファクトチェックということもある。
フィードバック
改善点・ミス等を報告すること、従業員から行うこともあれば、サービス業などでは顧客からもらう事もある。
フィックス
フィックス(Fix)は終わらせること。終了させることを指す用語。
フェーズ
段階を表す言葉。
FYI(For your information)
参考までにという意味。英語のメールなどで用いられる。
フォアキャスティング
フォアキャスティング(Forecasting)は過去・現在のデータなどに基づき、傾向などを元に近い将来に目標を立てて現状を少しづつ改善し続けることで目標を達成するやり方、またはそうした考え方のこと。特にマーケティングなどで基本となる考えの一つ。⇔バックキャスティング
複合機(ふくごうき)
コピー、スキャナー、FAXなどの機能を兼ね備えた機器のこと。いわゆるコピー機に複合的な機能を併せ持つ機器を指す。
フック
Hookは引っ掛けると言う意味を持つ言葉で、そのまま顧客などをいかに引っ掛けるかと言う意味で使われる。主にコンバージョンに到るまでのプロセスにおいて打つ何らかの施策の意図を指す時に使われることが多い言葉。
プッシュ
もう一押しすること。例としてはメールの返信が無い時、商談で相手が迷ってそうな時にもう一押しすること。このスタイルの営業手法をプッシュ型と呼ぶこともある。
プライオリティ
優先順位のこと。仕事が多岐に渡る部署や人は優先順位づけは必須なスキルになる。
ブラッシュアップ
再修正をかけること、磨くこと。資料、成果物、文章などあらゆるものが対象になる。ただし、どこからどこまでが対象になるか定めらないことも多く、行う際は見極めや判断力が必要になる。
プラットフォーム
プラットフォーム(platform)とは台を意味する言葉で、そこから転じて何らかの土台・ベースなるものを指す。ビジネスにおいては何らかのサービスの土台を提供しているものを指すことが多く、そのプラットフォーム上で利用者がサービスに応じてやり取りを行う。詳細:プラットフォーム
フリーアドレス
フリーアドレスとは会社における固定席を決めないスタイルのこと。荷物はロッカーに保管するスタイルが一般的でオフィスの好きな位置で作業に取り組めるが、電話の取次など外部との対応がある部署は動けなかったりする。働き方改革の一つとして語られる事が多い施策。
プル
プル(pull)は引くという意味で、電話やインターネット経由での申し込みなど相手から受ける形で成約を獲得すること。そうしたスタイルの営業手法をプル型と呼んだりする。理想。
ブルーオーシャン
競合が少なくチャンスがある場所・領域のこと。⇔レッドオーシャン
ブレスト
ブレインストーミングの略で、否定は一切行わず複数人で自由に案を出し合うこと、またはそれを前提としたミーティングのこと。
プレゼン
発表すること。主に資料を用意して提案する事。
プレゼンス
プレゼンス(presence)は影響力を意味する言葉で、そのままの意味で使われる。市場、政治などの場面で使われる事が多い。
フレックスタイム制
フレックスタイム制は、従業員が労働時間を決定出来る制度のことで、出勤時間や退勤時間などを各自で設定できる。導入にあたっては規定を決定した上で労使交渉が必要になる。その時間の間であればいつでも構わないフレキシブルタイムとその時間は必ず労働しなければならないコアタイムの2つを用いている導入企業が多い。
プレミアムフライデー
2017年に国・経済界などが提唱した個人消費を喚起するために月の最終金曜日の勤務を15時で終了する事を奨励したキャンペーンのこと。
フロー
業務、作業、申請など、一連の流れのことを指す言葉。流れを矢印と分岐図で表現したものをフローチャートと呼び、状況を把握する上ではあると便利。
フローチャート
作業工程の流れを示した図のこと。四角と線とひし形などで表現する分岐で表現される。上から下、左から右に要素を配置していく。
プロダクト
商品・製品のことで、主にメーカーなどが開発している自社製品やIT企業が開発する自社サービスなどを指す。
プロダクトアウト
商品を提供する側、作り手の視点から考えること。顧客のニーズではなく提供側が良いと考えるものを売るという発想のこと。⇔マーケットイン
プロパー
プロパー(proper)とは生え抜きのこと。その会社に新卒で入社しそのまま歴を重ねている生え抜き社員を指す事が多い。
ベータ版(べーたばん)
ベータ版(β版)とは本番をリリースする前の最終段階にあるバージョンのものを指す。近年ではこのベータ版を先にリリースしバグやエラーを修正を行いながら開発・改善を図る手法(アジャイル)が増えている。
ペイ
pay、は英語で支払いを意味するが、どちらかというと採算が合う又は合わない際に使われる事が多い用語。ペイできるか、ペイするか、など。
弊社(へいしゃ)
私たちの会社の意味。当社や私どもという言い方を使う所もある。⇔御社
ペライチ
「ペラ」っと「イチ」枚の略語で、紙一枚のみの資料や1ページだけで完結するウェブページ(LP)などの簡単なモノのことを指す言葉。
ペルソナ
対象者のこと、どちらかといえばマーケティング領域の用語で、対象とする客・ユーザーの属性などを表現する際に使われる事が多い。
便宜上(べんぎじょう)
その方がとりあえず都合が良い、ということを意味する用語。例:この資料では便宜上クライアント名をA社としています等。
ベンダー
ベンダー(vendor)は販売者を指す言葉で、そのまま製品・サービスなどを販売する会社の事を指す用語。製造している企業の事はメーカーと呼ぶことが多い。
ベンチマーク
比較する指標のこと。プロジェクトなどで目標を設定するための対象のこと。どちらかと言えば対象物はリアリティのある競合他社などを設定する時に用いる用語。
ペンディング
ペンディング(pending)とは保留のことで、プロジェクトや作業を一旦止めること。そのままお蔵入りになる事も多い。
ホールディングス
ホールディングスとは持ち株会社を意味する言葉で、事業自体は行わず、事業を担当している子会社の株を保有し戦略立案や意思決定などを下す会社のこと。ただし事業持株会社という形態を取る企業もあり、その場合持ち株会社が事業運営を行っている。
ほうれんそう
報告、連絡、相談の頭文字を繋ぎ合わせた用語で会社員の行動指針の基本とされている。報連相と並べて表記すると標語にも見えてくる言葉。
ボトムアップ
下から意見を投げて上層部がそれを反映させること。難解。⇔トップダウン
本ちゃん(ほんちゃん)
本番環境または仕様のこと。サービスを提供するシステムは本番環境とテスト環境(場合によりさらに多く)を用意して運用を行うケースが多く、テスト環境でチェックを行い問題が無いことを確認したのち本番環境に反映させる手法を取る所が多い。
ま行
マーケットイン
市場において何が求められているか探り、そのニーズに沿って商品やサービスを開発すること。⇔プロダクトアウト
マージン
マージン(margin)とは仲介(中継)手数料のこと。
前株(まえかぶ)
前株とは会社名が株式会社~という名称を指す。主に領収書などを記入してもらう際に聞かれる事が多い。~株式会社の場合は後株(あとかぶ)と言う。
巻き取る(まきとる)
仕事や業務などを他の人が変わりに対応すること。引き継ぎがどちらかといえば退職や異動などにより計画的に対応することに対して、巻き取りは業務量が多すぎて対応出来ない際などに緊急的に引き受けるという意味合いが強い。マーケティングなどの業界において引き取りと同じ意味で使われる。
マスト
必ずを意味する言葉。主に必ず守らなければならない期限を伝える際に使われたりするが内心バッファを見ていたりもする。マストかどうかはケースバイケース。
マター
担当、責任のことを意味する言葉。開発マタ―、営業マターなど。
マッシュアップ
何かと何かを組み合わせること。どちらかと言えばそれまでは全く交わらなかったモノ同士を組み合わせて新しいものを生み出すような意味。
マトリクス(表)
列と行で表現される、いわゆる表のこと、その総称。
マネタイズ
マネタイズはMonetization(収益化)を略した言葉で、事業やサービスなどをお金に換えて儲けられるようにすること。またはそれを目的とした仕組みそのものを指す言葉。
まるっと
全部ひっくるめてという意味。例:まるっとコピーして作っておいて(全部コピーして)等。
マンパワー
人手のこと。人力と表現することもある。
ミーティング
打合せ、会議のこと。MTGと略して使われる事もある。できるだけ減らしたいもの。
見える化(みえるか)
数値化すること又は視覚的に理解しやすくすること。IT化を進めると多くのデータを集めやすくなり、用紙に記入してもらうなどの従来の方法で集計する手間が少なくなるため、見える化しやすくなる。
見込み客(みこみきゃく)
将来的に顧客になりそうな人・法人のこと。似た言葉に潜在顧客があるが、違いは見込み客は既に自社などのサービスや商材を認識しており、潜在顧客はまだ認識していない相手が対象となる。
メンター
サポートする人のこと。主に新入社員教育などの際に新しく配属された人に付く年次の近い上司のこと。先輩という意味の言葉であるエルダーという略称を使うところもある。
メンバーシップ型雇用(めんばーしっぷがたこよう)
人に対して仕事を用意して割り当てる手法、またはそうした雇用形態のこと。日本における一般的な雇用形態になる。⇔ジョブ型雇用
モジュール
特定の機能が成立するまとまりのこと。建築業界やIT業界などもの作りにおいて使われている用語だが、ビジネスにおいても使われることがある。
持ち帰り(もちかえり)
その場で答えが出せない事柄に対して、一旦保留にすること。交渉時などに提案者が顧客から受けた相談に対して即答出来ない時などに使われる用語。
元請け(もとうけ)
何らかの仕事を発注主から直接受ける企業、あるいはそうした契約のことを指す。一次請けとも言う。
揉む(もむ)
製品やアイデアなどを再考すること。
や行
ユニークユーザー(UU)
主にウェブサイトにおける実際の集客人数のこと。PVは一人のユーザーが複数ページを閲覧すると加算されていくため、人数にフォーカスを当てる場合はUUが重要な指標になる。
よしなに
よろしく、を意味する言葉。それっぽく使いたい人が使う不思議なビジネス用語。
ら行
ランニングコスト
月の人件費なども含めた全固定費用のことを指す。⇔イニシャルコスト
リーチ
訴求することまたは届けること。ユーザーにリーチする、などのように使われる言葉。
リードタイム
発注から納品までにかかる期間のことを指す用語。
リードナーチャリング
相手の状況や立場に応じてアプローチを変えて顧客にするマーケティング手法の一つ。
リカーリング
リカーリング(Recurring)とは繰り返されるという意味で、ビジネスにおいては継続的に収益を上げられるようにすること、またはそうしたビジネスモデルのことをリカーリングビジネスと呼ぶ。サブスクリプションとの違いはサービス単体を指すだけではなくリカーリングビジネスの場合、消耗品や次世代への乗り換えなど関連サービスも含めたものとなる。
リスケ
リスケジュールのことで、もともと予定してあったことの日時を改めること。場所・場面によっては頻出用語。
リソース
資源を指す言葉で、人的資源や物的資源などを総称した用語。
リテンション
リテンション(retention)は保持、留めるという意味で、主に顧客や優秀な人材を保っておくことを指す用語。
リプレース
リプレース(replace)はものを入れ替えるという意味の言葉で、何かと何かを置換すること。エクセル等での資料作成の時から社内のIT機器の話まで様々なシチュエーションで活用される事がある言葉。どちらかと言えばIT業界。
リマインド
確認用の知らせのこと。会議日当日の朝または前日などにメールや各種連絡用のツールなどで周知すること。
リモートワーク
自宅やその他外出先などで業務を行うこと。テレワークと同義。詳細:リモートワーク
稟議(りんぎ)
業務において何らかの費用が発生する場合や重要な議題などを決する場合に上の役職の方の許可を取ること。所定の稟議書類を提出して上に回してもらう形式が多い。また現在では稟議システムなどで対応するケースも増加している。
ルーチン(ルーティン)
定例化・定型化すること。常に行う必要がある決まり切った業務のことをルーチンワークと言ったりする。
レジュメ
何らかのテーマに対してまとめた資料のこと。
レッドオーシャン
多くの競合がひしめいていてチャンスが少ない場所・領域の事を指す用語。主に市場などを指す時に用いられる言葉。⇔ブルーオーシャン
レベニューシェア
レベニューシェア(Revenue share)とは企業間などで提携を組んで事業を行い、得られた収益を事前に設定した割合で分け合う事。またはそうした契約のこと。提携する内容はプロジェクトにより様々な形があり得る。
ロードマップ
あるプロジェクトや製品のリリースまでの予定や工程を時系列と共に表した資料のこと。
ロールモデル
目標とする指標・対象のこと。似た意味の言葉であるベンチマークとの差異はベンチマークが競合他社などを指す事が多いのに対してロールモデルは、より格上のものを対象とする事が多い。
ローンチ
発表・公開すること。どちらかといえばIT系業界かつイケイケな会社は使いたがる傾向にある。
ロジカルシンキング
論理的思考力のこと。相手に伝えやすくするためには順を追って論理的に説明すると伝わりやすいとされるが、結論だけ知りたいという人もいるため、結局相手による。但し自身が何かを理解する際には役立つため、身につけておくと便利なもの。詳細:ロジカルシンキング
わ行
ワーク
仕事、業務のこと。
WBS
WBS(Work Breakdown Structure)とはプロジェクトの作業内容を必要な要素ごとに分け、それぞれを階層的に表現したもの。
割り印(わりいん)
契約書など、重要書類が2つ以上ある場合にそれぞれの用紙に跡が残るよう跨った形で押印すること。